東京はすっかり春の陽気のようですね。もうシャツ姿で丁度良いくらいだそうです。
うちの近所も昨日の暖かさで梅の花が咲いたのですが、今日はまた冬に逆戻り。
気づけば2月もあと数日。ちゃんと三寒四温の季節になっているんですね。
さて、今日のトピックは「ふたつの自己主張」です。
あなたは自己主張に二種類あるということを聞いたことがありますか?
日本語で「自己主張」と書くと、何かとても強い言葉、という印象があります。
「自己主張が強い」といえば、どちらかというとネガティブなイメージ、他の言葉なら「我が強い」「強引」というような感じでしょうか。
しかし逆に自己主張がない、となれば、それもまた問題で、その人がどんな人で、いったい何を考えているのか、望んでいるのかも知ることが出来ません。
まず「自己主張」とは、自己表現の一種であることは間違いありません。
ですから「自己主張」がネガティブなものというのは基本的な誤解を含んでいます。
その誤解を生む原因は、自己主張の目的が、本人のエゴを通す事になっている場合、つまり「ワガママ」と周囲に感じられることが、ネガティブに受け取られるかどうかの分かれ目になっているように思われます。
そこには、他者否定や、攻撃的な要素が含まれていることが多く、それがよりネガティブなイメージを強化しています。これがひとつめの「自己主張」です。
では一旦、ここで整理してみましょう。まず、
・「自己主張」とは「自己表現」の一種である。
・だから「自己主張」とはけっしてネガティブな行為ではない。
・しかし「自己主張」と「ワガママ」は同じものではない。
ということになります。
では、ふたつめの「健全な自己主張」の表現とは、いったいどんなものなのでしょうか?
「自分のことを考えるが、相手の気持ちにも配慮する自己表現」。これをアサーション(より良い人間関係を築くための、自分も相手も大切にした)自己表現法と言います。
それは「自分もO.K、相手もO.K」という二元論を離れた価値観であり、
* 正直
* 率直
* 積極的
* 自他尊重
* 自発的
* 自他調和
* 自他協力
* 自己選択で決める
* 歩み寄り
* 柔軟に対応する
* 自分の責任で行動
などを特長としていると云われます。
日本人は往々にして、「自己主張」を苦手とする人が多いように感じます。
しかし人生を豊かに生きるためには、自己理解、他者理解、そして相互理解が欠かせません。
そのためにもアサーションな自己表現を身に付けたいものです。