この数年、歴史ブームだそうで。
日本人が日本の歴史に関心を持つことは、とても素晴らしいですね。
「坂の上の雲」、「龍馬伝」、NHKの存在価値を感じます。
わたくしたちは、歴史上の偉人から学ぶことが多くあります。
それこそが、読書の価値、と云っても過言ではないかも知れません。
「愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
という言葉がそれを示していますね。
しかし昨今の日本を見ていると、反面教師ばかりが目についてしまい、とても残念な気がします。
今もJALの経営問題が毎日取り沙汰されていますが、その中には、「銀行団に対して数千億円の債務免除を申し入れ」という記事がありました。
これは過去にも大企業などの経営危機の時には、必ずといっていいほど目にする記事です。
しかしわたくしたちは子供の頃から
「借りたものは返す」
と親から教わってきました。
また、
「嘘をついてはいけない」
とも教わりました。
日本で知らぬ人のないような大企業や、政治家、特に一国の長ともあろう人が、親から十億円以上のお金を貰い、納税せずに「分かりませんでした」ということがまかり通る。
これではまるで、「バレなければ何をしてもよい」と教えているようなものです。
こんな大人が権力の渦中にあっては、一体、誰が日本の若者たちに物事の善し悪しを教えるのでしょうか。
年末に、親しくしていただいている衆議院議員の方とお話する機会がありました。
その時に、国あげて「社会人教育の機会を作った方がよいのではないか」というお話を差し上げましたが、その議員さんは「政治の力では無理です。一燈照隅で一緒にやって行きましょう。」と言われてしまいました。
百歩譲って、現状それも仕方ないのかも知れません。
自分で出来ることをして行こう。
今、自分で出来ること。
自分の背中で示すことで、一燈照隅を生きたいと思います。