昨日は、山崎拓巳さんをお招きして講演会を主催させていただいた。
会場は満席。来ていただいた皆さんには心から感謝である。
山崎さんの講演は、彼の作った映像からスタートした。
4分間、ステージ上の巨大な画面に、彼が撮影してきたアジアの子供達の
笑顔が次から次へと映し出され、バックではキマグレンが激しいリズムに
メッセージを乗せて伝えている。
その映像の終盤には、「人は死に向かっている」という事実に向き合うべく、
彼のメッセージが文字で描き出されていく。
「受け入れられない」
「受け入れられないなら、いっそ」
「あきらめてしまおう」
誰もが避けられない「死」を「受け入れる」のではなく、「あきらめる」と
語る山崎さんのメッセージ。
そこにはある種、「武士道は死ぬ事と見つけたり」という文言に通じる、
潔ささえ感じさせる空気が伝わってきた。
そうか、山崎さんはこういう心持ちで、毎日を生きているのか、と感じる。
そして一時間半の講演はあっという間に過ぎていく。引き込まれる観衆。
終わりの時が来て、参加者はロビーに出て、次々に山崎さんの著書を買い求め、
サイン会へと進む。
あっというまに、300冊の用意された本が完売してしまう。
山崎さんはいつ終わるとも知れないサインを、ひとりひとりに書き続けている。
主催者の悲しさで、本編をゆっくり聞く事の出来なかった私には、あとで
素晴らしいご褒美が待っているとは、 まだその時には思いもよらなかった。
続きます。