先日、夫婦+愛犬で初めて栃木県の那須に行ってきました。
宿泊先は、家内の友人のご厚意で、那須御用邸に隣接する会員制のリゾートです。
うまくペットルームの予約がとれたので、月初が私の誕生日だったこともあり、
家族で出掛けてみました。
2時間半ほどのドライブでしたが、終わりかけの紅葉を眺め、シーズンオフの
リゾート地に到着。本当に人が少なく、トップシーズンの賑わいの雰囲気も
ないほどでした。
しかしそれが幸いして、静寂に包まれた自然の環境は最高で、特に今回、その
良さを実感できたのは「温泉」でした。
私は元来、あまり大勢で入る温泉というスタイルになぜか抵抗があり、旅先でも
部屋の内風呂で済ませてしまうこともあるほどだったのですが、今回はほぼ貸切
同然だったこともあり、温泉の何たるかを満喫してきました。
大浴場の大きさを何に例えたらよいのかわかりませんが、浴槽は2つに分かれて
いて、ちょっと疲れを感じていた私は、何も考えず、マッサージ効果のありそう
な、泡立っている浴槽に引き込まれるように入りました。
しばらくその泡に身を委ね、寛いでいたのですが、ふと見ると、隣の浴槽が温泉
で、こちらは沸かし湯だと気づきました。
改めて温泉に入り直すと、ぬるめの温度も心地よく、それでいて沸かし湯よりも
温もりが身体の芯までじんわりとしみてくる感じが伝わります。
隣り合った浴槽にもかかわらず、人の作ったものと自然のものではこんなにも
違いがあるものか、と人の力の及ばぬことを正に身をもって感じさせられました。
そのあとは露天風呂に移り、夜空を楽しみました。
ちょうど上弦の月とたくさんの星が、高原の木々の間から輝く様子を眺めながら
いにしえの人達が自然から癒しを得ていたことを体感した旅でした。