前回の記事 “ムンちゃんが旅立ったこと ” のつづき
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どんな形でもいいから、もう少しそばに居て欲しい…
という思いからムンちゃんは火葬する事にしました。
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どうしても火葬場まで一緒に行きたかったので、できるだけ近い
火葬業者さんをネットで調べました。
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車は普通のバン。喪服をきた男性が2人でお迎えにきました。
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とても丁寧に挨拶をしていただき、一通り説明を受けた後、
「それではこちらにムンちゃんを…」と
棺桶代わりの箱を手渡されました。
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その間に葬儀屋さんは簡単な祭壇を作ってくれています。
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箱にはウッドチップが敷かれていました。
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ムンちゃんには少し大きい箱で、中央に寝かせてあげると
何だかさびしくて…
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「ムンちゃんの周りをお花で可愛くしてあげてもいいですか?」
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「もちろんです」
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私と息子は涙で見えない目を肩でこすりながら、ムンちゃんのために
飾っていたお花をひとつひとつ切り取って…
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「ありがとう…」
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「ごめんね…」
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「うちに来て幸せだった?」
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「お花とっても似合うね…」
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「すごく可愛いよ…」
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「うちの子になってくれて、本当にありがとう…」
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「本当にごめんなさい…」
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などと言いながら、ムンちゃんの周りに飾っていきました。
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その時の写真です。見たくない方はとばしてくださいね。
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ムンちゃん薄いピンク色だから、お花のピンクと同化してしまって
分かりづらいですね。
一応なんですが、こんな感じです。
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本当に可愛いな(ノ_-。)
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用意していただいた祭壇でお線香をあげ、ムンちゃんが天国で
幸せに暮らせるように祈りました。
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支払いを済ませ、出発の時…
(ちなみに料金は12000円とお2人に1000円づつ包みました)
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申し出れば当たり前に火葬場まで一緒に行けると思っていたのに、
「ハムスターの火葬は、残念ですが
当社ではお連れできません。」キッパリ…
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(°Д°;≡°Д°;) うそーーーーーっ!!
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「嫌です。どうしても一緒に行きたいんです。
火葬場がどんなでも構いません。 お願いします。」
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「申し訳ありません。」キッパリ…
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お世話になるわけだし、これ以上揉めるわけにもいきません。
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料金安いし、きっと連れて行く火葬場が、ワンコニャンコちゃんとは
違うんだろうな。どんなトコなんだろう…不安過ぎる((>д<))
この葬儀屋さん大丈夫なのかな??
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急に不安で胸がいっぱいになりました。
いろんな噂を聞きますから…。
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「ではムンちゃんのこと、宜しくお願いします。」
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何とか思いを留めて、涙涙のお見送りをしましたが…
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黒ずくめの知らないおじさんが、ムンちゃんを連れていってしまう。
戻ってくるときはムンちゃんの姿ではなくなってるんだ。
それよりムンちゃん、ちゃんと戻ってきてくれるのかな??((>д<))
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「待ってくださーい!!」
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私と息子は泣きながら追いかけました。
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「もう一度、もう一度だけムンちゃんに会わせてください!」
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蓋を開けてもらい、ムンちゃんにいっぱいいっぱい
ごめんね!と ありがとう!を言いました。
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そして葬儀屋さんに「大丈夫ですよね!!」と強く確認しました。
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「お任せください。」
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ここまできたら、もうお任せするしかありませんでした。
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居ても立ってもいられない時間が過ぎて、3時間くらいだったかな?
小さな小さな骨壷を持った葬儀屋さんが戻ってきました。
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最初の時はとても丁寧な対応でしたが、この時は骨壷を手渡すと
軽く挨拶をして足早に去って行きました。
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ムンちゃんの骨壷です。高さ12cm~13cmくらい
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私と息子は扉が閉まった瞬間…同じ気持ちでした。
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目を合わせるのと同時に、骨壷の袋を開けようとしてました。
「ムンちゃん。こんなことしてごめんね。
でもどうしてもムンちゃんに会いたいんだよ。
ムンちゃん!ごめんね。ムンちゃん!ムンちゃん!」
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ところが接着剤でとめてあるのか、くっついていて簡単には
開きませんでした。
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絶対あやしいよ…
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完全に我を忘れていました。
「ムンちゃん!ムンちゃん!ムンちゃーん!!」
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なんとか袋を開けると、今度は骨壷がキッチリ袋にハマっていて、
なかなか引き出せないんです。
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蓋の部分もこれでもかって言うほどセロテープでぐるぐる巻きにされて、
ビクともしない。
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絶対に絶対にあやしい((>д<))こんなに頑丈にする必要ある??
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それでも、ムンちゃんに会いたい一心でようやく開ける事ができました。
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ムンちゃん、居ました・°・(ノД`)・°・よかったよ~
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ムンちゃんがお骨になってしまった悲しさよりも安堵感で
涙が止まりませんでした。
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良くして頂いたであろう葬儀屋さんも信じず、こんな事をしてしまって、
許される事ではないと思いました。
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「本当にどこまでも嫌がらせばっかりのママだね。
どうしてもムンちゃんに会いたかったんだよ。
ムンちゃんがそばに居てくれるだけで幸せなんだ。
本当にごめんね。もう少し一緒に居てね。ありがとう。」
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骨壷の前にフサフサが付いているんですが、お線香をあげる時
ムンちゃんとお話ししながらそこをナデナデするコムコンに…
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息子:「それ、ムンちゃんじゃないよ( ̄_ ̄ i)」 (←当時小3)
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ほっとする瞬間でした。
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随分と非常識でヒドイ事をしてしまいましたが、ムンちゃんと一緒に
居られると思うと、ほんの少し元気が出ました。
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よし。今年も頑張るぞーーーーっ!! (←完全に空元気
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2007年1月7日の事でした。
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「ムンちゃんが旅立ったこと」…完
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