キャンピング車と人生

近年、
街で見かけることが増えてきた
キャンピングカー。
普及に伴って
「週末に郊外へ」といった
本来の使い方に加え、
住まいの一部としての
可能性に着目する動きが出てきた。
※日本経済新聞より
▼何年も前から
TVや雑誌、ネット等の影響で
益々人気が加速している感のある
キャンピングカー。
僕の身の回りでも
キャンピングカーに憧れ
話に夢中になる人に
出会うことが多くなった気がする。
一説には某有名人が紹介し
各地を巡る番組が人気となり
ブームに火が付いたとも。
今後キャンピングカー市場は
どのように変化していくのだろう。
▼拡大中
つまりそういうことだ。
日本RV協会によれば
昨年の売上高は業界全体365億円超。
5年連続で過去最高を記録した。
とのこと。
団塊世代の大量退職等で
元気なシニア世代がアウトドア目的で
購入するだけでなく
「ユーザー層が広がっている」と
同協会は指摘している。
特に自宅の一部として利用する
ユーザーの事例は益々多くの人を
キャンピングカーへ熱中させる
きっかけになることは間違いないだろう。
何しろ父の書斎になったり
子どもの遊び場になったり、さらには
母の一人時間の創出にも繋がっている、
というのだ。
▼至福の時間
僕が小学生の頃、
夏休みなどの長期休みの時に
何度かワンボックスカーに
乗る機会があった。
当時の自宅にあった車は
5人乗りのセダンだったので
僕はワンボックスカーに
誰よりも夢中になった。
なぜなら「家みたい」だから。
2列目シートから
3列目のシートに移動するといった
車の中を“歩く”という行為だけで
ワクワクしたし、
今では珍しくなくなったが、
後部座席には専用のテレビが付いていて
スイッチを入れれば車にいながら
“テレビが観られる”
さらに上級仕様になると
天井に蛍光灯が付いていたり、
簡易冷蔵庫が付いていたり、
「この車住めるじゃん!」
とワクワク感で頭が一杯になったのを
今でも鮮明に覚えている。
▼キャンピング車と人生
2段ベッドやお絵描きができるテーブル
さらには簡易キッチンなど、
当時の僕が上記のようなキャンピング車に
乗車する機会があったら、一体
どのような大人になっていたのだろう。
非日常感の塊のような存在にも映る
キャンピング車だが、旅行だけでなく、
読書の時間や趣味に没頭する時間、
さらには重要な仕事の話や打ち合わせ等
移動するもう一つの拠点のような感覚は
他に代えがたい大きな魅力を秘めている。
さらにそう遠くない将来、
完全自動運転のキャンピング車が
登場したならば、
固定の住所に住まうという概念すら
崩れてしまうかもしれない…