過重労働と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

過重労働と人生

20171125



厚生労働省では、

11月の「過重労働解消キャンペーン」

の一環として


10月28日(土)に実施した

「過重労働解消相談ダイヤル※」の

相談結果をまとめましたので

公表します。


※厚生労働省報道発表資料より



▼氷山の一角

そんな言葉が

唐突に僕の脳裏を掠める。


同ダイヤルが設置されたのは

10月最終週の土曜日の1日のみ。


一方で相談件数は合計で367件。


果たして過重労働にあえぐ

人のうちの何人が

相談窓口にたどり着くことが

できたのだろうか。



▼全国一斉イベント

つまりそういうことだ。


今回の相談窓口はあくまで

推進キャンペーンの一環で行われた

“イベント”に過ぎず、


各地にある労務局・労働基準監督署や

委託事業として行っている

労働条件相談ホットライン、

労働基準関係情報メール窓口などで

常時相談や情報提供を

受け付けているそうだ。


とは言っても常設している

当該窓口にすらたどり着かず、

過重労働の犠牲となっている人は

未だ後を絶たない。


一人でも多くの

「必要としている人」への

マッチング精度向上が急務であることは

言及するまでもない。



▼美化の功罪

僕は20代のころ、

一月の残業時間が200時間を

超えたことがあった。


もちろんそのまま報告せず、

上司や会社に都合のよい形に

数字を修正したうえで

勤務時間を提出する。


だから本当に残業した時間は

自分にしか分からない。


労務関係に詳しい友人から

「記録に残しておいたほうがいい」

と教わって以降、

業務に使用する端末等の

稼働時間を電子ファイルに

保存しておいたのだ。


けど、当該ファイルは

一度も表舞台に露になることは

なかった。


なぜなら内部告発すること自体、

“許されるような空気ではなかった”

からだ。



▼過重労働と人生

「過度な残業はいけないけど

 ろくな努力もせず己の成長はない」


当時の上司らは

過去の自分自身を振り返り

暗に過重労働を美化するような

口ぶりで僕らを叱咤した。


努力が必要という理屈は分かるが、

自らの成功談を持ち出すことで

部下への強制力を行使することは

パワハラ以外の何物でもない。


今回の相談結果によれば

「長時間労働・過重労働」に関する

相談が最も多く37%、


賃金不払残業、パワハラが

それぞれ29.9%、7.6%と

続いている。


賃金不払いも

転職困難な状況へ付け込んだ

パワハラの一種であり、


一人でも多くの生活の質向上のため、

1日でも早く労働環境の淘汰が

進むことを僕は切に願っている。