N-LED Sonicと人生

アデランスは26日、
シャープと初めて共同開発した
ヘアドライヤー
「N-LED Sonic」を
10月2日に発売すると発表した。
※産経新聞より
▼コラボ
最近やたらと目につくのが
「コラボ」或いは
「コラボレーション」の文言。
同業他社、もしくは
近傍、協業し得る企業同士の
事業展開のことを指すが
ただでさえこの国は
とっくの昔に成長経済から
成熟経済に移行済み、
少子高齢化の勢いは留まることを知らず
人口は年間数十万人の単位で
減少の一途を辿り
市場は益々飽和傾向の中、
以前では考えられないような
各社の生き残り戦略の高度化には
時折舌を巻く。
▼育毛ドライヤー?
つまりそういうことだ。
アデランスといえば
薄毛に悩むユーザーに特化した
サービスを展開する老舗。
シャープとアデランス。
一昔前なら
「?」で頭が一杯になりそうだが
専門のコンサルタントが
力を発揮してくれているお蔭だろうか
今やどの企業とサービスが
一体になって新規事業を展開しようが
特段驚くこともない。
むしろ「今更」感すら抱きかねない
今回の育毛専業会社と家電メーカーの
“合作”にどれだけの人が注目するか。
単なるブランドを冠したドライヤー、
であれば
少なくとも僕はいらない。
▼機能性ドライヤーのワクワク感
僕が初めて家電として
ドライヤーに興味を持ったのが、
確か20歳くらいの頃。
単に髪の毛を乾かすだけのその機械に
「乾かす」以外の機能が
備わりはじめたあたりからだ。
特に乾かす(現状回復)に留まらず
「乾かせば乾かすほどよりきれいに」
のような付加作用を謳った広告には
短髪の男の身であっても
強く興味をそそられた。
「イオン」という
目に見えない物質が
無数に髪の毛へと発射される
という事実だけでも面白かったが
ドライヤーがなくても
自然乾燥で事足りていた
この僕であっても、
「イオンドライヤーの風を
何時間も髪の毛に当て続け
信じられないほどの
ツヤッツヤの髪にしてやる」
と躍起になったのを
今でも鮮明に覚えている。
▼N-LED Sonicと人生
冒頭の記事によれば
「シャープと初めて
共同空気清浄機などで使われる
シャープ独自の技術
「プラズマクラスター」を搭載
保湿効果で
髪のぱさつきを抑えるほか、
静電気を除去し
髪をまとまりやすくする。」
とのこと。
もちろん
使えば使うほどツヤツヤになる、
わけではないし、
同様の微粒子を放出するドライヤーは
もうかれこれ10年以上前から
発売されており、目新しさに欠ける。
一方で
プロのヘッドスパリストから
アドバイスを受け実現したという
「かっさアタッチメント」や
数度単位での温風制御で実現した
13パターンの風モードなど
こちらの方がよほど面白そう、
と感じるのはたぶん僕だけでは
ないはず。。