静かな車内と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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「最近ワクワクしたのいつだっけ…」
そんな人生に一石を投じるべく、
日々、研究活動と思考実験に勤しむ
ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

静かな車内と人生

20170904



自動車の音漏れを防ぐ吸音材に

三菱ケミカルと東レが参入する。


自動運転が普及すれば

静かな車内空間で

映画や音楽を楽しむ需要が生まれ、

吸音材の採用が拡大するとみている。


※日本経済新聞より



▼動く映画館

と聞いて、

ワクワクしない人を探す人の方が

難しいのではないか。


例えば都心から車で2時間ほどの

緑豊かな郊外で田舎暮らしをしたいと

思う。


次の瞬間、多くの人はこう思う。


「片道2時間通勤はつらい」


けど、その2時間が

誰にも邪魔されない空間で

極上の座り心地のシートに腰かけながら

1本の映画をじっくり堪能する

時間に変化、


しかも映画を見終わる頃には

職場のビルの入り口前に、

あるいは家の玄関の前に到着している。


そんな輝かしい未来のために

今のうちから市場開拓していこう―


あまりに先読みしすぎだろうか。



▼騒音規制

つまりそういうことだ。


完全自動運転で上述のような

未来がやってくるのはそのさらに先。


静穏化の需要自体

とうの昔から存在しており、


該当の企業らは

まず目先の規制強化を睨み

静穏化への実績を積み上げていく。


そしてやがて来たる

“自分専用の通勤映画館”

が普及するタイミングの

爆発的な需要に食い込んでいく。


今のうちに研究開発に力を入れておけば

暫くは細々とした需要かもしれないが

いざその時が来た時、商機の波に

スムーズに乗れるだろう。



▼静かな移動のワクワク感

僕は子供の頃から車でも電車でも、

乗り物全般に対して静けさを求めた。


なぜなら非現実感が増すから。


5,6歳の頃は、スポーツカーなどの

「速いクルマ」にあこがれたが、

それが一巡すると今度は

より静寂性の高いクルマに夢中になった。


自動車を運転できる年頃になると

爆音を轟かせるスーパーカーより

絹の上を伝うような高級セダンを

所有したい気持ちが強くなった。


信号待ちから、発進、

周りの車の流れに乗る、

いずれの段階においても

動力系統の音や外の音が殆ど変化しない―

その落差が堪らなかったのだ。


一方で社会人になり

都心に生活拠点が移り、

日常で殆どクルマを運転しなくなると

今度は電車での静寂性にこだわった。


数ある通勤型車両のなかでも

遮音性や静寂性の高いモーターを

搭載した最新車両を選んで乗車することは

もちろん、


僕のカバンの中には

常に「ノイズキャンセリングイヤフォン」

がしのばせてあり、


音楽を聞くわけでもなく、

電車に乗るとそれを装着し

喧噪の現実空間から非現実空間へ

移行する瞬間を都度楽しんだ。



▼静かな車内と人生

「自動運転車が普及すれば、

 車内で映画を見たり、

 音楽を聴いたりする時間が増える。


 車内空間を静かにする

 必要があるほか、

 音響も考えると、自動車の静音化が

 大きなトレンドになるとみられる。」


とのこと。


記者の夢のある見通しにはワクワクするが

何より法の整備がどこまで追いついてくれるか…