受動喫煙防止条例と人生

小池百合子・東京都知事が率いる
地域政党「都民ファーストの会」は(中略)
、
子どもの受動喫煙を防ぐための条例案を
9月開会の都議会に提出する方針を
明らかにした。
※朝日新聞より
▼公約
先の都議選で大勝利を収めた
都民ファーストの会が掲げる
13の基本政策のうちの1つに
“健康・長寿を誇る首都・東京へ”
というものがある。
公式ウェブサイトで公開されている
「都民ファーストの会基本政策集」
を開くと
「高齢者も生き生き安心、
シニアの力を活かします。」
のサブタイトルの下に
「健康長寿社会推進条例をつくります」
「受動喫煙防止条例をつくります」
の2つが箇条書きされている。
今回の方針発表はまぎれもなく
2つ目の“受動喫煙防止条例”
に関するもの。
▼オリンピック
つまりそういうことだ。
国際オリンピック委員会(IOC)は
「たばこのない五輪」を掲げ、
開催地にたばこの規制を求めてきた。
2020年の東京としても
率先して取り組まないといけない
重要課題となっているのだ。
今回の発表では
“子どもがいる”
自宅や自家用車内での
喫煙制限を条例で定める、とのこと。
場所を
「自宅」「自家用車」と
個人の場に限定するあたり
都は、子どもの保護者に
狙いを定めている、とも読める。
▼子ども時代のたばこの思い出
僕の両親は
僕が小学校低学年くらいの頃まで
習慣的にたばこを吸っていた。
物心つく頃から吸っていたので
僕はそのことについて
特に何とも思わなかったし、
当時は家に限らず
街のあらゆる場所に灰皿があったし
僕自身世の中の大人はだいたい
タバコを吸うものだと思っていた。
しかし、ある時を境に
両親はぱったりとたばこを
やめてしまった。
決定打となったのは
僕の兄弟のうちの1人の
この一言だ。
「おとうさんとおかあさん
たばこすってるのいやだ」
▼受動喫煙防止条例と人生
都の関係者によれば
子どもがいる家屋等に限らず、
公共施設含め屋内禁煙は
条例で罰則を定めて規制したいが
「関係当局との協議が必要で
時間がかかる」とし、
9月開会の都議会には
間に合わないとの見通しだ。
なお今回の「子ども」を軸とした
受動喫煙防止条例については
罰則規定を設けず、
努力義務を課す案を検討中、
とのこと。
昨今すっかり定着した
路上喫煙のように、
下手に域内屋外全体を
罰則付きで規制するより
“努力義務”だとしても
子どもを明確に絡めた方が
全体を考えるとよほど効果ありそう
と考えるのは僕だけだろうか。