時差Bizと人生

満員電車は、
働く人にとって毎朝の戦い。
そんな常識、
そろそろ変えていこう。
※東京都 時差Bizリーフレットより
▼約260社が参加
従業員数が数万人以上の
大企業から各種団体、地方自治体など
東京都内の約260社が参加を表明して
昨日開始となった「時差Biz」
一部の鉄道会社では早朝時間帯に
臨時列車を運行するなど
街のあちらこちらで時差出勤等
ラッシュ緩和のための施策が見られた。
けどなぜだろう。
少なくとも僕自身や
僕の身の回りの都内勤務者は
誰一人として恩恵を受けていない。
▼出来ない
つまりそういうことだ。
東京都産業労働局の統計資料によれば
東京都内の会社企業数は約26万社。
参加企業数はその1000分の1、
つまり1000社中999社は少なくとも
今回の取り組みに参加の表明は
していない。
(※参加表明は任意のため
掲載ない企業でも既に実施済、
という会社もあるかもしれないが)
何れにせよ僕や僕の周りも含め
大半の都内勤務者は
「どこぞのプレ金」と
心の中でぼやきつつ、
今日も朝の満員電車と格闘する。
▼早起きと電車
僕も何度か経験がある。
いわゆる始発電車に乗って、
都心の勤務地へ向かう際の高揚感。
僕自身、朝は決して強い方ではない。
それでも会社都合で仕方なく
頑張って早起きして、
強い眠気と戦いながら
早朝の駅のホームで
始発電車を迎え入れた瞬間。
「あれ?今日、日曜じゃないよな?」
カレンダーで間違いのないことを
確認したのち、
「早起きお疲れ!」
と自らを褒め称え
余裕たっぷりの座席へと腰を沈める。
いつもの見慣れた景色も
その時ばかりは何故だか特別に映る。
けど電車を降り
会社に出勤して間もなく、
強い倦怠感が身体中を襲ってくる。
▼時差Bizと人生
「毎日の通勤時間が快適に!」
「こころにも暮らしにも
ゆとりが生まれる!」
「企業の生産性がアップ!」
リーフレットには
耳に心地よい言葉ばかりが並ぶが
時差出勤に慣れていない人の場合
まずは早起きに合わせた
生活習慣づくりが先決なのは
言及するまでもない。
2005年、環境大臣に就任した
小池百合子現都知事が、
当時の小泉首相からのアドバイスを受け
実施した「クール・ビズ」は
今やすっかり市民権を得た感があるが
果たして時差Bizはどこまで定着するか。