人の性格と酒と人生

酔っ払うと、
まるで別人のようになってしまう人も
いるかもしれない。
だが、ミズーリ大学が行った
研究によれば、
人の性格はお酒を飲んでも
ほとんど変わらない。
※wired.jpより
▼ビッグファイブ
今回の調査の特徴は
ビッグファイブと呼ばれる
心理学のモデルを用いて
行われたこと。
「外向性/内向性」
「神経症傾向/感情の安定性」
「誠実性」
「友好性/敵対性」
「開放性/精神の閉鎖」
上記5つの因子のうち
飲酒により影響を受けたのは
「外向性」のみとの結果が出た。
▼被験者と観察者
実験では156人の被験者を
3-4人のグループに分け、
何人かはただのソーダ水、
もう何人かはカクテルを飲み
その15分後に
ゲームをするよう指示される。
特定の行動や性格の特徴を
観察するために研究者たちが課した
アクティビティで
それぞれの活動ごとに、
被験者と研究者で別々の点数を付けた。
すると被験者は上述の5因子
全てにおいて変化を感じたと
答えたのに対し、
外部の観察者たちは
「外向性」においてのみ
有意な違いを記録した、というのだ。
▼性格は変化していない
僕の周りにもお酒が入ると
性格がガラリと変わったように見える
飲み仲間が何人もいる。
確かに
5因子のうちの4因子、
例えば
神経質な性格が大らかになった、
真面目な性格が不真面目になった、
友好的な性格が敵対的になった、
閉鎖的な性格が開放的になった
それぞれ、あるいは逆の変化を含め
大きな違いはなく、
すべては
内向き傾向が外向き傾向に変化した
ことで説明がつく。
笑い上戸や泣き上戸、
怒り上戸や機嫌上戸、
元はそれらの感情を
普段から内側に保持しており、
アルコールの作用によって
感情の向きが外側になった、
確かにそう言われれば
一定の納得感は得られる。
▼人の性格と酒と人生
今回の被験者のうち
カクテルを飲んだ人に関しては
血中アルコール濃度が
0.09パーセントになるように
お酒の濃さを調整した、という。
0.09と言えば
体重70kgの人がアルコール度数5%の
350ml缶ビール3本飲んだ時の濃度だ。
個人的にはそれ未満、
あるいはそれ以上のアルコール量
においても、同様のことが言えるのか
気になるところではあるが、
何れにしても酒癖の悪い人は
元々内側にそのような因子を抱えている
という点においては、
大方間違ってはなさそうだ。。