ランドロイドと人生

新興企業の
セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ
(東京都港区)は30日、
人工知能(AI)を使って
洗濯物を自動で折り畳むロボット
「ランドロイド」の
予約受け付けを始めた。
※YOMIURI ONLINEより
▼堂々の第一位
この瞬間を
一体どれだけ待ち望んだことだろう。
一昨年の家電見本市
CEATEC JAPAN 2015 の
数あるワクワク感に彩られた
製品群の中で、
文句なしの
「ワクワク度No.1」に輝いた、
“全自動衣類折り畳み機”
いよいよ一般予約販売開始である。
▼185万円
つまりそいうことだ。
市場推定価格は
185万円(税別)以上。
新型のドラム式洗濯乾燥機が
10台程度買えてしまうほどのお値段。
それだけ
“自動化が難しい分野”
「世界一、イノベーティブな会社」
「世の中にないモノを創り出す技術集団」
を謳う当該企業でさえ
「5年後の製品化の見通しだったが
10年かかってしまった。」
と苦労を明かすほどの製品。
ただ
「先端テクノロジーを投入した
第1弾製品」
「ブランディングも兼ねて
この価格設定」
とはいえ、さすがにこの値段は…
▼375日
今でも忘れない、
前述のCEATEC JAPANでの一幕。
試作品ランドロイドの展示ブースで
突如として始まった
プレゼンテーションでのことだった。
「人が一生のうち
洗濯に捧げる時間は
18000時間にも及びます。
そのうち、折りたたむ時間は
9000時間――」
考えてみたらそうなのかもしれない。
人生80年余りとして、
人間が生まれてから
その命を全うするまで
日数換算でおよそ2万日。
ほぼ毎朝洗濯するとして、
洗濯ものを取り込んで畳んで
クローゼットに収納するまで
およそ30分。
配偶者や子供が居る一般家庭であれば
現実的な数字なのだろう。
その一生分にあたる9000時間に
現在の都内の最低賃金である
932円を適用しようものなら
実に840万円もの人件費に相当。
であれば
(一般的な家電の
買い替えサイクルも考えて)
185万円という価格も
決して高くはないような、気もする…
▼ランドロイドと人生
冒頭の記事によれば
1枚あたり5 - 12分かけて畳んだ後、
衣類の種類や所有者ごとに仕分け、
棚に置いてくれる、とのこと。
さらにはスマホのアプリから
畳んだ衣類を
本人の好みや使用頻度順に並べて
確認することも出来るし
最初はきれいに折りたためないが
何千回・何万回と繰り返せば、
マシンラーニングにより
最適な畳み方を学習させることができる、
と聞けば、
だんだんと欲しくなってくる…笑
「将来的には
食洗器と同等価格を目指す」
とのことだが、
それよりも僕は
前述のCEATECで発表されていた
「投入した衣類が
勝手に洗濯され、乾燥され
折りたためられ、
各部屋のクローゼットに収納される」
“ホームビルドインランドロイド”
と共に過ごす日常を
生きているうちに1度でいいから
体験してみたい・・・