犬のストレスと人生

大阪府立大の
島村俊介准教授らの研究グループは
心拍を測定することで
リアルタイムに犬のストレス状態を
調べる手法を開発したと発表した。
※毎日新聞より
▼特定の検査不要
これまで犬のストレス状態を知るには、
専門病院で血液や唾液などの
検査を受ける必要があり、
結果が出るまでに数日を要した。
ところが今回開発された手法は
小銭入れ程度の大きの機械を
犬の背中から首あたりに装着するだけで
その場で計測が可能だ。
装着方法もリュックのように
胴回りにベルトを一周させるだけ。
散歩のリード並みに簡単だ。
▼社会性を持つ生き物
特定の感染症の疑いがないのに
いつもより元気がなかったり
食欲が低下したりと、
これら愛犬の様々な不調の
原因の一つが
ストレスと言われている。
「ウサギは寂しいと死ぬ」
これは犬も同じで
飼い主や身近な人間・生き物から
しばらく離れた状態が続くと
不安が募り情緒不安定となることが
指摘されている。
鼻の辺りを頻繁に舐めたり、
足や爪を噛むなどの症状が
よく見られると
その犬は
「ストレス状態」なのだと
専門家から聞いたことがある。
▼いぬのきもち
僕も子供の頃から
実家で犬を飼っていたことがあるので
人並み以上に犬のことは
身近に見てきたつもりだ。
特に小学生の頃に買っていた犬は
僕の姿が視界に入ると
犬小屋に入っていようが
庭先で寝ていようが、
すぐさま立ち上がって
尻尾を勢いよく振り
僕の足元に寄ってくる。
当時は餌やりや散歩は
僕と僕のきょうだいで
交代交代で行っていた。
犬にとって餌と散歩は
1日の中の大きな楽しみの一つ。
僕の姿をみるなり
「散歩だ!うれしいな!」
「やった!ごはんの時間だ!」
と条件反射で立ち上がるのだろう。
無論、接する度に
ごはんをあげたり
散歩に出かけたりするわけではないが、
何の疑いもなく
僕のことを見て嬉しがる姿に
僕自身もうれしくなり、
体中を手でさすったり
家の周りを一緒に駆けまわったりして
毎日のように遊んだ。
▼犬のストレスと人生
当時の飼い犬は
感染症の影響で10年も生きなかったが、
その数か月前まで
食欲は衰えることは一度もなく、
散歩も一日たりとも欠くことなく
毎日元気そのものだった。
これはよく周りで聞く話だが、
飼い主の姿が見当たらなくなると
寂しさからか鳴き続ける犬が結構多い。
上述の飼い犬については
ただの一度もそのような吠え方を
したことがなかったが
もしかすると声には出さないが
毎日寂しい思いをして
耐え続けていたのかもしれない。
冒頭の機械が市販化されたら
是非とも当時の犬につけて
試してみたいと思う。