黄昏同居と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

黄昏同居と人生

20170115



40 - 50代になっても

親と同居する未婚者が増えている。


※日経 日曜に考える 時流より



▼20年で倍以上

2015年の国勢調査によれば

50歳時点で

1度も結婚したことがない人は、

男性で23%、女性で14%にのぼった。


総数では469万人。


1995年の232万人と比較すると

20年で倍以上の増加だ。


「晩婚化」

「生涯独身世代」


そんな言葉を耳にするたび

頭をよぎるのは

「少子化」


高齢化の進展に伴う

介護・医療コストの増加の一方で

将来に渡り当該コストを担う

現役世代の減少。


だが、それだけではなかった。



▼生計維持者は親

前述の国勢調査をさらに深堀すると

総数で469万にのぼる

40 - 50代の未婚者のうち、


半数以上の263万人が

親と同居していることが分かっている。


問題は

生計を「誰が立てている」かだ。


みずほ総研によれば

約2300人を対象にした

インターネット調査を分析したところ、


親や兄弟らと同居する

40 - 50代の未婚者のうち、

男性の4割、女性の6割が

主な生計維持者を「親」と

答えているのだそうだ。



▼介護と心の病

僕の周りにもいる。


「実家の親が倒れた」

そうして暫く休職するも数ヶ月、

親の生活復帰の目処がただず、

復職を諦め退職に追い込まれ、


数年経過した現在も

介護や家事で手一杯で

定職に就くことができずに、


親の年金を元手に、

一家を支えている。


さらに最近は介護疲れから

鬱状態となり、

「本人も通院を始めた」

と当人の旧友から話を聞いた。


僕は思った。


もし自分自身が同様の状況に

追い込まれたら、

僕だって心を病みかねないと。



▼黄昏同居と人生

冒頭の記事によれば

上述のような例は決して珍しくない

とのこと。


もちろん「介護」に限らず

親は健康そのもので

本人の生計を支えている事例もあろう。


「黄昏同居」の言葉のとおり

親と共に人生の終焉を迎える。

或いは生活が立ち行かなくなり

そのまま生活保護の対象となる。


働きの減少による税収の低下に留まらず

「生活保護」のコストまでもが

この国の未来にのし掛かる。


「若年層」「高齢者」のように

一部の年齢層に対象を絞らず、


必要とするすべての国民に行き渡るような

就労支援・社会復帰の仕組みを早急に

立ち上げることが求められている。