正月営業と人生 | ワクワク人生研究所所長 小未来のブログ

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そんな人生に一石を投じるべく、
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ワクワク人生研究所所長・兼実験室室長、小未来のブログ

正月営業と人生

20170103



福袋などを楽しみに

多くの客が集まる

「新春初売り」は、


家電量販店や百貨店にとって

書き入れどきだ。


※産経新聞より



▼安心感

元旦営業だけではなく、

年中無休で営業することで

お客様に安心感を与える。


言葉の上では理解できる。


けど忘れてはならない。


元日営業は現場の店員、

お店周りの誘導員・警備員、

更には物流に関わるスタッフ等


様々な人々の正月休みを

犠牲にして成り立っている、

ということを。



▼横並び・事なかれ

つまりそういうことだ。


「ブラック企業」と名高い

某企業でさえも、

社員なくして繁栄なしと

心得のない経営者はいない。


問題は心得の本気度だ。


店長であれば店の数字、

統括責任者であれば全体の数字、

上場企業の経営者であれば

株主に対する経営責任、


「競合に対抗するため」

「販売機会の損失を避けるため」


もっともらしい理由を並べるも

結局現場へのしわ寄せを避けられず

従業員は疲弊し現場を去り、ひいては

接客レベル低下のスパイラルに陥り

顧客離れは加速する一方。


ここ数年で

「24時間営業」

「年中無休」の過剰さは

ある程度日本人の大多数に

認知されてきたものの


個人的には

まだまだ途上の感は否めない。



▼食べものがない

僕が2,3歳の頃。

いや、もっと前かもしれない。



何せ、親から聞いた話だ。


年末年始を伊豆大島で過ごそうと

家族全員で出かけたときのこと。


船を待つ時間があと数時間ある、

とのことなので

「近くで食事でも」

そうして街中に繰り出したものの、


「開いているお店がない」


コンビニすら今のように

何処にでもあるような時代ではない。


ましてやファストフード、

牛丼チェーン店のような

年中無休のお店なんて

探しても、ない。


斯くして

「夕食難民」となった僕ら一家は

肩を寄せ合うようにして

船の到着を待った。



▼正月営業と人生

今となっては

単なる笑い話の一つで終わるが、

小さな子ども達を抱えた当時、

親の立場を考えれば大変だったと思う。


一方で

いざ食べ物が切れたとしても

街を歩けば何とかなる

今の時代は確かに便利だ。


先進国においては

飽食の時代と叫ばれて久しいが、


何れ現在の24時間/365日営業が

「時代の一つを築き上げた」と

人類史において振り返られる日が

そう遠くないような気もしている。


有人営業の店舗はほぼなくなり、

現在の自動販売機の大型版のような

必要最低限の無人コンビニだけが

街中にひっそりと佇む―


休む時には休み、

業務上人為的なシフト制に

頼らざるを得ない業種を除き

夜は眠る時間。


そんな時代に戻る日が。