勉強垢と人生

「勉強垢」というのは
勉強、受験、テストなどに関する
アカウントの総称で、
開設している人は
数百万人ともいわれている。
※J-CASTニュース より
▼福アカ
去年の電通総研の調査結果によれば
Twitterに登録している高校生の
3人に2人が(62.7%)が
複数のアカウントを持っている、
とのこと。
実際の友人等とつながっている
メインのアカウントとは別に
趣味や様子見のためのアカウントを
別途作成し利用する。
複数の仮面を巧みに操り
コミュニケーションの均衡を図る、
というよりは、
単なる整理法の一種、と
当人らは捉えているのだろうか。
何れにしてもそのうちの
1アカウントが
「勉強」に関するアカウント、
という高校生も多いのだそうだ。
特に学習管理SNSの
「Studyplus」は、
今や会員は200万人を突破し、
高校生3年生の3人に1人が利用。
利用者数は僕の想像を
遥かに超えている。
▼モチベーションアップ
つまりそういうことだ。
試験・受験勉強は、
孤独との戦いでもある。
一人机に向かい、
黙々とタスクをこなす。
学校や塾などで
友人と顔を合わせたところで
結局は自分自身の進捗度に応じて、
地道に学習を積み重ねていくしかない。
となれば当然、
不安に駆られる受験生は
一定数は出現する筈だ。
…
何を隠そう、
僕自身もそうだったから。
▼中途半端
僕は言葉数の少ない子供だった。
小中学時代、
自ら進んで友達になった人は
ただの一人もいない。
同級生との接し方が分からないのだ。
僕はそんな学校という場が
嫌で嫌で仕方がなかった。
朝夕の学級活動、
日中帯の授業、
強制で参加させられた部活動、
年中行事、
どの分野に対しても日を追う毎に
興味関心が失われていった。
決定的だったのが
中学3年に進級するタイミング。
親と先生との3者面談で
受験の話が出たときのこと。
僕の親は勉強を強要するような
人ではなかったが、
当時の僕の態度が
余りに自主性に欠けるため
見るに見かねたのか、
「まあ受験生だしね」と
僕は言われるがままに
最寄りの進学塾に通うこととなった。
▼勉強垢と人生
ところが塾通いが始めると、僕の成績は
見事に下降の一途を辿った。
原因はモチベーションの低下だ。
当該進学塾では
僕のように中学3年生から
新規参加する生徒は稀だった。
人付き合いな苦手な僕は
入塾当時から講義の最中
常に緊張しっぱなしだった。
さらに教室には
他の中学校の生徒の方が多く、
話せる友人もいなければ
講師に直接質問する勇気もない。
そうして、塾の時間が
日増しに苦痛に感じるようになり、
僕の勉強に対するモチベーションは
益々低下。
一方で
「ネット上で勉強仲間をつくり
楽しく勉強できる」
と紹介されている、
学習管理SNS(Studyplus)だが
受験勉強等の目標達成のためには
勉強の内容よりまず
勉強に対する姿勢が大切であることは
今更言及するまでもない。
…
勉強もせず
態度も最悪だった僕が
口にする言葉ではないけど。笑