折り紙と人生

伝統的な遊びの折り紙が、
科学や工学の世界でも
注目されている。
※日経 かがくアゴラより
▼ミウラ折り
「科学や工学で活躍」
と耳にして
最初に思い浮かべるのは
“ミウラ折り”
人工衛星のパネルの展開方法を
研究する過程で生み出され
平べったい薄い板が
あっという間に数十倍の面積の
パネルに展開される様は思わず
見るものを圧倒せずにはいられない。
宇宙開発の分野の他身近なものでは
紙の地図などにも採用されている。
▼わずかなジグザグ
1枚の紙に対して
幾何学的に山折りと谷折りを
組み合わせ、
縦方向の山折りおよび谷折りが
連続する部分は
横方向の山折り・谷折りと
交差するごとに僅かな角度で
ジグザグを繰り返す。
このジグザグが
他の山折り谷折りのパターンと
規則正しく組み合わされることで
1度の動作で1つの四角形に
きれいに収まる仕組みになっている。
▼折り紙のワクワク感
僕は小さなころ、この
折り紙遊びが好きだった。
(但し自信をもって作れるのは
「紙飛行機」
「折り鶴」
「パクパク」
この3つのみだが。。)
特に「紙飛行機」に関しては
いかに速く
いかに遠くに飛ばせるかで
一時期熱中の的となった。
時には二重折にしてみたり、
羽根の部分を少し寝かせてみたり、
はたまた0.1ミリの誤差も許さないほど
バカ丁寧に折り込んでみたり…
そうして暫くして飽きると、
別のものを折り続け、
(折り鶴かパクパクか
どちらかしかないが 笑)
飽きるとまた
紙飛行機に戻るパターンを
幾度となく繰り返した。
▼折り紙と人生
冒頭の記事では
情報工学が専門の大学教授が
立体的な折り紙をデザインする
ソフトを開発した、とのこと。
理由を聞いてみると
「子どものころから
紙工作が大好き」
と答えている。
近年ではミウラ折りのほか
折り紙の強さを生かした
構造物の開発や
「DNAオリガミ」
と呼ばれるDNAを用いた
極小構造体の作成など
「おりがみ」は
今日に至るまで
世界的に用いられている言葉だ。
何れにしても
“たった一つの素材で”
これまでの想像を絶するような
モノを生み出す人間の英知の深さには
何歳になろうがワクワクせずには
いられない。