オクサーヌ「やったわね、金獅子さん」タッタッタッタッ（次第に黒毛モードへと戻っていく彼のもとにスリーらと共に駆け寄る）
カイルス「ま、相手じゃねぇわな」ふぁ～～あ・・
ズルズル・・ズルズル・・
（逃げるように地面を這いつくばりながら地中を掘っていく銀翁竜）
ブレイドキック「逃げる気だ！！」
エリオット「いい気になるなよ・・・仲間の敵は必ず討ってやる・・！」ジュルジュルジュルジュル（地面を水銀のように溶かしながら潜っていく銀翁竜）
呂夏双「逃さない」ブーーーーン！！（大破された溶翁竜スーツの頭部の残骸をぶん投げる）
どぷぅ～～～～～～～～～ん
ジュワジュワジュワジュワ・・・
（水銀質な小池に落下した溶翁竜スーツの頭部が溶けていく）
スリー「彼らは何者？」
オクサーヌ「淵源の手下」
カーラ・スノウ「淵源・・・・」
オクサーヌ「まずは残りを撃退しましょう」ガポォ～～～ん
（装填音で返事をするギエナキャノンことレイコ）「あたちのモンハン日記」
Anthem of a Dying lights
あきひこ「ウオオオオオオオオ！！！！」
バラン「だりゃあああああああ！！！！」
ガシーーーーーーーーン！！
（獰竜と二本足で立った轟竜が取っ組み合いながら激しく額をぶつけ合う）
バラン「おめぇが噂のうどん屋か！！」グググググ！！
あきひこ「お前・・・檻の中にいた轟竜か！？」グググググ！！
バラン「聞いたぜ？お前、まさひこのラーメン屋に負けたんだってな？」フッ・・
あきひこ「ぎぃ～～～～～～～っ！！！！！」
フオーーーーーーン！！
（激昂した獰竜はその場で身軽に半回転すると、その大剣のような先端を持つ尻尾で薙ぎ払ってくる）
ボギャアアアアアアアア！！
（すかさず轟竜はバックステップしながら大咆哮をあげ、その音撃で尻尾の矛先を変える）
バラン「料理人なら、てめぇの一品で勝負しな！！」スチャッ（どこからともなく手持ちの包丁を取り出し、ねじり鉢巻を頭に巻く、匠な轟竜）
あきひこ「ぬう！？貴様も腕に覚えありとな！？良かろう！！テーマは！？」
バラン「寒冷地でも心あったまる一品だ！！」ババ～～～～ン！！
王羽美「気になる対決ですね・・」カキカキ（左の手のひらに「食べたい」と書いている）
純平「あっちはバランに任せよう。問題は・・・」
ショオオオオオオオオオ・・・・
（全身より龍気を放ちながら首を気だるそうに回している天彗龍の傍らでブラックキャノンZの砲口をこちらに向けているクイーン。同じく獰竜素材の炎のフレイルを振り回しながら睨んでいるスラッシュの姿も）
業娑磨萩比古「古龍だろうが臆することはない」ズンッ
純平「やるだけやってみるか」やれやれ（と続く羽美は重たそうに背中の狼牙琴を抜く）
スラッシュ「戦う気になったみたいだっチャよ」ブンブンブン
（炎のフレイルを回しながら）クイーン「あのゼクスネコ・・・どうやって人型に・・・」ふむ・・
ズンッ（一歩前に出る天彗龍）
クイーン「？？」ちら
ランスドゥーム「俺が全滅させてやろう」
スラッシュ「それで暗殺者を逃したミスを帳消しにするつもりっチャ？」
ランスドゥーム「・・・・・・・・・・・・・・・」ショオオオオオオ・・・
純平「作戦は？」クルクルクル（霆槍ネコジャベリンをスティックみたいに回転させている背後では羽美が狼牙琴のディストーションサウンドを奏でている）
業娑磨萩比古「俺が古龍の相手をする。残りを頼む」ダァ～～ララ♪ズギャギャン♪ズギャギャン♪ズギャギャン♪ショキーーーン
（狼牙琴の旋律効果（攻撃UP）を受けながら）純平「異獄・・獄界の狂想曲・・・確か・・」ズンズン♪ズンズン♪ズンズン♪ショキーーーン
王羽美「王の憎しみを体現。この国に相応しい音色です」やれやれ（とポーズするゼクス純平）
業娑磨萩比古「いくぞ！！」
ダァ～～ララ♪
ズギャギャン♪ズギャギャン♪ズギャギャン♪
（羽美が奏でる大地を震わす凄烈な咆哮の如き旋律を受けながら走り出す雪鬼獣とゼクスネコ）
ズンズン♪ズンズン♪ズンズン♪
（天地鳴動ヘビィな終末のミュート奏法が反響する中、迎え討つは慇懃無礼な天彗龍を筆頭に黒き不動の巨砲を構える女狙撃手と炎のフレイルを振り回す奇面族）
スラッシュ「まるで地獄の決闘場っチャ」フォンフォンフォンフォン
業娑磨萩比古「うおおおおおおおおお！！！！」ダッダッダッダッダッ！！（両腕を包み込んでいく氷刃を振り上げながら）
ランスドゥーム「我が破滅の槍翼を喰らうがよい」
ソウィーーーーーーーーン！！
ソウィーーーーーーーーン！！
（龍気の推進力を受けた犀利な槍翼突きを身軽に交わしながら突進してく雪鬼獣とゼクスネコ）
クイーン「さすが。君のことも怖くないみたい」ふふっ
ランスドゥーム「クソなだけだ」ガシャン・・（気だるそうに龍気漲る翼脚の裏側を向かい合わせ、共に前方に伸ばす）
スラッシュ「でたっチャ。大袈裟なやつ」サッ（グローシアネコシリーズのフードの上から耳を塞ぐ）
スギャーーーーーーー！！
（翼脚砲から膨大な龍気エネルギーを射出する天彗龍）
純平「おっと」
スギャーーーーーーーー！！
（直線上に放出されてきた龍閃を身軽に交わしたゼクスネコは、その脇を添いながら突進していく。同時に見切った雪鬼獣もまた、走りながら瞬時に氷の翼を展開させ、跳躍をみせるとビームの頭上をまっすぐに飛んでいく）
クイーン「ランゴスタのように舞い・・・」
業娑磨萩比古＆純平「うおおおおおおおおお！！！！」（ビームの頭上からは両腕に纏う氷の刃を振り下ろす雪鬼獣が、側面からは霆槍ネコジャベリンを振りかざすゼクスネコが襲いかかってくる）
ガシャアアアアアアアン！！
（雪鬼獣は両手の氷刃を粉砕させながら天彗龍の二枚の槍翼にそれぞれ叩きつけると、同時に凍てつく氷属性エネルギーにより、瞬時に凍結した両槍翼の一部を粉々に砕いてしまう）
ランスドゥーム「！！」（一部破損された槍翼越しに顔が明るみになる。その真上を飛んでいく氷の翼が生えた雪鬼獣）
純平「雷竜のように刺す」ヒョン！！（霆槍ネコジャベリンを投擲する）
ブシャアアアアアアア！！
（天彗龍のつぶらな右目にネコジャベリンが放電しながら突き刺さる）
ランスドゥーム「ぐわあああああああああ！！！！！」（右目にジャベリンが突き刺さったまま上体を起こしながら悶える天彗龍）
クイーン「その奢りもまた古龍・・」はぁ～～（とブラックキャノンZの照準を覗きながら砲身を上向け、頭上を飛んでいく雪鬼獣を狙う）
ボトボトボトボト
（次の瞬間、クイーンの真横に落下してきた無数の「爆鱗」）
クイーン「・・嘘・・・ダイブよ！！スラッシュ！！」バッ
ボガアアアアアン！！
ボガアアアアアン！！
ボガアアアアアン！！
（悶える天彗龍の脇で起こる大爆発から逃れるように必死のダイブをみせるクイーンとスラッシュ）
スラッシュ「なんだっチャ！？」シュタッ
クイーン「最悪・・・一体、何体仲間がいるっていうのよ！？」バッ（スコープで上空を確認する）
ヒョオオオオオオオオオ！！
タッタッタッタッタッタッ！！
（土の大地を駆けていくオクサーヌ組。金獅子、炎獅子、千刃竜は小走りに続いていく）
オクサーヌ「飛来せし・・気高き非道・・」タッタッタッタッ（空を見上げながら）
ブレイドキック「兄貴だ！！兄貴が来てくれたんだ！！」
王羽美「あれを見てください！！」ヒョオオオオオ！！（顔を見上げながら同じく空を見ている純平のもとに駆けてくる。同時に彼らのもとに降下してくる雪鬼獣）
純平「バゼル・・ギウス・・・」ヒョオオオオオオ！！
業娑磨萩比古「来てくれたか・・！」
ランスドゥーム「クソがぁああああ！！！！」ボトボトボトボト（隻眼の天彗龍の頭上から次々と落ちてくる爆鱗）
純平「仲間なのか？」バッ（屈み込む雪鬼獣は彼と羽美を庇うように両腕で包み込む）
業娑磨萩比古「ああ。ヴァ・ゼウスだ」
ランスドゥーム「上等だ。空中戦でケリをつけてやる」キューーーーーン！！（身体に落ちてきた爆鱗を翼で払い除け、龍気チャージ体勢に入る）
ボトボボトボト・・
（地面に落下してきた爆鱗が黄色に輝く）
ランスドゥーム「？？」（チャージ体勢のまま、それとなく爆鱗を確認）
カッ！！
（次の瞬間、黄色に輝く爆鱗を中心に広範囲に閃光が走る）
ランスドゥーム「ぐああああああ！！」カアアアアアアア（右目に痛々しいジャベリンを突き刺したまま、閃光により、左目も閉じてしまう）
ヴァ・ゼウス「ロックオン」ヒョオオオオオオ！！
ギュオオオオオオン！！
（天彗龍目掛けて全身全霊の爆撃強襲を空中より仕掛ける爆鱗竜）
業娑磨萩比古「伏せろ！！」
ドゴワアアアアアアアン！！
To Be Continued
みんなの激アツ一票でしっかり応援してくれよな！
次回「あたちのモンハン日記/Anthem of a Dying lights」
第141話 「本当の宿敵はここにあらず」
6/19（月）０時更新予定
今回、ストーリーに姿を見せた爆鱗竜が登場するシーンに流れるBGMは
もちろん「飛来せし気高き非道～バゼルギウス」で決まりだ
作者もお気に入りの曲で、愛用しているFireタブレットに入れているそうだ
そしたらば！次回も見よう！！読も見よう！！
■あたちのモンハン日記てなぁに？
■あたモン目次録