♪♪~~~~~~~~~
(玉座の間だろうか、目の前では「どんぐりネコシリーズを着たアイルー(宇宙をイメージしているのか、深藍をベースに、ところどころに星が散りばめられたどんぐりネコシリーズ(ヘルムのさきっぽには星の装飾、メイルの両肩部にも星型マークがプリント(通常は肉球マーク))が、「おおドデカまんまるどんぐり」の上で、その「ほそっこい足」を器用に動かし、見る者を幸せにさせる満面の誘い笑顔でどんぐりを転がしながら、アコーディオンでなんだか楽しそうな曲を演奏をしている)


ゴロゴロゴロゴロゴロ・・(アコーディオンを演奏しているアイルーが後退していくと同時に左右から、同じく「なんだか宇宙的などんぐりネコ」二人がそれぞれ片手に松明を持ったまま、同じく「おおドデカまんまるどんぐり」の上でそれを足で転がしながら満面の笑顔と共にフレームインしてくる)

ゴロゴロゴロゴロゴロ・・
ちょんちょん
(登場してきた二人の宇宙的などんぐりネコ二人は、転がしてきたどんぐりをその場にキープさせながら、同時に口元を指差す)

ムーア「??」(目をまあるくしてそこに視点を集中させる)


ぷぅ~~~~~~~~
ンボオオオオオオオ!!
(次の瞬間、二人のネコが口元に松明の火を持っていくと同時に口から火を吹く)


ムーア「おひょおおおおおお!!」ンボオオオオオオ!!(二人のネコは火を吹きながら足元のおおどんぐりを転がし、左右にはけていく)


♪♪~~~~~~~~~
(視界の奥では扉の前で引き続き「おおドデカまんまるどんぐり」を足で転がしながらアコーディオンを演奏しているアイルーの笑顔が)


バッ!!ひょんひょんひょん!!バッバッ!!
(再びその左右から先程とは違う毛色のネコ(もちろん「なんだか宇宙的などんぐりネコシリーズ」を装着)が、バク転でフレームインしてくるなり、後転しながら「おにぎりサイズなどんぐりのジャグリング」を見せている)


ムーア「ブラボーー!!ブラボーー!!フォーーーーッ!!」パチパチパチ拍手


ゴロゴロゴロゴロゴロ・・
(立ち止まり笑顔で「どんぐりジャグリング」を見せる二人のネコの左右から、再び先程「火を吹いた」ネコ二人がおおどんぐりを転がしながらこれまた満面の笑顔でフレームインしてくる)


ムーア「??」


ひょっ!!ひょっ!!
(どんぐりジャグリングのネコ二人が、それぞれの左右からおおどんぐりを転がしてきたネコの肩の上に「ジャグリングかましながら」しかも垂直に飛び乗る)


ムーア「フォーーーーーーッ!!ブラボブラボ!!フォーーーーーーッ!!」パチパチパチパチパチ拍手


ブボおおおおおおおお!!
ひょんひょんひょん!!

(下では「火吹き」、上ではどんぐりジャグリング、そんな二組の間から、アコーディオン大玉転がしアイルーがセクシーなウィンクをかましてる構図)


フォッ!!
(セクシーアイルーが頭上目掛けて何かを放り投げる)


ムーア「??」



バショーーーーーーーーン!!
(視界全体を眩い閃光が覆い尽くすと同時に反射的に目を閉じてしまう)



ムーア「・・・・・・・・・・・・・・・!?ハッ」(ゆっくり目を開けると...)



キラキラキラキラキラキラ
(真っ白な視界の上から星屑のような煌めきが無数に舞い降りてくる。おそらくは閃光玉と一緒に蛍光塗料を塗ったはじけクルミやヒカリゴケのような大陸ならではの発光植物の力を借りたのだろう)


ムーア「きれい・・・・・・・・」キラキラキラキラキラ・・乙女のトキメキ

司会アイルー(つば付き黒ハット&タキシード&もちろんパンツは穿いてない)「ご観覧ありがとうございました!!今一度、大陸一のエンターテイメント集団、「スペースどんぐりマン」に大きな拍手を!!」

ムーア「ぼっと!!ぼっと!!ぼっと見たい!!フォーーーーーッ!!マジで最高!!」パチパチパチパチパチパチ拍手(司会アイルーが扉を開けると、こちらに向かって満面の笑顔で会釈をしながら各自のパフォーマンスを見せつつ、おおどんぐりを後ろに転がして広間から退出していく「スペースどんぐりマン」たち)

司会アイルー「次の催し物は、ドンドルマきっての奇面マジシャン「チャチャリオン三世」による、前代未聞のギロチンマジックです。しばしご歓談を♪」バタンDASH!(両開きの立派な木ドアを外側より「豪快に」閉めながら)

ムーア「ふぅ~~~~~~~~。たまんないわね」ぐったり・・(椅子にふんぞり返る)


ちら・・ちら・・(左右を素早くチラ見すると、すぐ左では笑顔で席を立つプリム(本日は王女様らしいロイヤルなブルーのオフショルダードレスを着用)、その奥にはヴィルヘルム(自慢の金色ジュストコール)も、そして右隣ではキンババ(爽やかホワイト民族衣装)が座っていた椅子を運びながら視界より消えていく)


ムーア「今のアンコールなし?」くるっ(椅子の上で反転しながら座り込み、背もたれに顎を乗っけたまま、背後の一同(用意された食卓に座っていた椅子を戻している)に話しかける。また食卓の後ろには、輝竜石をふんだんに使用した男性らしさを取り除いた優婉閑雅な玉座(シート部は白の革製)が「無人のまま」構えている)

プリム「どうでしょう・・・アドニス。彼らのスケジュールは?」(背後で王女様の椅子の位置を整えている彼女に聞く)

アドニス「残念ながら、数日後にミナガルデの公演があるため、すぐに出発されるご予定です」あらぁ・・(と着席する王女様)

ムーア「くそー!!ぼっとみたい!!ぼっとぼっと!!ぼっとぼっとぼっとぼっと!!」(鼻をつまらせながら地団駄ワガママ)


はぁ~~~~~~~~~~~・・・
(でっかいため息をつきながら、皆が着席している食卓(その上には燭台を中心にティーセットが置かれている)に着席する)


ムーア「へぇ~~~~~え・・・と・・」(こちらのダイニングチェアでも、ふんぞり返って座り、おもむろに現在いる広間を全体的に見渡す)


へぇ~~~~~~~え・・・・(玉座の間は精錬なホワイトを基調とした大理石に輝竜石を彷彿させるエメラルドグリーンの色を混ぜたマーブル柄の交差ヴォールト天井が創り上げる広大なドーム型天井下空間にあり、正確には正方形な広間の四隅には天井を支える濃緑に煌めく荘重な輝竜石の柱(柱頭には金色のネンチャク草を意匠化した装飾が施されており、礎盤もまた金で作られている)が見え、天井の中央から吊るされた金色豪壮なシャンデリアの灯りが床一面に広がる大理石の床を輝かしく照らしている)


キンババ「ねぇ、プリム。柱の上の装飾は、なんでネンチャク草なんだい?」

プリム「種族、文化を超えて多くの人々が手を取り合うように・・という願いからです」にこ

ムーア「わかった。そこだけ「あとづけ」だってこともね」へぇ~~~え・・

ヴィルヘルム「でもよ、悪趣味だった前女王にしちゃ、この広間だけは良く出来てるぜ。プリムのイメージにぴったりだしな」フフ(対し微笑み返す現女王様)

ムーア「でもプリムは一回も座ったことないんでしょ?」(食卓の背後に聳える無人の玉座を見つめながら)

プリム「私は、かりそめの女王です。あの玉座に座る王とは、不義不忠ではなりません。それに私は、系譜でこそ王家の人間にはなりますが、正当な王族の血は継承していません」つぅ~~(慎ましくお紅茶を涼しい顔でいただきながら)

ヴィルヘルム「その王家の血筋から王位を略奪した強欲ババアに天誅を与えることが国民の願いだったんだ。お前はその強い意志力を持つヴェルドのパワーを解放した英雄だ」

プリム「ありがとうございます、ヴィルヘルム。だとすれば玉座に相応しい英雄王とは・・・」


ちら・・(三人が一斉にこちらに目を向ける)


ムーア「・・・・・・ちょっと。忘れたの?あたちの血筋のルーツこそ、シュレイドコンクエストの略奪王にして、竜人殺しの元凶なのよ?」

ヴィルヘルム「けど、お前はそうじゃねぇだろ?」

プリム「お父様もそうですわ」

キンババ「気性の激しさは受け継いでいるかもしれないけど」

ムーア「キンババてめぇコラ!!」ガシャーーーンDASH!(身を乗り出し、テーブル上のティーカップなどをひっくり返しながら彼の胸ぐらを掴み上げる。視界の端では「そんな見慣れた光景」など構わず、引き続きお紅茶をいただいている女王様の涼しい顔も)






Recollection No.5_176






かちゃりこちょり・・(目の前の食卓にごちそうを置いていくミチェル総料理長の猫横顔)

ダーン「まだまだスープもありますぞ♪」ごとんアセアセ(視点主の目の前に「指入りスープ皿」を「雑に」置いてくる)

ピート「おっと!東方自慢の麺ものも♪」ごとんアセアセ(視点主の目の前に「指入り熱々そばの丼」を「雑に」置いてくる。そしてその熱々スープが飛び散り、視点主のデコに)

ムーア「あちぃアセアセ

ピート「これは失礼しましたアセアセ

ダーン「これをアセアセ」(キッチンワゴンの上から「雑巾」を2つ取り出し、ひとつをピートに手渡す)


ゴシゴシゴシゴシゴシゴシDASH!
(両サイドより、すんごい「雑に」顔面をそれで拭かれる)


ムーア「ちょっと・・・あんた達、これってこの前のお返し・・?」じろっ・・(両サイドからこちらを覗いている「まるっこ体型かつバッハ系クルクル白髪ロングカール&顔はさきっちょのとんがったヒゲタイプ&まんまるお目々で見るからに人が良さそうな人相」な双子大臣を交互に睨みつける)

デーン「とんでもないアセアセ

ピート「高山病になったのは自分達の怠惰が原因で、これとそれとは関係ないですアセアセ」あたふた

キンババ「でも視察は無事に済んだんでしょ?」

デーン「ええ、もうとっくにアセアセ

ピート「設置作業も問題なく終えたとゼスト親方より報告も受けましたアセアセ

ヴィルヘルム「へぇ~~~。ついに神殿におもちゃを採用したのか」がじっ(持つタイプのお肉をかじりながら)

ムーア「あのね。防衛を遊びと一緒にしないで。ま、確かにバリスタは組み立てから参加して楽しかったけど・・」ゴシゴシゴシ(再び視界の両サイドから大臣の手が伸びてきて顔を雑巾で「雑に」拭かれる)

プリム「試し撃ちはされてみました?」かちゃりこちょり(フォーケンナイフ(フォーク&ナイフ)でアオキノコのハーブソテーをそうしながら)

ムーア「モーガン相手にね。バリスタ弾がズボンとパンツを引っ裂いて神殿の壁に突き刺さった」ゴシゴシゴシ

キンババ「無駄撃ちをタラー大砲も設置したんだろう?玉の予備はあるのかい?」あむり(フォークいっぱいにぶっ刺したおサラダをいただきながら)

ムーア「シセが顧問団の知り合いのバイヤーと交渉中。たぶんたくさん手に入る予定・・・って、これ、顔を吹くタイプの生地じゃないでしょうにムカムカ」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシDASH!

ヴィルヘルム「順調で何よりだ。なにせここのところ、みんな忙しくて顔を合わせてなかったからな」ボリッ!(持つタイプのお肉の骨もいただきながら)

プリム「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」かちゃりこちょり・・(雑巾で「ワイパー式」に拭かれる視界の隙間から、彼女の少し寂しげな顔が目に映る)

ムーア「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」ゴシゴシゴシゴシゴシゴシDASH!

司会アイルー「失礼致しますニャ。そろそろ次の催し物を開始させていただいてもよろしいですかニャ?」そそそそ~~(と両開きになったドアの向こう側より)

プリム「あ、はい。どうぞ」にこ

ムーア「・・・・ねぇ!次はビックリショーなんだよね!?」

司会アイルー「はい・・そうでございますが・・」うんせうんせ・・(と、背後から助手っぽいアイルー達が廊下より「どでかギロチン」を運んでくる)

ムーア「フフ。おぼしろいこと考えた」ガシッハッ(両サイドより伸びる大臣のぽっちゃりしたそれぞれの手首を馬鹿力な両手でひねり掴みあげる。同時に「いたたたたたたたたたアセアセ」と連呼する双子の大臣)

プリム「なにか?」

ムーア「今日はせっかくの晩餐会でしょ?あんた達もマイレディーを楽しませたいわよね?」じろり(手首をひねり掴みあげられている両サイドの大臣を品定めするように見つめながら)

ぐりん!!(両手に掴みヒネる手首を更に「返す」)

ダーン&ピート「いたたたたたたたたたたたアセアセ」ほ~~ほっほっほっほっほっ!!(ヴィランのように嘲笑かます視点主の視界両サイドでは泣き叫ぶ双子おじさん大臣のそっくりな苦悶の表情が)


To Be Continued






★次回ストーリーモードは7/1(木)0時更新予定です★