ペチャクチャ恋バナを一方的に喋りまくる幸せの青い鳥
それ蒼井ちゃん
昨年より「気になる彼(=鳥)」がいると聞いていたのですが、その彼=鳥が何処にいるのか分からず(鳥だからだいたい飛んでいっちゃうので)、アプローチをすることすらできないと新年早々、思い悩んでいるのでした。
そんな恋するブルーディーヴァの蒼井ちゃんには他にも問題が。
↑こちら以前の蒼井ちゃん。現在(冒頭画像)と比べると明らかにスマートです。
そう。蒼井ちゃんはその恋愛ストレス(片思い)から、「暴飲暴食饒舌熱唱過多」の毎日を繰り返し、見事、「ぷっくりディーヴァ」になってしまったのです。
同居人(環境生物たち)の体調管理を日々チェックしているのですが、見事、蒼井ちゃんは「最大金冠」入りに
さらに困ったことに蒼井ちゃんのストレス発散は他の同居人にも迷惑をかけているとのことなのです。
~苦情一覧
・最近、蒼井ちゃんのヒステリックな声がうるさい(ゴワ一家)
・飛んできては頭の毛を啄まれる(栗きんとんさん)
・年上をいい事にシンプルな意地悪をしてくる(白ぼうず)
・餌を隠される(お庭の池の魚類一行)
・温泉にう○ち(常連さん一行)
・年上をいい事に無理難題を押し付けてくる(フワ一行)
・壁紙、カーテン、お布団、シーツ、ソファを嘴で引き裂く(あたち)
家の主としてこれ以上、蒼井ちゃんの迷惑行為を見過ごすわけにもいかず、それとなく蒼井ちゃんに伝えてみることに。
「なぁに?UBUちゃん、お話って」
「蒼井ちゃん・・そのぉ~・・最近、ちょっと変わったよねぇ~・・なんていうか・・」
「太った太った!!おまけにウザい!!」
と、近くで聞いていたフワ吉が「まだちいちゃい」のをいい事にどストレートな反撃を開始。
「なんですって!!このむっくりちび!!」
と蒼井ちゃんが怒ると
「だって本当のことだもぉ~ん!悔しかったら、とっとと彼氏を作って、痩せてみるだフワ~~~♪」
と、罵詈雑言かましながら自前の「すばしっこさ」を活かして、すぐさまタンスの裏に逃げる始末。
「キィ~~~~~!!悔しい!!一番想いを伝えたいのはあたしなのよ!?いっつも集団行動している「むっくりちびども」に、独り身の繊細な気持ちなんて分かるもんですか!!UBUちゃん!!お願い!!あの人(想い鳥)をすぐに連れてきて」
と涙ながらにお願いされました。
さすがに蒼井ちゃんが可愛そうだと思ったのと、これ以上、おうちの環境を悪くさせるわけにもいかず(環境生物たちだけに)、新年早々、蒼井ちゃんの恋人(恋鳥)探しという「緊急恋愛クエスト」を受けることになった今年もご存知夢見るあたち。
まずは相手方(鳥)の特徴を知らないことには始まりません。
「ねぇ、蒼井ちゃん?その片思いの彼(鳥)って、トウゲンチョウだったよね?他になにか特徴はある?」
「う~~ん・・身長はすごく高かったわ」
「身長・・つまりサイズ感のことか・・。ということは蒼井ちゃんと同じ「ぷっくり最大金冠」と・・」メモメモ
とあたちがハンターノートの「自由記入欄」にメモをとっていると
「ぷっくり最大金冠ってどういうことよデリカシーのないあんまん女なんて、やたらとちょっかい出してくる金獅子や恐暴竜と同じなんだから!!」
「まぁまぁ。そう怒りなさんな。それで?蒼井ちゃんはその彼をどこで見かけたの?」
「あれはよく晴れた荒れ地の展望台でのこと・・」
おそらく展望台とはトウゲンチョウがよく舞っている例の高台のことでしょう(上にハチミツがある。サボテンダーたちがたまに遊びにきている)。
「あたしがいつものように美声でさえずっていたら、突然、クールなトウゲンチョウが舞い降りてきて、こう言ったの。「ヘイ、そこのキュートなブルーガール!俺っちと一緒にエアドライブしにいかなぁ~い!?」ってね」
「チャラい鳥と・・」メモメモ
「あたしの答えはすぐにOKだったわ。でも、そこで即答してしまったら、尻軽ブルーディーヴァって思われちゃうでしょ?だからわざとじらすことにしたの。その方が相手方の気持ちをよく知ることができるでしょうに」
「そしたら相手方はなんて?」
「そこで問題が発生したの。彼の答えを聞く間もなく、どこからともなく現れた桜火竜の存在にびっくりした彼は、そのまま「毒にされる~~~~!!」って叫びながら逃げていってしまったの・・。彼とはそれっきり・・・・」ぐすん(蒼井ちゃんのナミダ(精算アイテム)をこぼす)
「そっか・・。サマーソルトに巻き込まれたら、あぶないもんね・・」ぽちょん(と滴る精算アイテムをちゃっかり小瓶におさめる)
「あたし達は野蛮なUBUちゃん達(ハンター全般)とは違う、か弱き生物なの。だからお願い。あの人(鳥)をあたしのうちに連れてきて!!」
あたしのうち=あたちのうち(書面上はあたち)なのはさておき、この緊急恋愛クエストを受注。報酬は金銭や物品ではなく、「なるべく痩せるよう努力するし、できれば静かにしようと思う」という内容が書かれた書類にサイン(蒼井ちゃんの足の裏のスタンプ)をしてもらうことで交渉成立。
早速、探索用装備に着替え、そのトウゲンチョウを探しに行くことに。
とはいえ、やたらめったらフィールドに出ても、そうそう見つかるわけはありません。
環境生物には環境生物。
そう。うちにはたくさんのオトモダチがいます。
まずは彼らに聞き込みを開始してみることに。
「あ~~~~~~・・見たような・・見なかったような・・・」
「最近、おじいさんは物忘れが激しくてね」
「さ、おやじ。お薬の時間だよ」
ゴワ一家にこれ以上、手間をかけさせてはいけないので、その後ろに見える水槽の中の「ワダツ組」に聞いてみると
「ブクブクブクブク・・ブクブクブクブク」
なにやら神妙な面持ちで大事なことを言ってくれているっぽいのですが、なにせ相手方は水の中。さっぱり何を言っているのか分かりません
と、そこに栗きんとんさんが。
「ウキ~。ウキキ」
「え?見たの?ここで?」
「どこかなぁ~~?」
「どこだろぉ~~?」
と、栗きんとんさんと遊んでいると、それを見かねたビーが
「おい。ふざけてねぇで真面目にやれ。姉御がお前に話があるってよ」
「おねえさま、どうしたの?」
「UBUちゃん。蒼井ちゃんの想い鳥を探しているんですってね?」
「うん・・でも早速行き詰まった・・」
「めげちゃだめ。あなたにはたくさんのオトモダチがいるでしょう?まずはセリエナに出て、聞き込みをしなさい。そうすれば自ずと答えに導かれていくでしょう」
「おお女神様。そのようにします」
と、セリエナで聞き込みを開始することにしたこれでも一応導きの青い星こと夢見たあたち。
「わっかんニャいニャ~~~~」
「悪いな。年始の行事にパンを1000個焼かないといけないんだ。ほかをあたってくれ」
「あと10分・・・ここからトリップが始まるぞ・・・」
「それならゴシップブラザースをあたってみるといいニャ」
「ほぉ~いだらニャ?」
「こぉ~んニャ、大きニャ、トウゲンチョウを見たんだニャ」
「はいちょっと待った!!」
と、ぼくの腕を強引に掴み上げ、尋問開始。
「あいたたたなんだニャ」
「ぼく。その話をもっと詳しく聞かせてちょうだい」グイッ
「いたたたたたついさっきだニャ、お空の上を大きいトウゲンチョウが舞っていたんだニャ」
「こんな汚いところ(仮にも拠点)のお空を・・・ちょっと、ぼく。そのトウゲンチョウはどっちに飛んでいったの?」グイッ
「ひいいいいいいいあっちニャ!荒れ地の方のお空に飛んでいったニャ!!」
「やはり荒れ地とな・・・」もう離してニャ~
「そこ!!何をしている!!獣人虐待は重犯罪だぞ!!」
と大団長の一喝が。
こんなところ(仮にも拠点)で捕まるわけにはいかない伝説の女首魁あたち。
大団長に向かって、ありったけのツバと蓄積した悪態を吐き散らしながら、拠点を出発することにしました。
トットットットットッ・・
「マジ?一羽のトウゲンチョウを探し当てるなんて、未発見の星を見つけるのと同じくらい難しいぜ?」
と、ケルビ系イケメン男子のケルビビスキーくん。
「そんなのあたちだってわかってるよ。でもね、これは蒼井ちゃんにとって、大事な大事なことなの。だから絶対に探し出してみせる」
「相変わらずお人好しだなぁ・・。OK。俺の方でも何か分かったらすぐに知らせる。いつもどおり、皇帝バッタ便でな」
「ありがとう、ケルビビスキーくん」ハグッ
「それはそうと、彼女にはこのことを知らせたのか?」
「わかってる。もちろん彼女なしでは、このクエストは達成できないわ」
と、あたちが向かった先は古代樹の森、エリア4の海岸....
ザザァ~~~~~~~~~ン
「え~~?なぁ~~にぃ~~~?」
「ん~~だから、蒼井ちゃんの片思いのトウゲンチョウを一緒に探しにいってほしいの」
「美味しいの?それ」
「もう!ふざけないで!!」
「フフ。ごめんごめん。癇癪起こさないでUBUちゃんや。蒼井ちゃんのためなら全然手伝うんだけど、どこから探せばいいのかなって・・」
「調査員たるもの、止まっていては駄目です。あなたには彼女の強靭な脚があるじゃないですか」
と、あいつ(孤高の魚類調査員)のすかした助言。
「癪に障るけど、それが一番良さそうね」やれやれ
「あたしも調査員ってことね♪さぁ乗って、UBUちゃん」よいしょっとな
「GOGOトド美ちゃん!!お導きのあるがままに!!」
こうしてあたちとトド美ちゃんの長い旅が始まりました。
果たしてあたち達は無事に蒼井ちゃんの想い人(鳥)を見つけることができるのでしょうか・・
明日につづくのだ
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