ガシャーーーーーーーーーンぎくっ
(巨砲の砲身を地面に下ろす桃毛獣と黒獅子)


$あたちのモンハン日記
テツ「ふぅ~~~~~アセアセなんとか片付いたね」どすんはぁ(黒獅子と背中を向け合いnながらぺたんと座る)


カイルス「本当は落っことして殴り殺してやりたかったけどな・・・今回は撃退できただけでも良しとするか・・」フゥ~~~


ドスン・・ドスン・・・
(今だ起き上がらないUBUを抱きかかえながら歩いてくる恐暴竜)

あたちのモンハン日記
まさひこ「二人トモ、ヨク頑張ッタネ」ドスン・・ドスン・・(その首には項垂れたままぶら下がるようにしがみついている黒猫の姿も)

テツ「ムーアちゃんは・・本当に・・・・」

まさひこ「安心シロ。息ハアル。望ミハ・・」

BBB「抜け殻だよ。そいつは・・」ぼそ・・

カイルス「・・・・・・・・・・・・」

まさひこ「例エ、ソウダトシテモ、生キテイルコトニハ、違イナイ。必ズ、元ノ、元気ナ、UBUニ、戻シテミセル」(そっとUBUを見下ろす)


あたちのモンハン日記
鉄平「・・・・・・・・・・・・」(まさひこ達の会話を遠くから聞いている)

あたちのモンハン日記
フラワー「鉄平・・・・」ぎゅっ(手を握りしめる)

鉄平「大丈夫・・・まさひこの言う通り、今度は俺たちがUBUを守ってみせる」


アイオロス「その意気だよ」ドスン・・ドスン・・(ボニーと共に歩いてくる)

$あたちのモンハン日記
ボニー「そうさ。ただ眠っているだけかもしれないし、ボクらにはローゼンクロイツだってついているんだ。ボクらが希望を捨てちゃダメだ」

鉄平「ああ・・。っと、純平は?」きょろきょろ

ボニー「セインツのみんなと一緒だよ」ニャハ~ハッハッハッハッ!!(屋上の端で喜びを分かち合っているセルタス警備兵達と工房の猫達)



セルタス純平「オリセーさん。奥さんの下に行ってあげたらどうです?」ニャハ~ハッハッハッハッ!!

ダミアン「そうっすよ。ああして、わざわざ戻ってきてくれたんですから」(耶律恵烈頭と肩を組んでニヤニヤしている)

オリセー「おう。お前も来いよ、鈴木。妻に紹介させてくれ」

セルタス純平「すまない。オリセーさん。俺は仲間と一緒に行かないと・・」

オリセー「・・・・お前の主人だったのか?あの女狩人・・・」

セルタス純平「ああ。主人にして友でもある。他の仲間もみんなそうさ」

オリセー「なぁ・・・お前さえ良ければ、ここに残って領内の復興作業を一緒に・・・・いや、なんでもねぇ。元気でな、鈴木」

セルタス純平「オリセーさんも。本当に今までありがとう。あなたと過ごした貴重な日々は絶対に忘れない」


ガシッドキッ(ロイ達が見守る中、ハグを交わす純平とオリセー)



ダッダッダッダッダッダッダッ
(外壁側より屋上エリアに駆けつけてくるカーブー一行。上空からは河狸獣とエリーゼを乗せた金火竜の姿も)


セルタス純平「お迎えが来たようだ」

あたちのモンハン日記
カーブー「ボニーちゃん!!UBUさんは!?」ドスーーーーーーン煙(隣に着陸してくる金火竜)


アルテミス「お姫様の容態がおかしいって聞いたけど、本当なのかい?」(その首に跨るエリーゼも心配の面持ちで見下ろしている)


ボニー「ああ・・それなら・・」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・
(UBUを我が子のように抱きかかえ静かに見下ろしている恐暴竜の姿)


$あたちのモンハン日記
ロージー「・・・・・・・・・・・・・・」(唇を噛み締めながらその様子を見つめている)

あたちのモンハン日記
アラン「お前のところの病院で診てもらえ。そうすれば必ず良くなるさ」

ロージー「うん・・・・」


??「みなさぁ~~~~~~ん!!」


アラン「ん・・?」



ファッサファッサ・・ファッサファッサ・・
(上空から天馬のように駆け下りてくる幻獣に跨った白いドレスの少女の腰に捕まるミッチの姿。また少女は胸に白毛のモフモフ赤ちゃん猫を抱いている)


フラワー「バステト!!やっぱりあなただったのね!!」ダッ

バステト「マァ~マァ~♪パァ~パァ~♪」ひょっはぁ(少女の胸から両親の下に飛んでいく)

鉄平「こいつめ!心配かけたな♪」だきっドキッ(飛んできたバステトをフラワーと共に抱きしめる)

カイルス「よぉ、凍土のちびちゃん。また会ったな」ドスン・・ドスン・・(桃毛獣と共にナックルウォークで威嚇するように接近してくる)

オクサーヌ「あら、お久しぶり。それから、私の事は「凍土の賢いお姉さん」とお呼びなさいって前も言ったでしょ」ぷんすかムカムカ

鉄平「ミッチ。お前、なんだって凍土のボスと一緒なんだ?」

$あたちのモンハン日記
ミッチ「えと・・それはっすね・・汗

カーブー「俺から説明するよ。話せば長くなる。それより、オクサーヌ。UBUさんの容態を診てくれないか?」

オクサーヌ「・・・・・・・・・。いいわ。優しい恐暴竜さん。少しだけ、彼女を診させてもらってもいいかしら?」

まさひこ「・・・・・・・・。ウン・・」


そっ・・(UBUをそっと地面に寝かせるまさひこ)


オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・・」(UBUを上から覗き込む)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(寝息もたてず深い眠りについているUBUの顔からはまるで生気を感じない)


オクサーヌ「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ・・」


スッ・・(一同が見守る中、頭巾からはみ出たUBUの綺麗な蒼毛をそっと撫でる白いドレスの少女)


ロージー「どう・・?」

オクサーヌ「残念ながら彼女の魂はここにはないわ」

鉄平「どういう意味だ?」ザッ・・煙

オクサーヌ「彼女が抱いた絶望と共に、彼女の魂は黒龍に・・マモーナスに連れて行かれたみたいね」

フラワー「マモーナス・・・・」

鉄平「それが長年UBUが追っていた黒龍の・・・あの野郎の名前か・・!」

まさひこ「教エテクレ。UBUガ、ドウスレバ、助カルノカ」ドシーン・・(その巨体を屈めてオクサーヌに懇願する)

オクサーヌ「ごめんなさい。そればっかりは私でも分からないの。マモーナスを討伐した者はいない。だからどうやって彼女を目覚めさせたらいいものか・・・」

ロージー「そんな・・・・」

鉄平「少しでも頼りにした俺たちがバカだったぜ。だいたいこのちびは元々、敵なんだ。信頼する方が間違ってら」

ぎゅむっはぁ(父が被るヘルムの口を抑える白毛赤ちゃんの猫手)

バステト「にゃいにゃい」フリフリ(首を左右に振って父を諭す)

鉄平「バステト・・・・」

カーブー「オクサーヌ。そのマモーナスを討伐すれば、UBUさんはもとに戻るんじゃないのか?」

オクサーヌ「それも確かじゃないわ。だいたい、マモーナスが何処にいるのかも分からないし」

カーブー「そうか・・『長寿』の君でも分からないのか・・・」なんですって!!(とブチギレる白いドレスの少女)

アイオロス「とにかく、そのマモーナスの巣を見つけ出して、お嬢さんの戻し方を聞くのが一番早いと思うけど」

ナイトクルーガー「邪龍の巣窟?心当たりでもあるのかよ?」

アイオロス「僕らの仕事じゃないさ。けど、こんな時の為に、セクションは別れているんだろ?」

ナイトクルーガ「ナイツ頼りってわけか・・」うーーーーん

オクサーヌ「見つけられれば大手柄ね。雷狼竜のエージェントさん」

アイオロス「・・・・そうか。あの黒龍が怪魔の生き残りなんだね?」

オクサーヌ「そう。残る怪魔は二頭。黒と紅よ」

カーブー「黒龍・・・そして・・」

ロージー「紅龍・・・・(ウーメイさんが追っている邪龍・・・)」

ナイトクルーガ「なぁ、デカダンスの守護女神さん。ここは互いに持っている情報を交換するってのはどうだい?」

オクサーヌ「そうすれば見逃してくれるわけ?そんな取引、信用するほど、お人好しじゃないわ」ぷいっ

アイオロス「マモーナスの巣・・そこがブラックギルドの重要拠点でもあることには違いない。君だって、それを探し求めているんじゃないのかい?」

オクサーヌ「どうして?私はどのギルドにも属さないし、恨みがあるとすれば、それはあなたの属しているギルドなのよ?」ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・ゾ・・(かき上げる白銀の長い髪の向こう側で憤激のとぐろを巻いているマゼンダの右目が怨敵に睨みを効かせる)

カーブー「二人共、よすんだ。今は勢力争いをしている場合じゃない。肝心なのはUBUさんがもとに戻るかどうかだけだ」

アイオロス「・・・・・・・・・・」ふ~~~~~~(隣でボニーが「言われちゃったね」的な顔をしながら雷狼竜のお手を肘で突いている)

カイルス「要するにあの邪龍をはっ倒して、この女が蘇る方法を聞き出せばいいだけじゃねぇか。簡単だぜ」

テツ「手伝ってくれるのかい?」そっ・・(カイルスに助けを求めるように手を伸ばす)


バチィーーーーンぎくっ(その桃毛のお手を弾く黒毛のお手)


テツ「いたぁ~いアセアセ

カイルス「いいか?俺はこの女を殺す為に呼び戻すだけだ。すべては兄貴の仇を討つため・・・それを忘れるな」


ダッ!!
バショーーーーーーーーーン!!
(屋上からひとっ飛びしたカイルスは、空中で刹那に全身を放電させ、両拳を突き合わせると同時に生成された異次元ポータルと共に一瞬にして姿を消してしまう)


カーブー「やれやれ・・・まったく自分勝手な・・・・・いや・・俺も人のことはいえないな・・」

オクサーヌ「落ち込まないで、おにいさん。どうしてあたしがここに来たのか・・・それはあなた達にヒントをあげる為。そしてそれを導き出すのが・・・バステトちゃんなのよ」

鉄平「なに・・・?」

バステト「はぁ~~ぱぁ~~♪」パチパチパチドキッ(ぱんぱん叩くように歓喜の拍手をかます)

オクサーヌ「あなた達も薄々気づいているはずよ。その子が普通の獣人の赤ちゃんでないことは」

フラワー「・・・・・・・・・・・・・」

オクサーヌ「さぁ、バステトちゃん。貴方がインストールした「私達」の過去を・・・・・今こそ貴方が大切に思う人達に共有してあげて」

鉄平「ちょっと待て!一体何を・・・!!」

バステト「ほみゃああああああああああああ!!!!」びっsss(人差し猫指から思念を飛ばす)








「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~










鉄平「!!」










ドウーーーーーーーーーーーーン!!












To Be Continued In Next Chapter....
















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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?

11/4(日)0時更新 今後のご予定なんかのお知らせ(仮)

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も愛狂おしい顔しながら読も見ようよぽけ~