ドガアアアアアアアアアアン!!
ドワアアアアアアアアアアン!!

(仄かな日差しを受ける領内エリアの空中を舞う炎妃龍、風翔龍が上空より鋭く飛来してくる黒焔の矢をそれぞれの特性によって迎撃していく。またその下では猫民達を背に乗せたクルセイダーズモンスター達が一直線に爆走していく姿も見える)



ルナストラ「日蝕が終わる・・・どう捉えて?」ブワッサブワッサ(全身より碧い粉塵を迸らせ、翼を羽ばたかせながら空中浮揚するその背中には怪我をした猫民が身を寄せ合いながら乗っている)


サドンデス「必ずしもあの邪龍の生態的エネルギーに闇が関係しているとは断定できない。よって警戒モードは持続」スゥ~~~~(風翔龍独特の切れの良い空中移動を見せるその背中にも怪我をした獣人達の姿が見える)

ルナストラ「怪我人さえ乗せていなければ・・・・下の様子はどうです?」きょろきょろ(自身の冠のような角の上から下の様子を確認している灰虎猫に声をかける)


ゼット「ああ、無事に北門に向かって突っ走ってるぜ!!あそこを抜けちまえば、密林エリアに入れる!!」パキャーーーーンハッ(氷属性迸るワンドネコ=ダオラで飛来してきた黒焔の火の粉をぶった斬りながら下の状況を捉えている)

ルナストラ「あとは木々を盾に逃げ切るだけ・・・ですが、そう上手くいかせてくれるかしら・・」ちら(微弱な光の束を受けながら上空を見上げる)



マモーナス「吸収したエネルギーを僅かでも使うのは口惜しいが・・時間が足りぬ。貴様らの絶望も回収していくぞ」スゥーーーーーー(大きく大気を吸い上げる)



バオオオオオオオオオオオオオン!!
(黒龍の口から瘴気のオーラを帯びた黒焔弾が放たれる)



ルナストラ「また来ますわ!!」

サドンデス「分析開始・・・・今までのエネルギー体とは質量、熱量、そして付加される属性エネルギーの性質自体が異なる」

ゼット「って、ことは!?」

サドンデス「膨大な被害が予測される」ゴオオオオオオオオオ!!(見上げる頭上を隕石のような黒焔弾が通り過ぎていく)

ルナストラ「被弾地点は!?」バッsss(素早く振り返る)




ドガアアアアアアアアアン!!
(北門に被弾した黒焔弾が激しい爆発を起こし、その爆破により北門を挟む城壁もまた木っ端微塵に崩れ去る)





グレンジャガー「なんだぁ!?」ドガアアアアアアアアン!!(突っ走る前方から崩落音が轟いてくる)




グボオオオオオオオオオオ!!
(黒く燃え上がる崩落地点から瘴気を帯びた火柱が高く突き上がっていく)




$あたちのモンハン日記
サムソン「止まれ!!サンダーソニック!!」



バオオオオオオオオオオン!!
(火飛沫をあげる黒いファイヤーウォールを目の前に、その場で空中浮揚をして立ち止まることを余儀なくされる銀火竜と毒怪竜の親子)




ギギ「お父ちゃま!!これじゃ飛び越えられないわ!!」


ゼノン「クソ・・・・ん!?」



ギャアアアアアアアアアア!!
(黒いファイヤーウォールから人の手をした無数の火飛沫が阿鼻叫喚と共に伸びてくる)



ジェット「ニャんだこりは!?」ギャアアアアアアアア!!(毒怪竜の背中の上に乗っている獣人達に襲いかかる黒い人形の火手)

オリセーさんの奥さん「あっち行きな!!」バサーーーン!!(怯える猫民を背にエプロンを両手で持って黒い火の手を払いのける)

あたちのモンハン日記
一也「ゲルハルト!!どうするニャ!?」

$あたちのモンハン日記
ゲルハルト「シャアアアアア!!(ジョー!!左に曲がれ!!)」



ズドドドドドドドドドドドド!!
(瓦礫と共に黒焔が燃え上がる城壁の崩落地点を避けるように左に曲がっていくジョー。そしてそれに続くクルセイダーズモンスター、ヴラドレン歩兵部隊、水竜車と続き、その上空を舞う銀火竜、毒怪竜の親子もそれに続く)



マモーナス「無駄な足掻きを。何処まで逃げようとも同じだ」



ボオオオオオオオオオオオオ!!
(黒いファイヤーウォールが逃げるモンスター一行を追いかけるように城壁を燃やしていく)



ゼット「あの野郎、行く手を阻むつもりか・・!!」

ルナストラ「それだけじゃないわ。陸を行く部隊が城壁を突貫するチャンスを狙って、上空から一気に仕留めるつもりだわ」

ゼット「急げ!!俺たちも追うぞ!!」ビュオオオオオオオ!!(指示通り飛んでいく炎妃龍、風翔龍)



グボオオオオオオオオオオ!!
(高く燃え上がる漆黒の防火壁を避けるように沿って進む大猪)




ジョー「何処まで行くつもりだ!?ゲルハルト!!」ズドドドドドドドsss

ゲルハルト「ニャ・・・(逆にあのバカを誘導してやる)」ズドドドドドドドsss



サンダーソニック「高度を上げるか?」グボオオオオオオオオ!!(右側面では黒いファイヤーウォールが威嚇するように烈々と火柱を噴き上げている)

$あたちのモンハン日記
サムソン「待て。もう少しあいつを信じてやってくれ」ビュオオオオオオオsss(銀火竜の首に跨るその背後に見える背中の上では、劉珍が怯える猫民を両手いっぱいに抱きしめている姿が見える)


マモーナス「大人しく立ち止まれ。そして絶望と共に朽ち果てよ」シャホォオオオオオオ・・・(瘴気群が大口を開けた頭部を包み込む)


トウン!!
(瘴気を帯びた黒焔弾を放つマモーナス)


ゼット「また来るぞ!!」(後ろを見上げながら叫ぶ)



ダオオオオオオオオオオン!!
グボオオオオオオオオオオ!!

(空を征く炎妃龍と風翔龍の背後に着弾した黒焔弾が爆発と共に燃え上がり、黒炎の大波となって襲いかかっていく)


サドンデス「瘴気のエアロゾル及び強力な龍属性エネルギーを帯びた究極の化合的火属性から成る・・」いいから逃げろぉ~!!(とゼット)




グオオオオオオオオオオ!!
(城壁に沿いながら必死に遁逃するクルセイダーズモンスター一行を追従していく漆黒のファイヤーウォールに加え、背後からは黒焔の大波も押し寄せていく)




サンダーソニック「万事休すだ。我々だけでも上空から逃げるぞ」ゴオオオオオオ!!

サムソン「待て!!我がオトモを信じろ!!」


ジョー「後ろからも炎が来てるぞ!!」ドドドドドドドドsss(疾走する大猪の背後から迫り来る黒焔の大波)

ゲルハルト「ニャアアアア!!(よし、止まれ!!)」


ドドドドドドドドドド・・・・・
(停止したジョーに付き従うように集まる避難部隊。上空から古龍二頭も合流してくる)



ヴラドレン「立ち止まってどうするつもりだ!?」あああああああんアセアセ(背中におぶる子供の獣人が泣き叫ぶ)

ゲルハルト「シャアアアアアア!!(さぁ、俺たちはここだ・・・きやがれ、クソ野郎!!)」


マモーナス「観念したか。一思いにまとめて消し去ってやろう」


トウン!!
(再び黒焔の矢を放つマモーナス)



キーン「上空が光ったぞ!!」

オステルマン「四面楚歌・・・もはやこれまでか・・!!」グッ煙(水竜車に搭乗するメイド猫達を庇うように抱きしめる)

グレンジャガー「このまま黙ってやられるつもりかよ!?」

ゲルハルト「ニャアアアア!!(みんな!!火が飛んできたら一斉に避けるんだ!!)」



ヒョウウウウウウウウウウウン!!
(燃え上がる城壁前に留まる一行目掛け、鋭利な角度で急降下していく黒焔の矢)



一也「来るニャ!!」

ゲルハルト「シャアアアアアアアア!!(今だ!!)」




バッ!!
ソウーーーーーーーーーーン!!
(降下してきた黒焔の矢に対し、一斉に別れて回避する一同。黒焔の矢はそのまま低空飛行しながら城壁に向かっていく)




ゲルハルト「ニャアアアアアア!!(伏せろぉおおおおおお!!)」バッ煙






ドガアアアアアアアアアアン!!
(黒焔の矢が城壁に衝突し、激しく爆発すると同時に黒い爆炎の中より「普通の赤い爆発」が生じる)





ゲルハルト「シャアアアアアアア!!(あの火の中を潜るぞ!!)」

直政「そうか!!ここのポイントは、ジェラード殿が仕掛けた爆弾が埋め込まれていたのか!!」

ジョー「みんな俺に続けぇえええええええ!!!!




バオオオオオオオオオオン!!
(黒焔の爆炎が渦巻く中心、一同を導くように燃え上がる赤い炎目掛けて突進していく大猪)




グレンジャガー「普通の火なら少し我慢するだけだ!!みんな、しっかり掴まってろよ!!」バッsss(火の中に飛び込んでいく)

オステルマン「キーン!!バスター!!最大出力で火の海を突貫するぞ!!」ンッガッガッガッガッ!!(大勢の猫を乗せた水竜車が唸るように蒸気機関の動力を希望と共に弾ませる)

ゼット「サドンデス!!アシストしてやれ!!」

サドンデス「了解」




バホオオオオオオオオオン!!
(風翔龍が吐いた突風の追い風に押されながら、黒焔の火壁の中心に出来た赤い炎を潜っていく避難部隊の面々)




ギギ「やったわ!!」

ゼノン「俺たちも続くぞ!!」

あたちのモンハン日記
マクシミリア「グランカッサ!!一気に風穴を開けるのだ!!」


グランカッサ「オオオオオオオオオオオオ!!!!!




ドオオオオオオオオオン!!
(黒いファイヤーウォールをぶち破るように、その巨体をもって中心点の紅炎を突貫していく尾槌竜)




サムソン「続けぇえええええええ!!!!!」




ビュオオオオオオオオオオオン!!
(空中を征く銀火竜達は、グランカッサが開けた黒い火壁に出来た大穴を次々と掻い潜って外に脱出していく)




サムソン「ふひょおおおおお!!さすがは我がオトモじゃわい!!」プスプスプス煙(少しその白髪を燃やしながら豪語する)

ジェット「オラァ~!!追ってこれるなら来やがれってんだニャ~!!」べろべろばぁ~(奥さんと肩を組んで実に憎たらしい顔でそれをかます)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






マモーナス「バカな・・!!」


??「これで彼等は密林エリアに紛れ、さすがの貴方でも狙い撃ちは難しくなった・・」


マモーナス「!?」バッ




ブワッサブワッサ・・ブワッサブワッサ・・
(次第にその姿を見せ始める太陽光を受けながら、「翼の生えた」幻獣キリンに跨る白いドレスの少女。その胸には同じく白毛の赤ちゃん猫を抱いており、背中には少し怯えながらも黒龍を睨みつけるミッチの姿も見える)



オクサーヌ「さぁ・・・今度は私達の番よ♪」ぴーす(微笑を浮かべる守護女神の下でピースしているバステト)

To Be Continuedsss







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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

10/13(土)0時更新 「なんてグルーミーで醜悪なんだ」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!次回も今時分がもてる最大限のスピーンをかましながら読も見ようよにこっ