$あたちのモンハン日記
ダオオオオオオオオン!!
(神殿南側の頂上部付近に黒焔の大爆発が起きる)




BBB「UBUーーーーーーーーー!!!!!」(刻竜の首の上に立ちあがり下に向かって叫ぶ)


????「・・・・・・・・・・・・・・」ブワッサブワッサ・・(黒猫とは対照的に、その場で空中浮揚を維持しながら顔を見上げる刻竜)









バッサバッサ!!バッサバッサ!!
(威圧的かつ高圧的な羽音をたてながら、我が物顔で宵闇の上空を支配する黒龍)






マモーナス「絶望の生産とその回収。長きに渡った契約を獣人達の絶望と共に全うせよ。キャロル・ムーア・ロザリー」










「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~












ドシーーーーーーーーーーーン!!
(光を失った不明瞭な暗闇に包まれた密林エリアの中、木々を薙ぎ倒しながら直進していくガオレンボーグ)



スペンサー「ちょっと待った!!そしたら、あの黒龍が俺達のボスだっていうのか!?」ガシャンガシャンDASH!(一対の操縦レバーを興奮しながら前進させていく)

サマーズ「そういうことらしい・・おい、スコット!もっと速度を落とせあせる」ガシャンガシャンDASH!

ソユン「お二人は知っていたんですか?」ぬりぬり(のんきにネイルを塗り直している)

アガッツィ「いや・・俺も初めて知った。ドクターに聞くまではな」がじょりっ(果汁満点のドドブランゴに齧りつくその顔は、キャプテンハットの陰になって見えない)

カペラ「私も見るのは初めてよ。ブラックギルドの統率者である七大怪魔の生き残り・・・間違いなく、あの黒龍が私達のボスよ」ふぁさっ(金髪をかきあげる)



ドシーーーーーーーン・・ドシーーーーーーーン・・
(直進していくコクピット内、カペラが背を向けながら眺める強化ガラス越しには、幽々冥々な鬱屈した世界が広がっており、頂上部付近に黒い炎を帯びたピラミッド型神殿の前方では、これまた烈火の如く燃え上がる黒焔地獄がみせる鏃のように鋭いフィラメントが見る者に嫌悪感と不快感を与え、赤紫色の雷光走るその闇黒の空では、巨大な黒い龍が尊大に翼を羽ばたかせ外界を見下ろしている)



カペラ「月蝕みとはよく言ったものね。これでこの獣人国家は死んだわ」

スペンサー「目的は制圧でしょう!?それとも皆殺しですかあせる」ガシャンガシャンDASH!

カペラ「どうかしら。ただ、あの地獄絵図の中で抗う心を持つ者がいるのなら・・・話は別かも」フフ・・



ドドドドドドドドドドド!!
(重槍騎馬隊を先頭に、直進する砦蟹が切り開いた密林エリアの一本道を疾走していく神殿の騎士団)


ラインハルト「三番隊!!両翼より砦蟹を挟撃!!足止めに成功したのならば、次いで二番隊が右脚のみに一斉集中砲火!!倒れたところを一番隊が仕留めます!!いいですね!!」(駆ける羅刹に肩車をしてもらったまま号令を飛ばす)


オオオオオオオオオオオオオオ!!
(先を行く砦蟹目掛け突進していく神殿の騎士団の長蛇の列。そしてそれに並走していく毒怪鳥、星竜の姿も)


マナブ「殿!!騎士団が突撃を開始した模様ですぞ!!」(同じく疾走する盾蟹が背負う一角竜の頭骨、その右目の穴から身を乗り出し、双眼鏡で前を行く騎士団を捉えている。また左目の穴からはパソコンとマナブも上半身を出して双眼鏡を覗いている)


信長「やめろ!!あれは勝家なんだ!!」


オオオオオオオオオオオオオオ!!
(蹄の音をかき消すほどの怒号と共に、左右に分断しながら砦蟹の後ろ両脚を挟み込む重槍騎馬隊。毒怪鳥は颯爽と羽ばたきながら砦蟹の股下に飛翔していく)



マッハベノム「喰らいやがれ!!ファッキンクラブ!!」スゥ~~~~~~DASH!(鳩胸いっぱいに大きく息を吸いあげる)



ボウウウウウウウウウウウン!!
(見上げる砦蟹の石柱のような長い脚に支えられた胴体目掛け、渾身の毒玉を吹き上げるマッハベノム)



ソユン「真下より状態異常効果を帯びた飛来物が接近」ぬりぬり(ネイルを塗りながら「お手入れセット」に少し埋もれた探知機を見下ろしている)

アガッツィ「回避しろ!!」(叫ぶと同時にキャプテンハットが前に大きく傾き、その顔は見えない)

カペラ「今からじゃ無理」やれやれ



ドゴオオオオオオオオオオン!!
(コクピットが下からの振動により激しく突き上げられる。それを受けキャプテンシートより落下するアガッツィ。それを三角形に取り囲む他のパイロット達はなんとか操縦しながら堪えるも、ソユンだけは整然と「ネイルの続き」を淡々とこなしている。またカペラに至っては、腕を後ろに組みながら、その振動を華麗なバックステップで回避する)



ベナッツォーリ「三番隊!!突撃ぃいいいいいいいいいいい!!!!!」ズドドドドドドドド!!(ランスの鋭い槍先を向けながら突進していく重槍騎馬隊)




ガシーーーーーーーーーーーン!!
(左右に展開した重槍騎馬隊が砦蟹の両後ろ脚側面後方より挟撃を仕掛ける)




よろっ・・・・(よろめくガオレンボーグの人工的な顔面)




ファンクーン「今です!!二番隊!!目指すは後ろの右脚でぇ~~~~~っす!!!!」ドシンドシンドシンドシン!!(ラガーメンのように突進してきた鋼鉄のグークを筆頭にその後を続く銃槍歩兵隊)



ガシッガシッガシッガシッ!!
(立ち止まった砦蟹の右脚を四方より取り囲む銃槍歩兵隊)




孫星「今度こそ成功させるね!!」(危ないからコクピット内(鋼鉄のグークの中のクラーラの頭の上)に退避している)

ファンクーン「いきますよぉ~!!3・2・1・・・・ふぁいやぁ~~~~~~~~!!!!」ファオオオオオオンキラキラ(鋼鉄のグークの両眼が「真っ黄色」に発光する)



バオオオオオオオオオン!!
(包囲した右脚の四方より怒涛の竜撃砲をぶちかます重槍騎馬隊。鋼鉄のグークのみ「目から火」を吹いている)




サマーズ「後ろ右脚、90%の損傷!!倒れるぞ!!」




ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・・
(重厚な機械がきしむような音をたてながら、ゆっくりと右倒れになっていく砦蟹ガオレンボーグ)



孫星「やったね!!攻撃の手、止めちゃダメよ!!」

ファンクーン「はい!スターマインちゃん!!GOOOOOOOO!!!!」きょぴーーーんキュピーん(両眼が怪しく光る)


スターマイン「ラインハルト公に少しはいいとこ見せなくっちゃ・・・だから!!」ンボオオオオオオ!!(全身から紅蓮の炎が沸き起こると同時に、その周囲から無数の星羽蝶が生まれる)




シャオオオオオオオオオオン!!
シャオオオオオオオオオオン!!

(妖艶な煌めきの火花を帯びた星羽蝶の群れが、スターマインの激情と共にエモーショナルな軌跡を描きながら砦蟹の右脚に向かって襲いかかっていく)





ドガアアアアアアアアアアン!!
(右脚に向かって一斉に衝突した星羽蝶達が花火のような美しいエクスプロージョンを見せる)




スターマイン「たぁ~まやぁ~~」ぼそっ



ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ!!
(右向きに倒れていく砦蟹ガオレンボーグ)



サマーズ「今の衝撃で100%損壊!!もうダメだ!!」ガチャガチャ!!

ソユン「慌てないの。こういう時の為に私がいるんだから♪」ぎょいん煙(冷静にレバーを倒す)




ズサーーーーーーーーーーーーン!!
(鋭く振り下ろされた右腕の鋏が地面を穿ち、傾いた胴体を支える砦蟹ガオレンボーグ)





スターマイン「え~~~~~~~!!!!超ありえないんですけどぉ~~~~~アセアセ



羅刹「どうする?ラインハルト。ダメ元で突進するか?」

ラインハルト「いきましょう!!」


ソユン「ほんとうるさい人達」ぎょりんうずまき(回転させるように左レバーを撚る)




ブオオオオオオオオオオオオン!!
(右腕で胴体を支えながら、左腕で地面ギリギリの「水平ガオレンチョップ」をかます砦蟹ガオレンボーグ)




羅刹「伏せろぉおおおおおおおお!!!!」ガバッ煙(肩車したラインハルトごと素早く身を伏せる)



ショイーーーーーーーーーーン!!
(屈んだ足軽部隊の頭上スレスレを鋭利な「巨大蟹鋏」が通り過ぎていく)



ラインハルト「ふぅ~~~~~汗」(というものの眼鏡はずり落ちてる)

羅刹「そう簡単にはやらせてくれんか」やれやれ(尻もちをつくラインハルトの下敷きになり、うつ伏せ棒状体のまま冷静に分析してる)


サマーズ「助かったぞ、ソユン」(前方の席から振り返り、ピカピカのネイルを見せつけながら微笑むソユン)

アガッツィ「よし!ガオレンボーグ!!反・撃っ!!」バッ煙(颯爽とキャプテンシートに飛び乗る為、またしてもキャプテンハットが傾き、その勇ましいであろう顔は見えない)

スペンサー「よっしゃ!!前脚は無事だからな!!いくぜ!!スピーン・ガオレン・レッグ・スパイク・ダブル!!」ガインDASH!(左右のレバーを両方倒す)



ショリィーーーーーーーーーン!!
ウィーーーーーーーーーーーン!!

(砦蟹の両前脚の内部から鋭い棘が無数に飛び出ると同時に脚自体が高速回転していく)



ベナッツォーリ「撤退だぁああああああああ!!」ヒヒィ~~~~ンDASH!


スペンサー「おせぇよ!!迂闊に近づいたのか運の尽きだったようだな!!」




ギャリリリリリリリリリリリリ!!
(右腕で胴体を支えた砦蟹の前両脚がスピーンしながら左右水平に開き、側面にいる重槍騎馬隊に襲いかかる)



シェリーナ「振り返るな!!走れぇえええええ!!!!」ドドドドドドドドド!!(疾風怒濤の如く遁逃する重槍騎馬隊の背後から迫りくる巨大な芝刈り機のローラー)


スペンサー「ハハハハハハハ!!逃げろ逃げろ!!刈り殺されたくなければなぁ~!!」


ファンクーン「みんな逃げてぇええええええええ!!!!!」



ギャリリリリリリリリリリリリ!!
(凶器の巨大ローラーが逃げ惑う重槍騎馬隊に襲いかかる)



ベナッツォーリ「クソ・・・ここまでか・・!!」ドドドドドドドドド!!





毎度お騒がせしまぁああああああああす!!!!





ベナッツォーリ「!?」バッ






バオオオオオオオオオオオン!!
(突如、背後の巨大ローラーに指向性を持つ強大な音波が衝突し、その回転速度を緩める)






スペンサー「なんだ!?」

カペラ「大型モンスター・・!?」(眉間にしわを寄せ、強化ガラス越しに外の様子を確認する)



ヒョウン煙
ヒョウン
煙

(カペラの目の前を一対の「茶と黒」の角竜が頭から急降下していく)



カペラ「ディアブロス・・・!!」





バギャアアアアアアアアアン!!
(原種と亜種の角竜がその強靭な両角を垂直に下向けながら砦蟹の右脚を関節部より豪快にへし折ってしまう)





ベナッツォーリ「避けろぉおおおおおお!!!!」バッ煙(慌てて騎乗より頭を下げる)




ソウーーーーーーーーーーーーン!!
(騎乗で身を伏せる重槍騎馬隊の頭上スレスレを回転しながら飛んでいく砦蟹の折れた右脚)




スターマイン「超危機一髪なんですけどぉ~!!」

孫星「あれは!!」




シュウウウウウウウウウウ・・・・・
(薄暮の空の下、夜霧のように見える白煙の中から轟竜、そして一対の角竜のシルエットが浮かび上がる)




バラン「待たせたな!!野郎ども!!」(その頭部には重厚なメタリック製の羽根兜を被っており、また背甲の上では「お上品」な白猫がちょこんと座りながら「お紅茶」を慎ましく飲んでいる)

あたちのモンハン日記
フランソワ「お待たせ致しましたわ。皆さん」ずずずず・・(優雅にお紅茶を飲み干す)


アモン「さっさと倒してニャ太郎達の後を追うぞ」


ディアベル「そうと決まったら・・・クルセイダーズ!!アッセンブル!!よ、なんてね♪」


To Be Continuedsss






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードはさ!?

9/3(月)0時更新 「超たまやなんですけど」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も豪快に熱々お紅茶を指で「かんまし」ながら読も見ようよぽけ~