きゃああああああああああああ
(大破した長屋の残骸を豪快に踏みつながら、エリアにこだまするササユの悲鳴の下へと駆けていくB之助とおパノ!頑張れ!!)


B之助「待ってろ!ササユちゃ~~~~~ん!!」(そうだ!その意気だぞ!B之助!!)





ゲゼーーーーーーーーーーン!!
「あたちのモンハン日記」
新春SP★暴れんB将軍2018~雪侠伝~






$あたちのモンハン日記
ササユ「きゃあ~~~~~~~~~」(そうでもない顔で悲鳴をあげている)


おパノ「そこです!いました!」ガラガラがっしゃ~~んsssずんがっがっがっがっがっDASH!(人んちのタンスを豪快に突き飛ばし、その上に乗っかって残骸の山の上を滑っていく)

B之助「大丈夫かぁ~!?ササユちゃ~~~ん!!ついでにヨッコ~~~!!」ずざざざざざDASH!(同じくまな板をサーフィンボード代わりに滑っている)

$あたちのモンハン日記
ヨッコ「ついでとはなんだ!!」ぱかぁ~~~んびっくり(B之助の着地と同時に、その頭をスリッパでひっぱたく)

おパノ「見てください!あれを!!」


んぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ炎
(宙に浮かぶ巨大な火の玉)


BBB「なんてことだ!思っていたよりずっとでかい!!」そういう問題か?(と陽子)

ササユ「B之助さん!」すたたたたた

BBB「どうやら噂話は本当だったようだな・・!」んぼぼぼぼぼぼぼ


ひょえ~~~~~~~~~~炎
(と郊外へ逃げていく火の玉。道中、たまたま通りかかったお侍のちょんまげを綺麗に燃やしながら)


BBB「逃げたぞ!!」

おパノ「追いましょう」ダッsss

BBB「待て、おパノちゃん」がしっドキッ(馳せるおパノの足首をおもいっきし掴む。顔面から雪の地面に倒れるおパノ)

おパノ「どうしろと?では」ふぁたふぁたふぁたはぁ(うつ伏せのまま両手をパタパタさせ、雪の大地に「天使の羽」を作る余裕さ)

BBB「俺達の鈍足ではあいつには追いつけまいて。こういう状況こそ、他種族の力を借りるのさ」すぅ~~~~(猫胸が鳩胸に見えるくらい息をおもいっきし吸い込む)


たぁ~~~すけてぇ~~~~!!
てぃ~~が・れぇ~~~っくす!!

(でかい声で叫ぶB之助。陽子とササユは耳を塞いでいる)


おパノ「??」がばっ(うつ伏せ状態から顔を上げ、呑気にホットドリンクが入った小瓶を飲もうとしてる)


ド・ド・ド・ド・ド・ド・ド・・・
(遠くから明らかに「こっちへ」向かってくる恐竜のような足音)


おパノ「はっ」カタカタカタ・・ぶるぶる(小瓶の中の赤い液体が、まるでジュラシックパークのあの名シーンのグラスのように揺れ動く)






バラ衛門「何事でぇええええええええええ!!??」ブワッDASH!(豪快かつ無謀に突っ込んできた団子屋の見張り番、バラ衛門:バラン)


BBB「乗るんだ!火の玉を追うぞ!!」びょっ煙(突っ込んできたバラ衛門の背中におパノと共に飛び乗る)

ササユ「B之助さん!!」

BBB「安心しろ、ササユちゃん!!魑魅魍魎の正体は、必ずこのB之助様が暴いてやるからな!!」ずっどっどっどっどっどっsss(すっ飛んできた勢いそのままに、市街地エリアをアウトしていく轟竜。もちろん家々を破壊しながら)

ササユ「そうじゃなくて・・・」


パラパラパラ・・・・・
(すっかり退廃し尽した市街地エリアの残骸を見渡すササユと陽子。町民達は冷静にかまくらを作り、そこを仮住居に「新しい暮らし」を始めている)




んぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ炎
(森の木々を豪快に燃やしながら雪山へ逃げていく、でっかい火の玉)



バラ衛門「あの野郎!山火事を起こす気か!?」ズドドドドドドドsss(燃えた木々を踏みつけ、鎮火させながら突進している)

おパノ「あの火力は・・・」

BBB「大丈夫だ!幸いにもこの大雪!火事にまでは発展しまいて!!それよりあいつに追いつくんだ!!」びっ煙(と「集中しろ」のジェスチャーをしてみせるおパノ)


んぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ炎
じゃばぁ~~~~~~~~~あせる

(雪山の雪を溶かしながら一直線に登っていく火の玉が起こした「天災クラス」の洪水(雪解け水)を必死に掻き分け、「泳ぎ登山」しながら必死に追いかけていく轟竜)


バラ衛門「ひぃ・・ひぃ・・疲れてきたあせる」しっかりしろ(と「じゃばじゃば」泳ぐバラ衛門の頭をひっぱたくB之助。おパノはバラ衛門の頭の上で正座しながら、実に涼しい顔で呑気に粗茶を飲んでいる)

おパノ「頂上です」ずずずず~~~茶




ひょおおおおおおおおおおおおおお



バラ衛門「なんか・・おっかねぇ場所だな・・」ぜぇぜぇ・・(息を切らす轟竜の背中より飛び降りる黒猫と紫色の着物の女)

B之助「そういや、雪女がどうとかって言ってたな・・」きょろきょろ


ひょぼぉ~~~~~~~~~炎
(岩陰から実に照れくさそうにひょっこり顔を出す火の玉)


バラ衛門「いっちょ前に。様子を伺ってやがる。雪玉ボールでもぶつけてやろうか」ぐっsss(前傾姿勢になり、でっかい右腕を後ろに引く)

おパノ「お待ちを」すてぇ~~~んびっくり(引いた右腕をおパノに蹴っ飛ばされ、同時に顎から地面に倒れるバラ衛門)


ひょぼぉ~~~~~~~~~炎
(ゆっくりと岩陰から姿を見せる火の玉)


おパノ「・・・・・・・・・・」じーーーー

バラ衛門「おい、大丈夫か。あの娘さん」いちちち・・

B之助「何か考えがあるんだ」


ひょぼぉ~~~~~~~~~炎
(恐る恐るおパノに近づいていくでっかい火の玉)


おパノ「・・・・・・・・・・」じーーーーー(すんごい剣幕で目を細め、火の玉を見つめている)

B之助「・・・・・・・・・・」ごくり

おパノ「やはり・・・。ご紹介します。皆様」くる(一同の方に振り向く)

B之助「??」(不思議そうな表情を浮かべる轟竜と顔を見合わせる)

おパノ「父です」へこり(するでっかい火の玉)

B之助&バラ衛門「・・・・・・・・・・・・」(死んだような顔してる)


??「よくぞ参りました。ようこそスノーマウンテンへ」(英語の部分だけすんごい発音良く言ってのける、あやしげな少女の声)


B之助「誰だ!?」バッ


びゅほぉおおおおおおおおおお!!
(一際ブリザードが激しくなるエリアの中、薄っすらと浮かび上がる「白い着物の少女」)


バラ衛門「で、で、出たぁあああああああああせる」こそっ(おパノの背中に隠れる轟竜)

B之助「名を名乗れ!!」びゅおおおおおおおおお!!


びゅほぉおおおおおお・・・・こてんびっくり
(吹雪の風圧によりすっ転ぶ「白い着物の少女」)


B之助「・・・・・・・・・・・・」


ぱんぱん(着物を叩きながら起き上がる少女の髪の色は、白銀に染まっている)


バラ衛門「お、お、おい・・・あ、あ、あれって・・ゆ、ゆ、ゆ、雪女じゃじゃじゃじゃ・・」ガタガタガタガタガタぶるぶる

白い着物の少女「失礼な!!雪山の賢いお姫様とお呼び!!」むきぃ~~~むかっ(とする少女の瞳は、左目が透き通る様なブルーに対し、右目は深い紅紫の色をしている)

B之助「こっちの噂も本当だったとはな・・」う~む・・

白い着物の少女「ま、いいでしょう。私の名前はお絹。姿は「ちいちゃい」けど、何百年も生きている、この雪山の精霊よ♪」お~ホホホホホホホホ!!(とバカ笑いかます白い着物の少女こと雪山の精霊、お絹:オクサーヌ・ヴァレノフ。オクサーヌだからお絹。なんとなく)

バラ衛門「精霊・・?お化けとは違うのか?」おそるおそる

お絹「足あんだろうが!!」ひええええええあせる(と轟竜)

B之助「お絹ちゃん。あんたに足があるのは分かった。だが俺達は今、それどこじゃねぇんだ」ちらっ(おパノの横にいる火の玉を睨む)

火の玉「・・・・・・汗」たらたら・・じゅ~~~(冷や汗をかくも、すぐに蒸発する)

お絹「あ、彼ね。彼にあなた達をここに連れてくるよう仕向けたのは他でもない、あ・た・し♪」フフ~~ん(おねえさんぶって見せるちいちゃい女の子)

B之助「待て待て。整理しようぜ。つまり、この火の玉・・おパノちゃんが親父さんだっていう「やつ」を、城下に差し向け、俺達をここへ連れてこさせたのは、お絹ちゃんだっていうのか?」

お絹「ウイ~~~~♪」

B之助「なんでだ?そしてなんで「これ」が親父さんなんだ?」うんうん(とバラ衛門のでかい顔)

おパノ「この雪山で亡くなったのです。父は私と逃亡中に。埋めようとしました。父のことを・・。ですが・・」

B之助「あの草痴煮とかいう役人達が追ってきた・・・それで君は泣く泣く、親父さんの亡骸をこの雪山に残し、下山してきた・・・そうだな?おパノちゃん」

おパノ「ウイ~~~~」

B之助「ま、この大雪じゃ、放って置いても雪に埋まっちまうしな。埋没しなくても平気だったわけだ」明日は我が身か・・(とバラ衛門)

おパノ「父の濡れ衣を晴らす為です。仕方ありませんでした」しょんげり(する娘を慰めるように頭をポンポンするでっかい火の玉)

B之助「濡れ衣・・・やはりな。あの草痴煮とかいう役人にハメられたんだな?」コクコクコクコク(とすんごい頷くおパノと火の玉)

おパノ「お役人という立場を利用しては、何かと重税を町民から搾取し、「酒池肉林レイブ」を夜な夜な繰り広げる始末でした。草痴煮という男は。そしてその罪を父になすりつけたのです。どんちゃん騒ぎと悪行が、上官に見つかりそうになった草痴煮は」

バラ衛門「許せねぇ悪党だな。頭、かじってやりてぇよ。頭蓋骨ごと」

B之助「その冤罪を課せられた親父さんは、おパノちゃんを連れ、二人で逃亡したのか・・。親父さんの死因は何だったんだ?」

おパノ「ドキドキノコの過剰摂取です。空腹だったもので」てへっ♪(と火の玉)

B之助「俺の勘が当たったぜ。おパノちゃん。あんたは親父さんの無念を晴らす為、自分と一緒に冤罪を晴らしてくれる仲間を探しに城下へ降りてきたんだな?」コクコクコクコク(すんごい速さで頷くおパノ)

お絹「そこで、その様子を山頂より眺めていた、この優しい雪山のお姫様が一肌脱いだってわけ♪」うふ~~ん(ちっともいやらしく見えない)

B之助「どうやってだ?」うんうん(とバラ衛門)

お絹「おパノちゃんのお父さんの遺体から、それはそれは凄まじい「怨念私念怨恨オーラ」が出ていたの。その怒りのパワーを抜き取ってあげたのよ♪」んぼ~~~~炎(と燃えながら頷いている火の玉)

バラ衛門「って、って、って、っていうことは・・・この火の玉は・・・マジで・・」おそるおそる(おパノに寄り添っている火の玉を見つめる)

お絹「モノホンの幽霊よ♪」へこり(と挨拶かます火の玉)


がくーーーーーーーーーーーんびっくり
(恐怖のあまり、顎から一落ちする轟竜)


B之助「こいつぁ~驚いた・・。そんな法力を持った精霊が、本当にこの世にいたなんてな・・」ま、新春SPだしね。なんでもありよ(とお絹)

おパノ「あなたの下に我々を導かせる為ですね?父を城下によこしたのは」

お絹「ウイ~~♪でもあなたを探し出すまでに、結構時間掛かっちゃったみたいだけどね」この~♪(と火の玉を指で突く。照れくさそうなリアクションをしてみせる火の玉)

おパノ「道覚え悪いんです。私の父ってば」こそ(黒猫に耳打ちする)

B之助「幽霊騒動はこれで解決だ。そしてここ数日、城下を襲っている吹雪の原因もまた、あんたの仕業だな?お絹ちゃん」

お絹「ウイ~~~♪お役人達を城下に足止めする為よ。もちろん、逃がさない為にね♪」パチリん(ウィンクかます)

B之助「ということは・・?」

お絹「あたしが敵討ちのお手伝いをしてあげるわ♪」ラララァ~~♪あたしは心優しい~雪山のプリンセス~~♪

コソコソコソコソ(と、お絹に向かって何やら「耳打ち」をしているでっかい火の玉。それに対し「あ~はぁ~ん。ウイウイ。あ~はぁ~ん」と返事をしているお絹)

お絹「喜びなさい、おパノちゃん。お父さんのご要望で、彼を一時的に元の姿に戻してあげる♪」ハッハッハッハッハッ(犬のように喜んで息を切らしている火の玉)

バラ衛門「おっと。いけねぇ。もうちょっとで三途の河に、婆ちゃんが迎えにくるとこだった」う~~ん

B之助「まだ寝てた方が良さそうだぞ」え?(とバラ衛門)

お絹「ちょえ~~~~~~~!!」びびび~~~~ドキッ(人差し指から明らかに「邪悪な」オーラを飛ばす)


びびびびび~~~~~
んぼおおおおおおおおおお!!

(イビルビームを受けた火の玉が激しく燃え上がる)




んぼぉ~~~~~~ん!!
(爆発と共に姿を見せる炎王龍)



バラ衛門「テオテスカトォーーーーーーーール!!??」


がくーーーーーーーーーーーんびっくり
(恐怖のあまり、顎から倒れる轟竜。二落ち確定)


おパノ「お父上。おお・・」さわりさわり(ペットみたいに炎王龍の鬣を撫でる)


炎王龍の父「おパノよ。父もまた、お前と会うことが出来て嬉しいぞよ」さわりさわり(すんごい顔面を娘に触られてる)

おパノ「ご紹介します。改めて。是流兵(ぜるべい)です。父の」どうも(と頭を垂れる炎王龍の父)

B之助「こいつぁ~驚いた。まさか古龍種がおパノちゃんの親父さんとはな。お母さんは人間だったのかい?」

おパノ「はい。病死でした。とっくの昔に」

B之助「するってぇと、男手一人でおパノちゃんを育てあげたってわけか。大したもんだな。是流兵さん」てへへへへ♪(と照れる炎王龍)

お絹「そしてとんだ災難だったわね」

是流兵「ウイ・・。草痴煮の悪徳を知ってはいたが、まさか私に濡れ衣をかけるとは・・。そもそもあいつが出世できたのは、私のおかげなのだ!!散々、尽くしてやったのに・・・よもや許さんぞ!!」んぼぼぼぼぼぼぼ炎(復讐の炎が全身から上がる)

お絹「B之助とやら」

B之助「なんだよ、急に偉そうに」

お絹「この不幸な親子の仇討ちを手伝ってくれますね?」うううう・・(大袈裟に抱き合って泣いているおパノと是流兵)

B之助「乗りかかった船だ。それに悪党は気に入らねぇ性分でね。やってやろうぜ」ぱぁ~~んドキッ(炎王龍のでかいお手とハイファイブかます)

お絹「それじゃ~~・・・あたしが秘策をあなた達に授けるわ♪」パチリんハート(全然色っぽくないウィンクをかます。それを実にバカな顔しながら見つめるB之助達とおパノ。なんとなく目を覚ましたバラ衛門は、心配そうに見つめる炎王龍の姿を見るやいなや再び気絶してしまい、三落ちが確定になる)

To Be Continuedふん





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次回の「あたちのモンハン日記」も!!

1/4(木)0時更新 新春三夜連続★暴れんB将軍2017~雪侠伝~/PART3(完結)

をお送りいたします♪だったらさ!!次回も「正月飾りのしめ縄」をチェーンみたいにブンブン振り回しながら読も見ようよぽけ~