Real Name:呂夏双(りょかそう)
Alias(es):Flame Blangonga
Species:Fanged Beast
Gender:Male
Affiliation:Monster Militia
Weakness Sign:Limping
Generation:MHO(怪物猎人 Online)

-----------Biography-----------
東方八仙拳、呂派の創始者である仙獣(または「真獣」とも)、呂洞賓の子孫である炎獅子。現在では呂派を継承する唯一の知的生命体種モンスター。東方でくすぶっていたところ、蘇乞兒が新大陸へ渡ったと聞き、それを追うように旅立ち、自身と同じ観念形態を持つモンスターミリシアに加担することになる。

~蘇乞兒との出逢い。そして旅立ち..
炎獅子である呂家は代々、崇拝する呂祖(呂洞賓)が生み出した牙獣の拳法を代々受け継いできた。だが、近年の人類増加と狩人の横行を受け、その血統に知的生命体種が多かった呂家は、見世物や奴隷として捕獲、惨殺され、衰亡の一途を余儀なくされる(炎獅子自体が「独行種」として大変珍しい分類に属していたことも災いの要因と考えられる)。呂夏双の両親は人間の迫害を逃れ、東方の辺境、活火山の火口深部で夏双を育て、我が子に呂派を伝授すると同時にその寿命を全うするかのように天に召されたという。後に夏双は火山圏に侵入してきた狩人や蛮族を悉く撃退し、獅子王という敬称を受け、モンスター及び東方の民から畏怖されるようになる。以来、東方の火山地区に人間が足を運ぶことは少なくなったのだが、夏双は次第にその力を持て余すようになる。ある日のこと、鍛錬に勤しんでいた夏双の下に、その噂を聞いた蘇乞兒という老怪鳥が訪れる。聞けばこの老怪鳥もまた、東方の守護神たるモンスターの一頭で、現在は世界を旅して回っているという。夏双は是非ともその武芸を拝見したいと、蘇乞兒に手合わせを願い出たのだが、まるで赤子の手をひねるように倒されてしまった。これを受け、世界はまだまだ広いと知った夏双は、いつしか自分も世界を知る為に下山することを誓い、蘇乞兒と酒を酌み交わし、一晩飲み明かした(蘇乞兒は基本的には禁酒を心がけているが、祝い酒ややむを得ない正当防衛の為ならば酔拳を奮うと、この時、夏双に語ったという)。この別れから数年間、夏双は同じ火山圏に生息するモンスター達を集め、更なる鍛錬に励む。それから間もなく、虫の噂で(おそらく火山圏に生息する知己の知的生命体種の虫達であろう)蘇乞兒が新大陸に向かったということを聞くやいなや、「これぞ天命。思った通り、老師が俺を導いてくれたぞよ」と知己の虫達に言い残し、火山圏の守りを共に稽古をしてきた他のモンスター達に任せると、破竹の勢いで下山していったという(これは後に「炎獅子の天下り」として伝承される)。

注釈:以上のエピソードからも呂夏双が「武侠の獅子」であったことが窺える。また、呂夏双がどのような経路で新大陸へ渡ったかのかという疑問だが、おそらく海路を使ったものだと思われる。海賊との壮絶な闘い、海竜との友情等、この途方もない遠泳録もまた、この武侠の獅子が残した武勇伝になっているのかもしれない。

-----------Personality-----------
口数は少なく、一見、何処にでもいるような寡黙な青年牙獣に見えるが、その志は天を貫く火山のように孤高、義憤もまた煮えたぎる溶岩湖のように熱く、それらを構築する信・義・仁・忠もまた石灰岩のように固い武侠の炎獅子、それが呂夏双である。
~以上、猫人物評論家・荒木藤豪著「肉球猫判別之書」より

名前の由来:夏に生まれたこと。そして強靭な双腕が由来だという。

流派:呂派>猿拳

血縁:呂祖(呂洞賓)の子孫。

-----------あたモン世界での呂洞賓-----------
東方八仙拳、呂派の創始者。獅子に近い牙獣種であったという(絶滅種と考えられる)。炎獅子が独行種として歩んでいく基礎的な概念(信念・判断・哲学等)を創り上げた。東方の民間伝承によれば、仙竜(おそらくは祖龍)から10の試練を与えられ、見事それを乗り越え、雌雄一対の剣(火山の大地から火の精霊の力を借り、炎の力を付加することが出来るという炎獅子の両腕を指していると思われる)を与えられた、仙人ならぬ「仙獣(または「真獣」)」が呂洞賓であるという。東方の民間信仰においては呂洞賓を主神として祀る廟も多いという。

-----------参考文献-----------
呂洞賓(りょどうひん)
中国、唐末・宋初の道士。生没年不詳。八仙の一人。英雄としての呂洞賓像は、ひょうたんを持ち、背中に剣を携えた姿が一般的。「黄粱の夢(邯鄲の夢)」に登場する呂翁が呂洞賓ではないかという説も存在する。三国時代の武将である関羽と肩を並べるほどの人気があり、主神として祭る廟も多い*。

*参考→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%82%E6%B4%9E%E8%B3%93


-----------そんで作者の注釈-----------

MHOモンスターということで国内の我々にはあまり馴染みのない炎獅子ですが、以前にもご紹介させて頂いたこちらのありがたい狩猟動画よりその特性を知ることが出来ます↓(溶岩竜との連続狩猟になっています)



その外観、Flame Blangongaという名前からも、炎獅子が雪獅子と似たような牙獣種であることを示唆しています。MHO公式サイトの炎獅子概要によれば、炎獅子は両手をマグマに入れ、溶岩が凝固して形成される「熔岩拳甲」を最大の特徴、武器にしており、このボクシンググローブのような溶岩の塊によって両手を保護しながら攻撃出来るとのことです。また炎獅子はその溶岩のグローブの熱を高め、爆発を起こしたり、その高温により地面をマグマ化させるといった行動も出来るとのこと(以上、公式概要を翻訳機にかけたものを作者なりに注釈・解釈した見解です)。この興味深い特性は、創作物にしばしば登場する「毒手*」の概念(多種の毒草・毒虫等をを調合した猛毒を瓶に満たしてそれを毎日拳で突き、長い年月をかけて拳にその毒を浸透、増強させる事で完成)に似ており、火山に生息する牙獣の独行種という生態と共に惹かれ、炎獅子を東方出身の名高い武芸者の血縁者という設定にし、モンスターミリシアの一員として登場してもらいました。この記事を書いている現段階でのストーリーモードのプロットでは、彼が戦闘で活躍する予定はまだ組まれておらず、次回予定している長編まで持ち越しになりそうです..。是非とも、今後の呂夏双の活躍をご期待下さい♪

*毒手がどういうものなのか映像で見れる貴重な創作物のひとつとして、ユエン・ウーピン監督の『TRUE LEGEND/蘇乞兒(2010)』があります。一般的な映画評価は普通なのですが、クリエイター目線から見れば、これほどアイデアが詰まった参考資料はないというほど、興味深いギミックに溢れた作品であると思います。

作者のぼやき:香港映画にはこのように所謂「元ネタ」として、数々のクリエイター・アーティストに影響を与えた作品が数多く存在します。Q・タランティーノが『片腕カンフー対空とぶギロチン(原題:獨臂拳王大破血滴子)/1975』に影響を受けてキル・ビルを作ったという話は映画好きの間では有名な話です。「片腕カンフー~」に使用されているオープニングテーマ(「Neu!」というドイツのバンドが演奏する「Super」)は「キル・ビル Vol.1」にも使用されています。また、CAPCOMの名作「ストリートファイターⅡ」に登場するダルシムもまた、「片腕カンフー~」に登場する、腕が伸びるヨガ使いのインド人「タラシン」を基に考え出されたとのことです(引用→「片腕カンフー対空とぶギロチン」wikipedia
*追記(2022/3/26現在では、Wikipediaにて、その解説が削除されていたところから、出典が曖昧であったことが窺えます。あくまでもご参考ほどにお願い

余談ですが、キル・ビルには今をときめく実力派俳優・高橋一生さんも「クレイジー88」のメンバーとして出演されています。最近一生さんのファンになられた方は必見!以上、作者の注釈でしたaya


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10/19(木)0時更新 「一緒に行こう」の巻

をお送りいたします♪ほいだらさ!!次回も牙獣種みたいに「ガシャ~ンびっくり」ってやりながら読も見ようぽけ~