~ユクモ商店街、喫茶「アマンダ」....


ブリジッタ「特選ユクモリンコーヒー、お待たせしましたぁ~♪」(店先のテラス席に、あつあつのコーヒーカップが5つ乗ったお盆を頭上に掲げながら参上する、メイドシリーズレプリカを着こなした金髪ポニーテールのそばかす小娘)

あたちのモンハン日記
カーブー「お、早いな」

クサッチーニ「約束通り、俺達の奢りだ。さぁ、飲んでくれ」(両隣には笑顔のデブとパソコン(三人共、今日は私服で、如何にもユクモの民らしいエスニックな着物を纏っている。ちなみにデブの着物の柄は「こんがり肉模様」、パソコンは「プーギー模様」である)

パソコン「ロージーちゃんも、さぁどうぞ」カチャリ・・カチャリ・・(面々の前にカップを置いていくブリジッタ)

$あたちのモンハン日記
ロージー「わぁ~♪じゃあ遠慮無く頂きまぁ~す♪」きゃっきゃっぶりぶりはぁ

カーブー「元々遠慮などしとらんくせして・・。しかし、なんでこいつにも奢ってやる必要があるんです?」

クサッチーニ「丸薬を作ってくれた張本人だからさ。俺達が果敢にも、あの黒い飛竜に立ち向かえたのは、彼女の薬があればこそだ」

ブリジッタ「そんなにすごい効能があるんですか?」(お盆を胸に抱きながら問う)

デブ「おいら達が生きて今ここで、この美味しいコーヒーが飲めるのも、その薬のおかげだからさ」(実に五分刈りがよく似合う顔しながら言う。どこかブ○ゴリラに似ている)

パソコン「そういうこと。さぁ、乾杯しよう♪」(するとこちらはとん○りか?)

クサッチーニ「UMW騒動終結を祝して」ガッ(あつあつのカップを掲げる)

ロージー「乾杯~♪」がちーんびっくり(あつあつのカップなのにおもいっきり他の人のカップにぶつける。勿論熱湯を手に浴びて叫ぶ男子たち)

ブリジッタ「ほんと、助かりました♪これで村のみんなも安心して眠れますし、うちのお店にも利益があったし♪」

クサッチーニ「コーヒー一年分とはよく言ったものだ・・。しかも前払いで・・。暫くは「運搬クエスト」でもやってコツコツ報酬を稼がないとね」ズズズズ・・(カップを口にする。縁にはさっきこぼれたコーヒー汁が付着しているのが見える)

カーブー「はっはっはっはっ(から笑い)みんなの助けがあってこそですよ」ズズズズ・・(カーブーのドボルヘルムは口の所が「カパッ」ってなるのだ!)

デブ「あれぇ~。なんだい急に。賭けをする前は、あんなに強気だったのにさ」ゴッ(一気に飲み干す。デブは熱湯にも耐えられる強靭な粘膜を体内各所に搭載しているのだ!)

パソコン「ほんとほんと。まるで僕らを足手まといに扱っていたのに」あちっ(対し、草食系のパソコンは極めて耐久性の低い口内粘膜を抱えているのだ!)

カーブー「悪かったよ。勝負だっていうから、つい意地を張ってしまってたんだ。スミマセン。この通り」ぺこり(頭を下げるカーブーを見て微笑む一同)

クサッチーニ「ポールさんを意識し過ぎなんだよ。君のハンターとしての凄さは、村のみんなだって十分承知さ」カチン(カーブーのカップに自分のカップを軽くハイタッチするみたいにぶつける)

パソコン「僕らは僕ら。ポールさんはポールさんだろ?下位も上位もGクラスもみんな同じハンター仲間さ。狩人カーストや偏見、差別なんかは時代遅れ。カッコ悪いよ」ズズズズ・・

ロージー「目的はみんな同じだもんね♪アマちゃんならきっとこう歌うわよ?「ララァ~♪ハンターって素晴らしい~♪(ええ声で)」ってね」ふふふふにこっ

デブ「そうそう。君は堂々していればいいのさ。ユクモの武神としてね」バーンドキッ(コーヒーを飲んでるカーブーの背中をおもいきり叩く。もちろん顔面にあつあつのコーヒーが浴びせられる)

カーブー「みんな・・・・・」ぐずん(浴びたコーヒーのせいか、ヘルムの表情が泣いて見える)

ブリジッタ「アンジェリカさんだって誇りに思ってますよ。今のカーブーさんを見たら♪」

カーブー「いやぁ・・。彼女の期待に応えるには・・・まだまださ」ズズズズ・・(と言いながらも、カパッってなった所から垣間見える口元は少しほころんで見える)

ロージー「嬉しいんだね」こそこそ(隣のクサ雄に耳打ちする)

クサッチーニ「男はみんな自惚れ屋なのさ」パチりん(ウィンクしてみせる)





「あたちのモンハン日記」
~Fourth Stage~






~アマンダ店内....

$あたちのモンハン日記
サムソン「さぁ、食え食え!!私の奢りだ!!」


バーーーーーーーーンキラキラ
(よそよそしくテーブル席に座るポール(しかも誕生日席に)。目の前にはランチとは思えない程の豪華なご馳走の山が。色彩豊かな料理の真ん中には、くそでっかいドスマグロの兜煮が置かれている)


ポール「はぁ・・どうも汗(もはや喫茶店が作るランチの度を超えているな・・)」


村長「取ってさし上げましょうか?」

ポール「いや、村長さんの手を煩わせるわけには・・・すみません。素直にお二人のご行為を受けます」にこ(その返答を聞き、笑顔でかちゃりこちょりと料理を小皿に乗せる村長)

サムソン「今や村の若いおなごは、みんなおぬしの話題で持ち切りだぞ!?こりゃ~私も負けておれぬな!!ぶわっはっはっはっはっは」ほれくえくえ(と兜煮をやたらと勧める。まあるい目から湯気が出てる)

ポール「いや、俺は何もしていないですよ。活躍したのは彼です」ちら(ウィンドウの向こう側のテラス席で何やら賑やかにやっているカーブー一行を見つめる。デブはなんか路上にも関わらず裸踊りをしている。それを必死に止めようとするブリジッタの姿も)

サムソン「カーブーをやる気にさせたのは、おぬしの存在があればこそだ。相乗効果というやつだよ」ほれくえくえ(天井を向いている口からも湯気が出ている兜煮を勧める)

村長「そうですの。ポールさんが村に居てくれるだけで、村人だけでなく、あなたが都市から連れて来てくださった観光客も安心ですのよ?」おほほほほ。どうぞ(料理をてんこ盛りにした小皿を渡す)

ポール「そう言ってもらえれば幸いです。今回のカーブー君達の活躍により、ユクモでもまだまだ現役のハンター達が、モンスター被害に対応しているという事実を大陸中に知らしめることが出来ました。その風評効果が一番大切ですからね」すんません(料理を頂く)

サムソン「ほむ。狩人の過疎化など、なんのその!ユクモが安心して訪れることの出来る保養地だと世間に再び広まれば、集客もまた上がろうぞ。のぉ村長」ほれくえくえ(今度は村長に兜煮を勧める。口元からよだれの様に煮汁が垂れている)

村長「おほほほほ。皆様あってのユクモですの。それはとても誇らしいことですわ」さぁどうぞどうぞ(逆に兜煮をサムソンに勧める)

ポール「ところで、都市にはどう報告を?」あむあむあむ(箸で刺し身(極上サシミウオの)をつまんで食べている)

サムソン「「撃退」ということでいいだろう。なにぶん、相手は知的生命体種の刻竜だ。討伐したと嘯けば、その貴重な亡骸をよこせと本部は言うだろうし、匿っているともなれば、我々(クルセイダーズ)が疑われる。無論、凶暴な本能を秘めた刻竜を村が保護しているわけでもない。カーブーが刻竜と交わした盟約を信用するのならばな」

ポール「村への危害行為及び、渓流地区内の食物連鎖に支障を齎す行為を禁ずる・・か。流石は三種共存の黎明を作り上げたユクモの民ならではの発想だ。都市のハンターなら、知的生命体種だろうがなんだろうが、討伐のことを考えるだけで頭がいっぱいのところですよ」

村長「ユクモは寛容ですのよ」おほほほほほ

サムソン「現にバベル中学の資金提供をはじめ、三種共存に理解を示すのがユクモの民だからな。私が中立国からここに来て、知らぬ間に居座ってしまったのも、それが理由だよ」コポコポコポコポ(達人ビールが入った小樽をポールの木製ジョッキに注いでやる)

ポール「大陸に感謝しながら生きている人間は、みんな自然を崇拝する。それは謙虚という美徳を知っているから・・・勉強になります」カチーンドキッ(サムソンのジョッキと乾杯を交わす)

サムソン「村長。刻竜のその後だが、それに関しては我々に一任ということでよいのかな?」ゴクゴクゴク(浴びるように酒を喰らう)

村長「お願い致します」ぺこり

ポール「・・・・・・・・(さて・・どうやってあの化物を手懐けるのか・・クルセイダーズがどうやってモンスターを手なづけているのか、視察するにはこれとない機会だが・・・)」ちら(窓の向こうのカーブーを見つめる)

サムソン「ほれくえくえ!!」ゴトンドキッ(顔を真赤にして、ポールの目の前に兜煮を豪快に置く。流石にびっくりするポール)




~あたちの農場(通称「あたちファーム」。「わんぱく激アツスポット」として先日ユクモ村観光名所に認定。第二、第三月曜日は一般開放休み。各アトラクション(猫トロッコ、激アツ大ジャンプシーソー等)のメンテナンスが理由)....


ちゅんちゅんちゅんちゅん青い鳥
(小鳥がさえずる中、トロッコをまるで風呂おけの様にその中でふんぞり返り、両足をどっかと縁に置いて腰を下ろしているUBU。トロッコの傍らでは和柄のピクニックシートを広げて座っているエリーゼ、フランソワ、ニャークの姿が見える)


UBU「殺さずして誓約を交わさせるとな・・。カブ雄の裁可にしては上出来じゃない?」コポコポコポ・・(片手に持つグラスにワインを次ぐフランソワ)

エリーゼ「カーブーさんらしい侠客思想に基づいた決断だと思います(丞相様のあの振る舞い・・まるで悪女で有名な皇后みたい・・)」

UBU「生命の陰と陽・・。刻竜とスサノオの特性を「じょうず」に表現したものね、ニャーク君」ふぉんふぉんふぉん(ワイングラスを回しながら、いやらしい笑みを浮かべ、ニャークを上から見下ろす)

ニャーク「刻竜だけに関していえば、この安寧の地に治めておくにはあまりにも強大過ぎる。理知を持つ生命体故に誓約させることは出来たが、それは決して忠にあらず。よって監視の目を置くことを推奨する」ちゅんちゅん

UBU「小鳥達が再びこの農場に戻ってこれたのは、その元凶が瘴気たる悪意を放たなくなった証拠・・。とはいえ相手は、勇知信仁厳、誠恐謹言の通じぬ不確定飛竜・・。あたち達の知らない文明社会より来訪した、ニャーク君の的確な観察眼から得られた彼の能力と、その理知を持つ器を顧みるには時間が必要・・というわけね?」フフ・・(血みどろのワインを見つめながらほくそ笑む)

エリーゼ「渓流の仲間には、どのように事後報告致しますか?(やだ丞相様・・すっかり悪女役に陶酔されてる。経験則に従えば、こういう場合、付き合わない方が得策ね)」

UBU「向こうから危害を加えてこない限り、構うな。とだけ」ピシッ(ふんぞり返ったまま指を遠くにかざし、静かにワインを一気に飲み干す)

エリーゼ「あんなに飲まれて平気なの?丞相様ってお酒強かった?」こそこそ(隣で腰を下ろすフランソワに耳打ちする)

フランソワ「平気ですわ。あれはただの「お葡萄のおジュース」ですから」(手に持つ瓶のラベルには「100%ユクモ農協グレープジュース」と書かれている)

UBU「毒には毒を・・闇には影を。局長。監視はあなたに一任するわ」スッ・・(空になったグラスを差し出す。同時に立ち上がるフランソワ)

フランソワ「お任せを。早速、渓流に影丸を派遣致しますわ」コポコポコポ・・(また葡萄ジュースを注いでやる)

UBU「必要以上な詮索は避け、あくまでも生態観察程度の報告で。でも、臆病者のギュスターヴ・ロンの様な机上のやり方では駄目よ?」おほほほほほほほほ(馬鹿笑いしてる)

エリーゼ「・・・・・(書士隊を揶揄してるのね・・汗)」はぁ~~~

UBU「それからエリーゼさん」ちら

エリーゼ「あ、はいあせる(やだ。心の内を読まれたのかしら汗)」

UBU「ジェットワイバーンフォースにも通達を。UMW騒動は解決。「彼」を見かけても構わないこと。くれぐれも問題は起こさないよう・・・厳重注意を」ふぉんふぉんふぉん(また葡萄ジュースを回してる)

エリーゼ「分かりました。お伝えしておきます」ホッはぁ

ニャーク「スサノオはどうする?あの刻竜がカーブーに気に入られていることを、よく思っていないのは確かだ」

UBU「彼(スサノオ)はまだ円卓の席にあらず」

エリーゼ「どういう意味?」ぼそぼそ(ニャークに耳打ちする)

ニャーク「円卓に座ることを許されていない、つまり、スサノオはまだ中学生だからクルセイダーズのメンバーとして迎え入れるわけにはいかないという意味だろう」

エリーゼ「それならトンコさんやキザ雄君だって・・」

UBU「エリーゼさん。何か?」ちろ

エリーゼ「あ、いえ。なんでも」

UBU「血の気の多い子供の蒼火竜は、同じく稚拙なカーブーに任せるわ。また、連帯責任と伝えればカーブーを慕うスサノオも、今回の指示を素直に受け入れるでしょうに」おお~パチパチパチパチ(拍手するニャークとフランソワ。それを見て呆れ顔のエリーゼ。なんだか髪の毛が少しくたびれて見える)

ニャーク「ところでUBU。スサノオはお前のことを良くないと思っているらしいが、一体何があったのだ?」

UBU「身分をわきまえず、次期クルセイダーズの当主は自分がなるだなんて、よりによって、このあたちなんかの前で豪語するからいけないのよ。だから「あんまんあるからおいで」って、あんまんを誘い水に、落とし穴にはめて、上から大量のペイントの実の「浴びせ汁」をかけてやっただけ。最もぉ~(声を大にして)、三日三晩はその強烈な匂いが取れなくて、彼が何処にいようとも、狩人の標的になったみたいだけどぉ~♪・・・・ゴホン。まだ若い彼には勉強になったんじゃない?簡単にハンターの言うことなんか、信用しちゃいけないってね・・・ひょ~っひょっひょっひょっひょ!!ひょ~ひょひょ!!ひょひょ~っひょっひょっひょっ!!」(高笑いし過ぎるがあまり、葡萄ジュースがびちょびちょ溢れて自分の撫子装備にかかってる)

エリーゼ「・・・・・・(そりゃ嫌われるわけだ・・)」

UBU「そうだわ。こうしちゃいられない」よいしょっとな(立ち上がるその腹部の繊維は、葡萄の強烈なアントシアニンにより、すっかり紫色に染まってしまっている)

フランソワ「あら・・何かご予定でも?」

UBU「名前を考えてあげるのよにま~」にんまりあんまんフェイス

エリーゼ「名前・・?」はて

UBU「名無しの飛竜ちゃんによ♪題して「ノウン健一に送るネーミングをみんなで考えましょうの会」を開くのよ」

エリーゼ「ノウン・・健一?」

UBU「UNKNOWNだから。よくない?

エリーゼ「・・・・・(おそらく他の人がいい名前を提案したとしても、それで「押し切る」つもりなんだわ・・・刻竜・・可哀想に・・・)」

UBU「ノウン健一・・・プッ。うける!!」


ひょ~ひょっひょっひょっひょ
ひょ~ひょひょ。ひょ~ひょひょひょひょひょ・・

(農場内にこだまする悪女の珍妙な高笑い)




~渓流山岳頂上....



????「・・・・・・・・・・・・・」(断崖の頂上より村を見下ろす黒い飛竜)


ひょ~ひょっひょっひょっひょ
ひょ~ひょひょ。ひょ~ひょひょひょひょひょ・・

(村からこだまする珍妙な笑い声)


????「・・・・・・・・・・・・・」ぶるっ(少し身震いする)


ブワッサブワッサ・・・
(漆黒の両翼を広げ、垂直にゆっくり浮上していく刻竜)



UBU「ノウン健一!!なんていい名前ざましょか!!」くお~にかっ(後ろで呆れ顔のエリーゼ達)

To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

5/11(水)0時更新 なんもですよ。なんも決めてないむぅ

をお送りいたします♪ほしたらさ、次回もいい加減な気持ちで読もう見ようぽけ~