オクサーヌ「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ」(両手を広げ、まるで空に語りかける様に言霊を捧げる白いドレスの少女)


あたちのモンハン日記
BBB「おいおい、今度は舞台稽古しようってのか?お前もなんか・・」


UBU「なんで・・・なんであの子があの言葉を知ってるの・・!?」

BBB「UBU・・・・・?」





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~






オクサーヌ「・・・・・・・・・・・・・」ヒュうううう・・・(目を閉じ、大陸を感じている)


ソネル「オクサーヌ・・・・君は一体・・・」

UBU「まぼろしの書物を全て集め、祖龍を降臨させたのは他でもない、あの子よ」ふぅ~~~ふん

BBB「それもレプリカだってのか?」


オクサーヌ「本物よ」(目を閉じたまま、少し微笑む)



ジョー「公演中悪いが、続きは凍土に帰ってからやってくれ。あちらさんもいつまでも待ってはくれんぞ」ちら



ゼブル「龍使徒というのは随分、感傷的な生き物なのだな。自然崇拝を究極のフィロソフィーとしたがる」


BBB「俺の知り合いにもオーガニック農法で農場やってる獣人がいるんだけどよ、一度そいつの家に肉焼き器を持ってったことがあってな。火を強くし過ぎちまって、そいつが大事に育ててるジャンゴーネギの畑をみんな燃やしちまったことがあったけかな」


オクサーヌ「・・・・・・・・・。あ、そうそう」ぱちくり

ジョー「??」

オクサーヌ「まだあいつの謎解き。途中だったわね」

UBU「はぁ~・・・・・あたちのアルレボをはじめ、大陸で流通する邪龍ベースの武具が、レプリカの素材で作られたってのは、よぉ~く分かったわ。でもそんな話、ギルドのハンターが全員納得するとは思えないけど」

オクサーヌ「あら。あなただって闇雲に黒龍討伐をしてたって意味がないと気づいたからこそ、ここ(新大陸)に来たんでしょ?受け入れるべきよ」

ジョー「・・・と言ってるが?」

UBU「嘘よ」ふん

ソネル「だがオクサーヌの話が本当なら、あいつは粛清を受けた聖痕を癒やすため、火の国のハンターを犠牲にしていったんだぞ!?」

オクサーヌ「火の国のハンターだけじゃないわ」

BBB「そうか・・神域でレプリカにやられちまったハンターの肉体もまた・・・」

オクサーヌ「帰還したレプリカと同化することで食欲を満たしていたってわけ」


ゼブル「価値観を変えろ。自分達が犠牲ではなく、偉大なる力を呼び起こす糧になったのだとな」


ソネル「黙れ暴龍め!!貴様の私怨の為にどれほどの命が消え、どれだけの涙が流れたと思っているんだ!!」

オクサーヌ「無駄よ。お兄さん。「あれ」にあたし達の通念で話しかけてもディスカッションにならないの。理知を失ったら負けよ?ね、UBUちゃん♪」

UBU「・・・・・・・・・・」

オクサーヌ「ポーカーフェイスの裏側に隠れた渦巻く怨嗟・・・ああ素敵♪」ぎゅっ(自分を抱きしめる)

UBU「・・・・・・・・・」やれやれ

BBB「なぁ、ジョー。あいつをぶっ飛ばしたっていう大陸の始祖ってよ、祖龍のことだろ?龍同志の兄弟喧嘩に俺達を巻き込むなって言ってやれよ」

ジョー「既に渦中だ。UBUと出逢って以来な」

UBU「・・・・・・・・・・・」むす

BBB「阮さんの言ったとおりになりやがった。地震をはじめとする、一連の荒天騒動の元凶があいつだとすれば、完全復活したとみていいのか?」

オクサーヌ「暗黒商会がグレートメテオライトと呼んでいる、暗黒物質を含んだ隕石を食べたことで覚醒したみたい」やれやれ

UBU「隕石・・・ダディちゃんがかじったっていう、異世界のジェネシスオーパーツ・・」

オクサーヌ「暗黒商会はそのグレートメテオライトを探す為に火の国を占拠したのよ」

ソネル「なんだと?」

オクサーヌ「隕石をバアル・ゼブルに食べさせ、その力を増強させることで、火山圏内をディザスターバリアで匿い、外敵からの侵入を防ぎ、火の国を完全な独立防衛国家にしようとしたの。ブラックギルド勢力拡大案、新大陸秩序計画の手始めにね」

BBB「穏やかじゃねぇな」

UBU「オクサーヌ。教えて。残りの怪魔が何者なのか」

オクサーヌ「あなたが旧大陸からここ(新大陸)へ来た理由は間違っていなかった」

UBU「・・・・・・つまり?」

オクサーヌ「残りの怪魔・・・ブラックとクリムゾンの実体は、確実に新大陸にいるわ」

UBU「・・・・・・・・・・・・。それからもうひとつ、何故あなたが白の同盟の聖歌を知っているの?」

すっ・・(人差し指をUBUに向ける白いドレスの少女)

オクサーヌ「質疑終了。まずは目の前の怪魔を倒してから・・・ね♪」

UBU「ふぅーーーーーーー」やれやれ


ゼブル「死別の追悼はもういいか?」ドスン・・・


オクサーヌ「それはこっちの台詞。ウォーミングアップはもういいかしら?臆病者の黒龍さん」くす


ゼブル「貴様らの因果ごと喰らってやるわ!!」グワン煙(暴れ馬の様に両前足を高く掲げる)


UBU「ゲッ!雷くるぞ汗」あたふた

ソネル「カイルスを守れ!!」バッ煙(横たわっている金獅子の顔に覆いかぶさる)

BBB「嘘だろ!?一緒に焦げちまうぞ・・・って、あのちびは!?」きょろきょろ


ゼブル「堕ちよ!!」カッ(天角が青白く発光する)


「誰が?」


ふわっ(純白のドレスの裾が煌黒龍のまぶたに触れる)


ゼブル「!!」


オクサーヌ「ぅわちょ~~~~~~!!」グン(右腕に装着してるバルブアトマイザー型のシールドを向け突っ込んでいく)



バギャアアアアアアアアン!!
(紫色の閃光を走らせながら、盾を煌黒龍の右顔面に叩きつける)



ソネル「カウンターの・・・」

UBU「シールドバッシュ!!」


ゼブル「このっ・・・・・・小娘がぁああああああああ!!!!」グン煙(衝撃の反動を利用して角を突く)


ひょっはぁ(その角の上に乗るオクサーヌ)


オクサーヌ「ダークマターの力ってこの程度?まだ早かったんじゃない?暗闇から出てくるのが」くす

ゼブル「障るという!!」


ブオーーーーーーーン煙
(角を突き上げられると同時に、後方へバク転回避する白いドレスの少女)


ひょろひょるひょるひょるひょるひょる・・・しゅとっはぁ
(回転しながら体操選手の様に華麗な着地をしてみせるオクサーヌ)


UBU&BBB「お~~~~」パチパチパチパチパチパチ


オクサーヌ「フフ・・・」(身の丈の倍はある槍を背に、決まった感満載で着地ポーズをしたまま固まってる)


ゼブル「ちょこまか煩い奴だ!!まとめて死ぬが良い!!」


ゴオオオオオオオ・・・・・・
(灰色の空がとぐろを巻き、瞬く間に巨大な積乱雲となる)


UBU「出た!ゼロモーションからの雹災起こし!!」あわわわわ汗

ジョー「カイルスはどうする!?」

ソネル「ダメだ!!おいていけない!!」

BBB「ちびは!?」


・・・・・・・・・・・・・・・
(まだ何喰わぬ顔で決めポーズをとったまま固まっている)


UBU「どうなっても知らないからね!!」バサッ(青い番傘を開きカイルスの頭部を覆う)



ゴロゴロゴロゴロゴロ・・・・・



BBB「くるぞぉ~汗」バッはぁ(傘からはみ出ないよう、まあるくなって伏せる)

オクサーヌ「みんな固まってなさい」ズチャッ(銃槍を天に向かって構え、傘の下に募る一同の前に仁王立ちしながらフレームインしてくる)

UBU「ガードする気!?無理よ!!」

オクサーヌ「まさか。撃てばいいじゃない」くす



ヒョウウウウウウウン!!

ヒョウウウウウウウン!!

(アイスバーンエリア全体に投下される巨大で鋭利な氷塊)



ソネル「撃つって、ガンスでか!?」

オクサーヌ「いくわよ、ルー。アサイラムで助けてもらった恩を、今こそ返しなさい」


げおっ(槍が鳴いたっぽい)




ヒョウウウウウウウン!!



BBB「ひええええええ汗もうダメだ!どうかお尻にだけは刺さりませんよ~に!!」ガタガタガタガタ(まあるくなったまま震えてる)

オクサーヌ「FIRE~♪」



バオオオオオオオオンドンッ
(頭上に降ってきた氷塊を砲撃により爆破する)



UBU「おおおおおお!?」こちんこちんこちん(鋼鉄の傘の上に破片が落ちてくる)

オクサーヌ「ひとぉ~つ♪」ズッチャン(周りの銀盤に氷塊が叩きつけられる中、冷静に銃槍をリロードする)


ヒョウウウウウウウン!!

ヒョウウウウウウウン!!





げおっ




バオオオオオオオン爆発

バオオオオオオオンバチッッ

(連発により一気に3つ4つ爆破する)



オクサーヌ「おほほほほほほほほ!!(げおっ)おほほほほほほほほほ!!(げおっ)」バオオオオン爆発バオオオオオン爆発(薬莢と硝煙を吐き散らしながら爆炎を吹く銃槍)


UBU「いいぞぉ~♪ぼっとやれやれぇ~ぽけ~」へっこらへっこら(硝煙の雲い中、感極まり、傘を優勝した時みたいに掲げてる)


ヒョオオオオオオオン!!
(小隕石級の一塊が流星の如く頭上より強襲してくる)


UBU「いっえっ

BBB「マジかよ!?あんもん喰らったら、エリアごと消えちまうぞ!?」

ソネル「オクサーヌ!!」

オクサーヌ「はいな!!」ガイン煙


シャホオオオオオオ・・・・・
(竜撃砲チャージモーション)


BBB「今度こそダメだ!!こんなことならもっとササユちゃんの太ももを触っておけばよかったぁ~!!」だきっはぁ(ジョーに抱きつく)

オクサーヌ「マイクロヴェノム最大出力!!焼け尽くしなさい!!!!」キュオオオオオオオオオオオオオオン!!(小隕石の影に覆われながら竜撃砲をチャージしている)

UBU「4号!!」




げばっちょ







バショオオオオオオン!!
(オクサーヌの銃槍からマイクロ波の発光を含んだ大爆炎が放たれる)







UBU&ソネル「おおおおおおおおおおお!?」(凄まじい閃光を全身に浴びている)




シャオオオオオオ・・・!!
(爆炎を纏った紫色のマイクロウェーブが、急降下してくる氷塊の小隕石を包み、瞬く間に表面から解凍していく)




ジョー「なんと・・!!」(眩い閃光に包まれ、上を見上げている)




バシャーーーーーーーン!!
(空中で破裂解凍する巨大な氷塊)




ソネル&BBB「ひええええええええ」ガバッ(慌てて傘を差すUBUの足下にしがみつくソネルとBBB。傘の中に何気なく頭だけ突っ込む健気な大猪の姿も)


バシャバシャバシャバシャバシャあせる
(鋼鉄の傘の上に降り注ぐ熱湯の大粒の雨)


ジョー「あちちちちちち!!」バシャバシャバシャバシャ汗(傘に入りきれてない背中とお尻に熱湯がかかる)


バシャバシャバシャバシャバシャあせる
(仰向けで寝てる金獅子にも熱湯の雨が降り注ぐ)



カイルス「あぢぃいいいいいいいい!!!!」(起きた)




ショワアアアアア・・・・・・
(銀盤エリアが蒸気の霧に覆われていく)




オクサーヌ「ふう~」(バルブアトマイザー型のシールドを掲げ、熱湯をやり過ごした模様。不思議と白いドレスはふわりと清潔感を保ったまま、一滴も熱湯の雨を浴びていない様子である)


UBU「ほえ・・・・・・・」



げおっ



UBU「・・・・・・・・・。やったね!!4号!!」



げおげおばぁ~♪
(心なしか嬉しそうな鳴き声に聞こえる霞龍のそれ)


To Be Continued






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次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事はさ!?

2/17(水)0時更新 お熱が出たからなんも決まってないでしょうし、むしろ安静にしていたいでしょうガーン

をお送りいたします♪ほいだら次回も力いっぱい叫び読もうあぁっ?!