神食いと大いなる粛清

バアル・ゼブル。竜大戦時代よりも遥か昔、火山地区で傍若無人の限りを尽くした知的生命体種の黒龍である(煌黒龍アルバトリオンという呼称は近年ギルドにより命名されたものである)。大陸史上における煌黒龍の始祖と認識されるこの黒龍は、天災を自由自在に操り、その圧倒的な力をもって、火山地区の龍族を含めたモンスターを捕食の対象とし、喰らい尽くしていく。やがてゼブルは火山地区のモンスターが減少してしまったことを知ると、山を降り、生息圏の違うモンスター及び、人類をも喰らいはじめる。この食物連鎖を無視した果てのない暴食性から、人々はこの黒い龍を「大陸を貪り喰らうもの」、また自然崇拝者からは「神喰い(ここでいう神とは大陸を示す)」と名付け、恐れ慄く。やがてその食欲は新大陸の生態系をも狂わせ始め、それを見かねた「大陸の始祖」は大いなる粛清(グレート・パニッシュメント)をこの黒龍に与え、火山(現在の神界、ジャバルサマーン山脈)の噴火口の中に投げ込んだという。


オクサーヌ「むかぁ~し、むかしのお話だったとさ・・・」(両手を広げ、舞台役者の様に振舞っている)

ソネル「そんな言い伝えが・・・外の世界では・・」

あたちのモンハン日記
BBB「あのちび、なんだか俺は、お前の小さい頃に見えてきたよ」


UBU「よしてよ。あたちは血石なんて食べないものふん

オクサーヌ「だから喰ってねぇーっつーのあぁっ?!」ガバッDASH!(慌てて大猪の後ろに隠れるUBUとビー)





「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







ゼブル「演説はおしまいか?龍使徒」ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・ゴ・・・


オクサーヌ「だからその呼び名よしなさいよ。せめて凍土の賢いおねえさんとかぁ~・・」う~ん(人差し指を口を当て、少女っぽいそぶりをしてみせる)

BBB「凍土のダンジョンで、夜な夜な血石食ってるヴァンパイアってのはどうだ?」ぼそaya

バシャーーーーーーンびっくり
(顔面にペイントボールを投げつけられるビー)

UBU「ねぇオクサーヌ。あなたはさっき、あいつを煌黒龍の始祖であり、実体だと言ったわ。だとすればあたち達、ギルドの多くのハンターが持っている、この煌黒龍の武具はどう説明するの?」ゴイン(背中のアルレボを抜いてみせる)

オクサーヌ「ええ質問ね。それにはまず、バロンの仮説をおさらいしないとね♪」ぴしっ指(物知りおねえさんみたいに指を立て魔法少女の様な可憐なポーズをとる。それを見ておえって顔するビー)






~火の国領内、第三地区....


わっはっはっはっはっはっはっは
(夕暮れの西陽を浴びながら、巨大な花々のオブジェの周りで戯れる獣人達と飛竜種達)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「うわっはっはっはっ!!」ぼす~んDASH!(でっかいドスビスカスの花の上に仰向けでダイブする)


ぼふぅ~んどろん(すんごい花粉が撒き散る)


$あたちのモンハン日記
サムソン「おお気持ちいい」ぽすんぽすんはぁ(あぐらをかいて座り、劉珍に肩を叩いてもらっている)

ほわほわほわほわ・・・
(流れてきた花粉がサムソンと劉珍の鼻の中に吸い寄せられる様に入っていく)

サムソン&劉珍「えっぶし!!」ブブーーーーあせる

あたちのモンハン日記
カーブー「はっはっはっはっは(から笑い)ご覧なさい。あのバカな二人の顔を」(でっかいサボテンの花の花びらの上に腰掛けてる。その奥ではなんだか騒々しく追いかけっこをしてるまさひことパノ、一也の姿が)

王羽美「・・・・・・・・・・」(その傍らで腕を組み、遠方を眺めている)

$あたちのモンハン日記
ロージー「どうしたの?ウーメイさん」ふぅ~(草花の上で女の子座りして、七色たんぽぽのまあるい綿毛を吹き飛ばしてる。それを捕まえようと、葉っぱの手を伸ばす左肩の上のドスビスカス)

王羽美「気になりませんか?あちらが」ちら


・・・・・・・・・・・・・・・
(ウーメイの視線の先には氷山と化したジャバルサマーンが見える)


ロージー「UBUちゃん・・・・」

王羽美「先程、激しい閃光が見えました。それもただの爆破ではないようでしたが・・」

ロージー「・・・・・・・」バッDASH!(素早く振り返り、兄の顔を伺う)

カーブー「今から俺達が行っても、足手まといになるだけだ。UBUさん達を信じよう」

ロージー「・・・・・・・」バッDASH!(今度はウーメイの顔を見る)

王羽美「残念ですが、私の任務はここまでです。あの山に何がいて、何が起ころうとも・・・私には関係ありません」ザッ

ロージー「待って、ウーメイさん」

王羽美「・・・・・。なにか?」

ロージー「あなたはさっき、この美しい花々を見て、「恩師にも見せてあげたかった」と言ってた・・・その人って・・」

王羽美「オズワルド・バロンです」

カーブー「その有名な古龍観測隊の竜人の翁と一緒に、緑安を旅立ったと聞いたが?」

王羽美「ええ。晩年を邪龍の研究に費やしていたバロンさんは、私が紅龍を追っていることを知ると、助手として私を選んでくれたのです。あの方と共に過ごした日々は、それはとても・・・とても貴重な時間でした・・」(夕暮れの空を見上げる)

ファイヤージンガー「なんだぁ?その感じだと、その爺さん、死んじまったのか?」ぽふっ(綿毛の一片を掴んでる)

ロージー「こら!ジンガー!言葉に気をつけなさいって日頃から・・」

王羽美「亡くなりました。バロンさんは、私と出逢った時にはもう随分長寿でしたので・・・」

ファイヤージンガー「人生を全うしたってわけか」ぴんドキッ(花びらの顔面にでこぴんをもらう)

カーブー「東方の道中、いろんな人からとても優秀な学者だと聞いた。有名なのがあれだ、あれ・・・なんとかの仮説っていう・・」

王羽美「バロンの仮説」スッ・・(カーブーが座ってる花びらの隣に少し微笑みながら腰を下ろす)

ロージー「ふぁ・・・」(その姿を見つめている)

カーブー「そうそう、それそれ。黒龍をはじめとする三大龍が、本物じゃないってやつだろ?」

ファイヤージンガー「三大龍ってなんだ?」こそこそ

ロージー「黒、紅・・それから祖龍だ」(指を折って数えてる)

ファイヤージンガー「そいつらが本物じゃねぇって、どういうことだよ?」

王羽美「本物ではない・・・確かに、間違ってはいないですね」ふふ・・(遠くを見つめ、足を組みながら、方杖をつき微笑む)

カーブー「バロンさんによれば、現在大陸で確認出来る三大龍は「ある特定位置のフィールドにしか降臨してこない、極めて規則的な存在」であり、それらはドッペルゲンガーだっていうんだろ?」

ファイヤージンガー「ドッペル?なんだ、それ」

王羽美「実体の伴わない自己像幻視化・・・レプリケーションシステムです」



UBU&BBB「レプリケーションシステム~?」(正面向いて顔をくっつけながらバカな顔して聞く)

オクサーヌ「そっ。三大龍、そしてこの煌黒龍さんは、そのとてつもない生態力をもって、龍エーテル、つまり「龍」と呼ばれる元素を集合体にして、自分そっくりのレプリカを作ることが出来るの」

UBU&BBB「・・・・・・・・・・」(はぁ?って顔してる)



王羽美「バロンさんはそのレプリケーションシステムには、三大龍からの何か貴重なメッセージが込められていると指摘しました」

ロージー「メッセージ・・?本物はだぁ~れだって、あたし達を試してるとか?」

王羽美「ふふふ。それもあるかもしれませんね。三大龍は自分そっくりの複製を作り、それを分かりやすい特定の位置に派遣し・・・そして探しているというのです」

ロージー「探しもの?なになに?」

カーブー「そうか・・・」

ロージー「ん~?」(兄の顔を覗く)

カーブー「龍使徒だ」



オクサーヌ「人類が龍族に働く非礼、不遜に対する処罰を行う、龍族公認の執行人、それが龍使徒・・。そして三大龍が、今も昔も血眼になって探しているのもまた・・龍使徒なのよ」

UBU「・・・・・・・・・・」

BBB「なんの為に探す必要があるってんだ」ごしごし(猫手で顔をグルーミングしてる)

オクサーヌ「いい質問よ♪」ぷにっ(いつの間にかビーの目の前に現れ指で猫鼻を押す)

BBB「ひいいいいいいいいあせる」ガバッDASH!(慌ててジョーの背後に逃げる)

オクサーヌ「目的はブラックとホワイトでは異なるの。ブラック、つまり黒龍と紅龍は、自分たちを滅ぼしかねない脅威になるであろう龍使徒の芽を、その花が咲く前に潰しておきたいのよ」



ロージー「凄い力を秘めた龍使徒なら、邪龍達を討伐出来る可能性があるから・・」

王羽美「だからこそ、脅威を感じた邪龍達はレプリカを使い、多くのハンター達の中から龍使徒の逸材を見極めている・・邪眼はその為にあるともバロンさんは仰っていました」

カーブー「最近では紅龍の特殊個体も目撃され、バルバレでは討伐指令が出たと聞いたが・・・それもまた、ハンターに興味を抱かせる為・・・そして龍使徒を見つけ次第、排除するっていうのか?」

王羽美「さぁ・・どうでしょう。龍使徒と呼ばれる存在自体、不確定ですしね・・」

ロージー「ふぁ・・・・」ふわっ・・(飛んできた綿毛が鼻先に止まる。それを取ろうと身を乗り出すジンガー)

カーブー「その存在を裏付けるのが、祖龍というわけか・・」



オクサーヌ「ホワイト・・祖龍の願いはただひとつ・・」(両手を広げ、空を見上げる)



王羽美「バロンさんの見解では、竜大戦時代以前の大陸史に関係があるのではないか、ということでした」

カーブー「というと?」

王羽美「黒龍がなぜ古語で「運命の戦争」を意味し、そしてなぜギルドの宿敵なのか・・・きっとそれらの真相を突き止めることが出来れば、人類、獣人、そしてモンスターは同じ目標に向かって、共存し合うことが出来るだろうと・・・そうバロンさんは仰っていました」

ロージー「じゃあ、祖龍さんの願いって・・・」



オクサーヌ「運命の創まり。その大陸の創造主たる、祖なるものが切望するは・・・」



カーブー「三種共存の未来だ」



オクサーヌ「共に戦ってくれる同志を見つけること」



ロージー「三種共存・・・・」

王羽美「ロージー。あなたのお父上は、現在帝国軍の拠点をフォンロンに置いていますよね?」

ロージー「え・・・うん。でもどうしてパパが?」

カーブー「そうか・・・わかったぞ」

ファイヤージンガー「なんだ?クソ兄貴」

カーブー「フォンロンで一番有名なものっていえばなんだ?」

ロージー「古塔じゃないの?」

カーブー「そうだ。そして祖龍は古塔の頂上に舞い降りるんだ」

ロージー「・・・・・ということは・・?」

王羽美「ラインハルト公もまた、祖龍を探し求めているのかもしれませんね」

ロージー「・・・・・・・・・・・・」

ファイヤージンガー「ってことはよ、黒龍共と対極にあるのが祖龍ってことだろ?じゃあいい奴なんじゃねぇの?」

ロージー「どうだろう・・なんでもかんでも、善悪で判断してはいけないってパパが言ってた」

王羽美「私もそう思います。だからそこギルドは現在も邪龍や祖龍の追跡を・・・・」(喋ってる途中ではっとする)

カーブー「ははははは。そこまで喋ってしまったんだ。構わないだろ?」

王羽美「ダメです!あなた方とは敵でも無ければ味方でもないんですから」ぷい(ムッとするその横で、微笑みながら顔を覗いてるロージー)

カーブー「シュレイドにも出たというじゃないか。祖龍が」

王羽美「ハンター経由の話題ならいいでしょう。そうです。その通りですが・・・」

カーブー「バロンの仮説に基づけば、その祖龍もレプリカなのだろう。問題なのは、なぜ今頃シュレイドなのか?という点だ」

ロージー「ふぁ・・・」

王羽美「・・・・・・・・・・・」

カーブー「その沈黙はギルドも答えを探していると判断しよう」

王羽美「・・・・・・・・・・・」フッ

カーブー「黒龍伝説と、伝説の中の伝説か・・・・。俺は俺で、その答えを渦中にいる人間から聞くとするさ」(空を眺める)



オクサーヌ「白き盟友よ。かけがえのない世界を守りぬくため、その身を大陸に捧げよ」(両手を広げ、空に向かって言霊を捧げる白いドレスの少女)


BBB「おいおい、今度は舞台稽古しようってのか?お前もなんか・・」

UBU「なんで・・・なんであの子があの言葉を知ってるの・・!?」



ファイヤージンガー「どっちにしたって、完璧に敵対者として認識されるのは邪龍共ってことか。そしてそいつらの「本体」もまた、確実に存在する。そしてそいつらは今も、自分たちを脅かすライフフォースを持ち合わせる龍使徒の逸材を探している。要約するとそういうことだろ?きっと」

カーブー「やれやれ。それを確認して、その邪龍達が何を仕掛けてくるか知らんが、俺は無縁の様だ。レプリカの邪龍達とだいぶ狩猟はしたが、報酬素材だけで、何もないからな」やれやれ(横で微笑むウーメイ)

ロージー「ねぇ、ウーメイさんの村が紅龍に襲撃されたっていうのは・・ひょっとしたらウーメイさんを狙ってきたんじゃ・・」

王羽美「どうでしょう。東方にいた頃の私はまだ幼く、ハンターでもなければレプリカと思われる邪龍とも対峙していません」

カーブー「東方にたくさんの武芸の逸材がいると知って、自ら奇襲してきたんじゃないのか?」

王羽美「・・・確かに。それを裏付ける証拠はあります。バロンさんと邪龍を追い求める旅の途中、いくつか訪問した別大陸の領内で、邪龍の被害状況に似た伝承や、記録が記された古文書を見つけたことがあります」

カーブー「紅龍の特殊個体・・シュレイドに現れた祖龍・・・・なかなか面白くなってきたじゃないか」パァ~ンドキッ(右拳を左掌に叩きつける)

ファイヤージンガー「ギルドはなにしてんだ?調査してねぇのか?」

王羽美「続けています。古龍観測隊や王立古生物書士隊を通じて、現在も調査中です」

ファイヤージンガー「あんたらも、だろ?」

王羽美「え・・それは・・・・ダメです!」ぷい

ロージー「惜しかったね、ジンガー♪」ちょん(顔の花から飛び出てるおしべに、人差し指で優しくハイタッチする。その向こうでムスッとするホワイトナイト)

カーブー「はははは。ウーメイさんが逸材であることには違いないさ。色だってほら、真っ白だし。祖龍と同じだ。わっはっはっはっはっ・・へぇ~っくしょい!!」(ミッチの方から飛んできた花粉にやられる)

王羽美「意識はしてません・・・ただの潔癖症なだけで・・。それに私は・・・あなた方のリーダーの様な不思議な力も持ちあわせていません・・」

ロージー「UBUちゃん?」

カーブー「ほら。例のゲバゲバアタックのことさ」やれやれ

ロージー「大砂漠と孤島で見せた・・・ふぁ・・・なるほど・・」

カーブー「なぁ、ワンさん。君の仲間で灰銀の男・・・混隻魔王・黄思分と呼ばれる太刀使いがいるだろう?狩猟文化が進んだ今でも、天上天下無双刀を愛刀にしている隻眼の達人だ」

王羽美「・・・まさかシャークハンター・・あなた、黄と斬り合って目を!?」

カーブー「互いに仇になっただけさ。俺はあいつに大切な恩人を殺され、あいつは俺に尊大な自尊心を破壊された。今度会う時は・・・考えたくもないな」ふぅ~~~~

ファイヤージンガー「何言ってやがる!!剣豪のおっさんの為にも、おめぇは勝ち続けないといけないんだ!!これはきっとじゃなくて、約束だ!!」(激励を受け、微笑んでいる様なしぐさをみせるドボルヘルム)

王羽美「そうでしたか・・・その死闘の傷を癒やすために・・黄は今も医療中なのですね・・」

カーブー「あの黄という男もまた、龍使徒に固執していたな・・・。それであいつのことを思い出したんだよ」

王羽美「・・・・・・・・・・」

ファイヤージンガー「やい、潔癖症のねえちゃん!感謝しろよ!?クソ兄貴とお嬢はな、お前らギルドナイトの仲間に襲われたことを、訴えようと思えばいつでも出来るのを堪えてやってんだ!!お嬢なんて父親に頼めば、いくらでもおめぇらの過失なんて叩けるっていうのによ・・・それなのにだ!!」

王羽美「我々は構いませんが?」

ロージー「ウーメイさん・・・」

カーブー「どうせ、もみ消されるのがオチだ。それに大事にすれば、ユクモにも迷惑が被る。それはUBUさんとて同じだよ」

王羽美「・・・・・・・・・・・・・」

ロージー「あたしはね、UBUちゃんやお兄ちゃんと少し違うの・・・」

カーブー「ん・・」

ロージー「あたしはね・・・・・あたしはただ・・・ウーメイさんと・・・お友達になりたいから・・・・」

ファイヤージンガー「お嬢・・・・」

王羽美「・・・・・・・・・・・・・」

カーブー「・・・・・・・・・・・・」

王羽美「あなた方といるとどうも調子がおかしくなります」ザッ煙(立ち上がる)

カーブー「分かっているさ。俺達は敵でも味方でもない。君たちの任務を邪魔するものは、何人であろうとも排除する・・だろ?」

王羽美「・・・・・・・。分かっているのなら、もう二度と私に接近しないで下さい。これは警告です」くる(二人に背を向ける)

ロージー「ウーメイさん・・・どうして・・どうしてギルドナイトなの!?」

王羽美「・・・・・・・。それが・・・それが一番の、仇への近道であり、バロンさんの意志であるからです」

カーブー「バロンさんと何を約束・・・いや、どういうクエストを請け負ったんだ?」

王羽美「・・・・・・・・。私が・・・私がバロンさんに代わり、学説を証明してみせる。それが私に与えられたサブクエストです」

ロージー「だったら・・だったら、あたしとお兄ちゃんと一緒にユクモに行こうよ!!」

王羽美「え・・・・」

ロージー「そしたら雪左さんとも会えるし、みんなで・・みんなで紅龍を探すことも出来るんだよ!?」

王羽美「なにを・・」

ロージー「ねぇウーメイさん!あたしとお兄ちゃんと一緒にユクモに行こう!!ね!?」

王羽美「ローズダンテ・ローゼンクロイツ・・・あなたはなんて屈託のない懇願をするのですか・・・・その優しさが・・・その遠慮のない優しさが、人を苦しめることもあるのです!!」

ロージー「ウーメイさん・・・・」

王羽美「今度こそ本当にさよならです。ロージー」ザッ煙

ロージー「ウーメイさん!!」

カーブー「よせ。彼女には彼女が正しいと思って選んだ道があるんだ。お前も彼女を友だと思うのなら、今は行かせてやれ」

ロージー「そんなの・・・・そんなのわかんないよ!!」


・・・・・・・・・・・・・・・・
(巨大な花々のオブジェを避けるように、火の国と、そして兄妹と決別を告げ、その場を去るホワイトナイト。その揺るぎない背中を見届けるカーブーとロージー。ジンガーは羽美の旅立ちを祝福するように、手に持っていた綿毛を吹き飛ばすのであった)


To Be Continued





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次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!?

2/15(月)0時更新 「げおげおばぁ~♪」の巻

をお送りいたします♪次回も見ようおー読も見ようはーい