ドウウウウウウウウン!!
(ヴォルガトロンの左半身に衝突する黒煙の大津波)



ヴォルガトロン「フン!!」ズズズ・・



ゴオオオオオオオオオ!!
(見事ヴォルガトロンが防壁となり、その上をテフラ(火山灰・軽石・スコリア・火砕流堆積物・火砕サージ堆積物など)の突風が吹き抜けていく)



ゾフィ「よっしゃ!!ブロック成功だ!!」ゴオオオオオオオオsss(頭上を突き抜けていく黒い突風)

あたちのモンハン日記
一也「兄貴ぃいいいいいい!!頑張るニャあああああああ!!!!」ゴオオオオオオオsss

ヴォルガトロン「お前らも上空からの突風に巻き込まれない様に注意しろ!!」ゴオオオオオオオsss

オルハン「おおおおおお!?」ゴオオオオオオオsss(身を寄せ合い踏ん張る市民達の頭上を通り過ぎていくテフラ突風)

セウダ「くうっ・・・!!」(アルルを必死に抱きしめ庇っている)

アルル「お母様・・・見て・・・」(上を見上げている)

セウダ「・・・・・・・・・」ちら



ゴオオオオオオオオオ!!
(アルル達の上空を包み込む、四種の飛竜が広げる翼のカーテン)



アルル「なんて・・・綺麗な・・」






「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~







ドオオオオオオオオ!!
(俯瞰図。恐暴竜を中心に募る市民達の頭上を守る様に、四種の飛竜達(9時の方向に黒鎧竜、対する3時の方向に銀火竜。11時の方向に轟竜、1時の方向に迅竜)が両翼を広げ寄せあい、上空からの突風を防いでいる。触れ合う四種の翼の中央ではまさひこの首だけがぽっこり飛び出しており、おもいっきりテフラ突風を浴びている)


あたちのモンハン日記
まさひこ「アチチチチチチチ!!!!」バチチチチチチチびっくり(顔面を貫通する勢いで様々な火山砕屑物がぶち当たる)

$あたちのモンハン日記
ミッチ「頑張るっす、まさひこ殿!!こんな突風、イビルジョーラーメン名物「溶岩汁」の煮えたぎる熱さに比べれば、ペッコの風圧如き涼しさ!!耐えるっすよ!!いいっすね!?」(そのまさひこの足の甲であぐらをかきながら鼓舞してる。同じくまさひこの両足にしがみつく女性市民達の姿も確認出来る)

まさひこ「アチチチチチチチチ!!!!」(既に顔面の正面が火山灰で埋もれ、それどころではない)


ゴオオオオオオオオ!!
(暗がりの恐暴竜の股下で周囲を突き抜けていく爆音の中、横たわりながら重なりあう男女)


ハッキネン「早くいっちまえっての!」ゴゴゴゴゴゴ・・(地面も激しく揺れている)

カペラ「ちょっと!そんなに顔をくっつけないでよむかっ」ぎゅうはぁ(顎を掌で押す)

ハッキネン「馬鹿野郎!万が一、瓦礫でもすっ飛んできたらどうす・・」

ごちーーーーーんぎくっ
(見事にそれ(煉瓦タイプの固そうな固形)がハッキネンの頭を強打)

ハッキネン「OH・・GOD・・・・」


ばすーーーんふん
(ふくよかな女史の胸の上でノックダウンするハッキネン)


カペラ「さて・・」


スッ・・(ハッキネンを完全に盾にして身を伏せる黒衣の女史)



ゴオオオオオオオオオ!!




メガゼノス「俺達は大したことねぇが・・そっちは平気か?」(下を見下ろす)

パノ「ファイトです。ダディ」(アルルの背中にくっつきながら上にいる黒鎧竜にVサインをしてみせる)

メガゼノス「うむ。子供達は・・」ゴオオオオオオオオ

パノ「任務遂行中です。しっかりと」ちら


ゴオオオオオオオオオ!!
(左方面に陣取る銀火竜の体の隙間から見える外の景色は、凄まじい黒い突風で覆われている。そんな視界の悪い中、風圧をものともせず、例の岩がぽっこりとふたつ見えるのが確認出来る)


バサ雄「うひょおおおおおお!すっげぇ「圧」だね、ねえちゃん!!」ゴオオオオオオオsss

バサリン「頑張るのよ、バサ雄!!岩竜の擬態だって役に立つっていうことを証明するのよ!!」ゴオオオオオオオsss

バサ雄「勇者様の体を張った押し蓋・・・吹っ飛ばせるもんなら、やってみやがれぇええええええ!!!!」(岩状態のまま叫ぶ)

バサリン「その意気よ!バサ雄!!」(岩状態のまま鼓舞する)


メガゼノス「・・・・・・(母さん・・二人共立派な岩竜に育ったよ・・)」チラぁ~ん・・kirakira*(黒い砂塵に紛れて、一滴の涙が吹き飛んでいく)


ビュオオオオオオオン!!
(感動する黒鎧竜の目の前を隕石の様に急降下していく炎を纏った瓦礫の破片)


アルル「!!」

女性市民「きゃああああああああ!!」

パノ「あれ。お任せ」

ズチャドキッ(素早くAR15型ボウガンを抜き、バレルをアルルの左肩に乗せ、上に向かって瞬時に照準を定める)

パノ「はぁ~っ」(クレー射撃の掛け声みたいのを、実にやる気のない発声でやってる感じ)


ドウンドンッ
(見事、クレー射撃の容量で瓦礫にHIT。散開した細かい破片は突風により前方に吹き飛んでいく)


アルル「お見事です!」ぱぁ~んびっくり(背中越しにパノとハイタッチを交わす)

メガゼノス「まだ落ちてくるぞぉ~!」ビョウーーーンビョウーーーン煙(言ってる側から第二波、第三波の小隕石が市民目掛けて落下してくる)

パノ「はぁ~っ」(実にやる気がない発声)


ドウンドンッドウンドンッ
(連続HIT。一部の破片がダディの顔面に当たる)


メガゼノス「よし、いいぞ!」(破片が目に入ったのかパチパチしてる)

ヴォルガトロン「でかいのがそっちにいったぞ!!」

メガゼノス「へ?」


ゴオオオオオオオオ!!
(火だるまになった暗黒団兵士の遺体が市民目掛けてすっ飛んでくる)


パノ「弾けないです。あればっかりは」バッsss(アルルと王妃を庇う様に前に出る)

オルハン「みんな、避けるんだぁああああ!!」

女性市民「きゃああああああああ!!」ビュオオオオオオオン煙(落下してくる火だるまの遺体)


ボオオオオオオオオン炎
(落下寸前の遺体を、下から吹き上がってきたバーナーの炎が押し上げ、そのまま上空の突風に乗せ吹き飛ばす)


オルハン「なんだぁ~!?」

パノ「はて・・」

シュウウウウウ・・・煙(オルハン達の頭越しに見える、硝煙を上げる黒い傘の先端部)


ユーリィ「・・・・・・・・・・・」ちら(オルハン達の隙間から後ろを垣間見てる)

パノ「・・・・・・・・・」んべぇ~(寄り目しながら舌を出しておどけてみせる)

ユーリィ「・・・・・・・・・」ぷい

パノ「しちゃって。人見知りなんか」フフ・・(寄り目しながら微笑む)



ドオオオオオオオオ!!
(俯瞰図。三種の円陣を避ける様にエリアを貫通していく漆黒のテフラ突風)



$あたちのモンハン日記
ボニー「警部!テツ!頑張って!!」(老人達と共に雷狼竜の足にしがみついている)


アイオロス「今のところ平気だよ。最前線の溶岩竜とまさひこ君のおかげでね」ゴオオオオオオオ(頭上を抜けていくテフラ突風)

$あたちのモンハン日記
テツ「飛竜のみんなも頑張ってるよ!!」ゴオオオオオオオ(突風を遮るように右腕で顔を多いながら叫ぶ桃毛獣)


グレンジャガー「クソォオオオオ!!あちぃいいいいい!!早くいきやがれっての!!」バシュウウウウウウ(高温の塵が上半身を打ちつける)


バラン「おめぇはあちぃ~の苦手だもんな。仕方ねぇ・・・みんな、耳を塞げ!!」(目下の人間達に声をかける)

アルル「バランさん!何を!?」バッ(咄嗟に両耳を両手で覆う一同)

バラン「こうするんだよ・・・・・
いらっしゃませぇえええええええ!!!!



ボギャアアアアアアア!!
(対面のグレンに向かって咆哮をあげると、音波衝撃が火砕流堆積物を破壊する)



グレンジャガー「涼しい~♪ってか、ずっとそれやってくれ」

バラン「甘えんなぁあああああああああ!!!!!」ボギャアアアアアアアドンッ(咆哮を顔面に浴びせられ、嬉しそうなグレン)

メガゼノス「ずいぶん余裕あるな」

ちょんちょん(黒鎧竜の爪先をちょんちょんする指)

メガゼノス「ん?」ちら

パノ「同じことを。ダディも」

メガゼノス「ん・・・そうか!」

ゴバアアアアアアア・・・・!!
(黒い砂塵の中、大口を開ける黒鎧竜)

オルハン「なにをするつもりだ!?」あわわわわ

ユーリィ「・・おじさんは・・黙ってて・・」(おじさんと言われ、しょんげりする国王)


キュイイイイ・・・・・ン!!
(開いた大口の中に、光り輝く様々な大陸の素粒子が吸引されていく)


メガゼノス「ふはえ(喰らえ!!)」(口を開けているから、はっきり喋れない)



ゾギューーーーーーーン!!
(黒鎧竜の口から放たれる重力波砲)



パノ「OH~」ブワサッはぁ(重たい放射音の衝撃により髪が逆立つ)



ショウウウウウウウウン!!
(ヴォルガトロンの背中をかすめて、火砕サージを真っ向から貫通していく重力波砲)



ヴォルガトロン「今のは少し熱かったぞ」チリチリチリ・・(少し背中が焦げてる)



ドギュウウウウウン!!
(俯瞰図。黒煙に覆われた第三地区を、一直線に伸びた重力波砲の閃光が貫く)



メガゼノス「ハッハッ~!!どんなもんだ!!」

ゾフィ「いいぞ!でけぇの(ダディのこと)!!」バサッ(テッセンを広げ、漏れてくる塵をガードしている。その横では芋助も刀を振り回し、塵を叩き落としている)

ゼキ「すごい・・これが火山のモンスターの力・・!!」

$あたちのモンハン日記
サムソン「よし、もっと吹き飛ばすのだ!!」ブーーーン(煌黒堅鎚をアッパーモーションで振り上げ、隙間から漏れてくる高温の塵を弾き飛ばしている)

あたちのモンハン日記
カーブー「なるほど。その手があったか」ぽん

ユーリィ「・・なに・・?」(デッドフリルパラソルを広げ盾にしている。後ろでは大臣達がスクラムを組んで踏ん張っている。それをユーリィの肩の上から応援するように見つめるブッチャービートル)

カーブー「見ておりなさい!!龍意六合!!」

バシュウウウウウウン!!
(凄まじい練気力がカーブーの全身を覆う)

ユーリィ「!?」

カーブー「熱さには放水あるのみ!!元祖水竜ブレスの脅威を知らしめてくれた、お前の力を借りるぞ!!」ジャキーーーーーン(腰に携えているユクモノノダチを抜刀する)


シャホオオオオオオオ!!
(ユクモノノダチの刃全体が水属性エネルギーに覆われる)


ユーリィ「・・嘘・・」こちぃ~んドキッ(唖然とするその頭に小石が当たる)


カーブー「ソイーーーーーーーーーー!!」


バビョーーーーンジャンプ
(刀を両手で振りかぶったまま、垂直に高く飛び上がるカーブー。その背景には、水面から飛び上がってきた巨大な水竜の姿が投影されている)


ゾフィ&ゼキ「なんだぁああああああ!?」


カーブー「魚竜目、有脚魚竜亜目、水竜上科、トトス科の・・
元祖水竜ブレス祭りだぁああああああああ!!!!


ブシュウウウウウウウウ!!

(空中で兜割りをかました剣先から放出される水竜ブレス。もちろんその背後では勇猛に水竜ブレスを吐く水竜が投影され、まるで亡くなった師匠の様に目下の弟子を鼓舞激励している)


ゾフィ&ゼキ「おおおおおおおおおお!?」


ジュウウウウウウウウ!!
(テフラ突風を鎮圧していく水竜ブレスの放水)


劉珍「みんな!!カーブーさんに続くんだ!!」


サンダーソニック「耐え凌ぐのは性に合わないと思っていたところだ」

グレンジャガー「火の神だかなんだか知らねぇが・・」

バラン「黒銀迅轟!!俺達で蹴散らしてやろうぜ!!」

メガゼノス「いい四字熟語だ。今度ポエムに使わせて貰おう・・さて、そうと決まったら飛竜種の大咆哮会といこうか」にや


すううううううう~~~~
(大きく息を吸い上げる四頭の竜首)



ボギャアアアアアア!!
(黒銀迅轟が吐き出す大咆哮の爆裂波が周囲のテフラ突風を消滅させる)



To Be Continued







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$あたちのモンハン日記
次回「あたちのモンハン日記」ザ・ストーリーモードは!!

12/22(火)0時更新 「天災、未だ衰えず」の巻


をお送りいたします♪次回も読もうぷんぷん叫ぼうあぁっ?!のたうち回ろうくるくる