~火の国領内、第三地区....
ガガガガガガガガガガガガガガガガ
(居住区内に響き渡る重機銃の苛烈な連射音)
重機銃隊「get back!get back!」ガガガガガガ(重量のある機銃を腰で支えながら連射し、ゆっくりと後退していく機銃隊)
ボウン・・!!ボウン・・!!
(機銃隊の前で場所を転移しては、現れてすぐ消える電磁波オーラの光)
重機銃隊「ターゲット、補足出来ません!!」ガガガガガガ
重機銃隊「当てるんだよ!!移動パターンを予測しろ!!」ガガガガガガ
ボウン!!
カイルス「よぉ」にや(突如として目の前に現れる金獅子)
重機銃隊「!!」
ダシャーーーーーーーン
(拳の叩きつけにより、地面ごと粉砕される兵士)
カイルス「ボケっとしてっからだよ」ズシュ・・(重たい拳を持ち上げる)
重機銃隊「姿を見せたぞ!!てぇえええええええ!!」
ガガガガガガガガガガガガ
カイルス「うるせえってのぉおおおおおお!!!!」ザシュッ(四つん這いになる)
重機銃隊「!?」
カアアアアアアアア!!
(金獅子特有の気光(ビーム状のブレス)を口から放つカイルス)
重機銃隊「!!・・・・・・・・・・・・」カアアアアアアア・・・・(自分たちが連射した弾薬と共に、閃光に飲まれていく兵士達)
ショウウウウウウ・・・・・ン・・・・
(一瞬にして原子ごと消えてしまった兵士達。エリア内を直線に走った気光の軌跡は、くっきりと建物を削り、モーセの道を形成してしまった)
カイルス「もっと強え奴はいねぇのかぁああああああ!?」バリバリバリバリ(電気を帯びた両手を天に懇願するかのように掲げる)
ボウン・・・
(自身を包む電磁波オーラと共にその場から転移して消える金獅子)
「あたちのモンハン日記」
~Sanctuary of extinction~
~第二地区、暗黒団BC....
ハンス「重機銃隊が全滅だと!?」(幕舎内に立つ獣人種一人と人型一名)
伝令「ハッ!戦地には死体どころか、機銃の跡形もなく、まるで神隠しにあった様な印象を第三地区から受けました!」
ハンス「・・・・・。では、問題の金獅子を目撃した者もいないと?」
伝令「はい。通信機での応援要請のみです。「神出鬼没の金獅子が現れた」・・と」
ハンス「もういい。下がれ」
伝令「ハッ!!」ビシッ
バスッ・・(テントを出て行く伝令と入れ替わりに新たな伝令が顔を見せる)
ハンス「今度はなんだ?」
伝令「ハッ。第三地区よりゾンゲ将軍が帰還されました」
ハンス「出迎える。お前たちはいつでも出撃できる様、準備しておけ」
伝令「ハッ!!」
ズシーン・・ズシーン・・
(廃墟と化した旧居住区内では、暗黒団の兵士が戦闘準備に勤しんでおり、その中を一頭の多殻蟹がゆっくりと歩いて来る)
ゾンゲ「・・・・・・・」クッチャクッチャ(白い歯でなんか噛んでる)
・・・・・・・・・・・・・
(前方で出迎えるハンスの姿)
ゾンゲ「手ぶらで帰還とは・・情けない」ブッ(吐き出したのはガムの様な粘着性のある固形物)
ズシーン・・ズシーン・・
(対峙する小さな獣人種と巨大な多殻蟹)
ハンス「無事で何よりだ。将軍まで失っては面目が立たんからな」
ゾンゲ「重機銃隊を失った。如何なる処置も受け入れる覚悟はある」
ハンス「真実に対し、実に合理的な判断だ。だが、将軍をこの状況で戦力から外すほど、俺は規律には重んじていない」
ゾンゲ「・・・・・・・・」
ハンス「確かに重機銃隊は、従来のヘビィベース部隊の上をいく火力から、非常にコストは高い。だが実戦検証は反乱軍相手に十分取れた。気にするな」
ゾンゲ「兵士の命を気に留めるなと?」
ハンス「君主論から徳を差し引けば、命という価値観もまた、ただの数字に過ぎん。それとも将軍は俺に道徳を語らせたいのか?」
ゾンゲ「いや、汚名返上をさせて欲しい。俺なりのやり方で、奴らに復讐をする」
ハンス「奴ら・・・重機銃隊を殲滅させたのは、金獅子だけではないと?」
ゾンゲ「そうだ。知的生命体種の雷狼竜も、この領内に入ってきている。その雷狼竜は反乱軍の頭首を救い、第四地区の方へと逃げ去った」
ハンス「・・・・・・(知的生命体種の援軍を、反乱軍が呼び寄せたのか・・?だとすればクルセイダーズが濃厚だが、奴らの戦力に金獅子という超好戦的なモンスターは存在しないはず・・・)」
ゾンゲ「俺に単独行動を許して欲しい」
ハンス「人型の軍隊に配慮することなしに戦えると?」
ゾンゲ「その判断は勝手にしてくれ。言ったはずだ。俺は復讐をするだけだと」
ハンス「・・・・・・(自尊心を敵に傷つけられたか知らんが、遊撃兵として泳がせておくには十分な盾となるか・・・)」
ゾンゲ「どうした?俺が信用できんか?」
ハンス「いいだろう。将軍を遊撃兵として単騎で行動するのを許可する。だが、行動エリアは第三地区までだ。敵をおびき寄せ、その詳細を明らかにしたい」
ゾンゲ「囮なら任せろ。必ずあんたの期待に応えてみせる」
ズシーン・・ズシーン・・・
(その場を去る多殻蟹)
ハンス「ゾンゲ将軍か・・・・全体主義におさまらない傲慢な気質は、やはりモンスターだな・・・と、将軍はそうか・・そうであったな」
暗黒団兵「ハンス将軍!各小隊長、テントに呼び寄せました!」
ハンス「おう!今行く!(とは言うものの・・・得体の知れない知的生命体種の参戦に、高揚しているのは兵だけにあらず、俺もまた同じか・・・フッ)」
ザッザッザッザッザッザッ・・・
(颯爽と幕舎に向かって歩いて行くハンスの後ろ姿)
ズシーンズシーン・・
(バトルフィールドと化した旧居住区を進む多殻蟹)
ゾンゲ「・・・・・・(タラバスキー。お前の仇は・・お前のザザミソはこのタイクンが必ず取ってやるからな・・!!)」ズシーンズシーン・・
~第四地区、反乱軍拠点....
アイオロス「なんにもしないよ。出ておいで」
じーーーーーーーーーーーーーー
(石造住居に隠れている無数の人型の「目」があらゆる窓より雷狼竜を警戒している)
アイオロス「はぁ・・・君からも何か言ってくれよ」ちら
ゲルハルト「にゃんにゃいな(自分で説得するんだな)」
アイオロス「ずいぶん冷たいじゃないか。君、確かサムソンさんのパートニャーだろ?王国騎士団領ではどうも」
ゲルハルト「にゃ~(あんたもな)」
アイオロス「今度は何を企んでいるんだい?君のところの丞相さんは」じー
ゲルハルト「ニャア~♪」(猫みたいに鳴く)
ザッザッザッザッザッザッザッ・・
(建物の中から出てくるGXハンター装備のソネル。頭部のガスマスクみたいのは外してる)
ソネル「一応、説得したよ。あんたがギルド特別捜査局の捜査官だってね」
アイオロス「その割にはずいぶん冷遇だね」ちら
じーーーーーーーーーーーーーーーー
(廃墟のいたる窓から感じる視線(目がクリクリしている)。中には頭にターバンみたいのを巻いたちいちゃい子もる)
ゲルハルト「にゃーにゃにゃい(仕方ないさ。この国の民は代々、領外に出れないんだ。モンスターなんて大型どころか、小型すらろくに見たこともない連中ばかりなのさ)」
アイオロス「じゃあ僕が同族を誇る知的生命体種だとしても、それも伝わらないってことかざんないね」はぁ~
ゲルハルト「みゃあ~みゃあ~(それどころか、モンスター全部が喋る生き物だと勘違いしてるかもな♪)」
ソネル「なんだ?どうした?」(普通にアイオロスに話しかけてくる)
アイオロス「いや・・普通はもっと驚くんだけど・・・いつもは鬱陶しいと思ってても、いざそれがないと寂しいもんだね」はぁ~
ソネル「??」(後ろでゲルハルトが笑ってる)
アイオロス「それよりここが反乱軍の拠点エリアかい?」
ソネル「ああ。俺達に支援してくれている市民はみんなここに避難している」
アイオロス「一般市民は君たちの起こしたクーデターに煽動され二分・・・国王派の市民は王宮付近に避難してるってわけか」やれやれ
ソネル「クーデターじゃない!!これは聖戦だ!!」
アイオロス「革命の首謀者が唱えるイデオロギーはみんなそうだよ、ソネル君」やれやれ
ソネル「これも未来の国を思えばこそだ!!こうして廃墟に隠れている子供達は、みんな親がシェルター行きになるのを恐れ、匿って育てた子供達だ!!」バッ
じーーーーーーーーーーーーー
(雷狼竜のマレビトをまじまじ見る純粋無垢な視線)
ソネル「シェルターに収容され、ハンターの資質があると分かれば、成人を超えた段階で遅かれ早かれ、年に一度の焔祭で生贄に出される・・・みんながみんな、自分たちの保身の為に、我が子を犠牲にするなんてとんだ勘違いだ!!」
アイオロス「嘆願書だけじゃダメだったのかい?」
ソネル「そんなことならとっくの昔に、シェルターで育ったハンター達がやってる。だが、歴代の国王は自分達の暮らしと治安を維持する為に、権威を振るい、その懇願を一蹴してきたんだ。火の民は生贄になる子供を生むために生まれたんじゃない・・!」
アイオロス「その火の民とは、施設でハンターの資質がないと分別された、一般の人から構成されているのかい?」
ソネル「ああ。そのほとんどは炭鉱夫と国王軍になることを強要される。シェルターを出て市民に戻されたとしても、やることは次なる世代の子作りと重税を支払い、国に尽くすだけの人生なのさ」
ゲルハルト「にゃんにゃいな(それが火の国では当たり前の「価値観」ってわけか)」
アイオロス「君ら(獣人種)の歴史を振り返ってみても同じだろ?専制主義からの逸脱が、デモクラシーのはじまりなのさ」
ソネル「自由教育や外部との交流もない、火の神という見えない支配者が創りあげた不条理なレギュレーションに怯えて暮らす、名ばかりの聖域なんだよ。この火の国は・・」
アイオロス「その主張を国王側に伝える為の革命というわけか。どうやら、問題は国の統治機構よりも、その火の神にありそうだね」
ゲルハルト「にゃん」
ソネル「どういうことだ?」
アイオロス「もしかしたら君らが倒すべきなのは、国ではなく・・・」
ジョウウウウウ・・・・・・ン
(突如、空間に電磁波オーラが生成される)
ソネル「な、なんだ!?敵の新手の兵器か!?」ザシュッ(手持ちのボウガンを構える)
アイオロス「ああ、これね。僕の味方だよ」
ソネル「??」
シュウウウウ・・・・・ン・・
カイルス「よぉ。ここにいたのか。探したぜ」ドスン・・ドスン・・(ワームホールバリアから姿を見せてきた、ちょっと毛先を遊ばせている金獅子)
ソネル「モンスター!?」
火の民「ひゃああああああああああ」どたばたどたばた(そこら中の廃墟でざわめく声がする)
アイオロス「安心して。僕の友人だ」(みんなに聞こえる様に、通った優しい声で言う)
カイルス「ケッ。友人は嘘だろ」ジョウウウウウ・・・・・・ン(ワームホールが消滅していく)
ゲルハルト「にゃにゃんだ?」じろ(金獅子の足元に小さい獣人族)
カイルス「ああ?俺か?俺の名はカイルス・バッカス。誇れる兄貴の血を継ぐものだ」フフン(自慢気にソフトスパイクの毛先をシュッとする)
ゲルハルト「にゃっかす・・・にゃにゃいニャイニャイ」
カイルス「ゲルハルトか。あんたもギルドの猫なのか?」
ゲルハルト「みゃあ~(まさかよ)」
アイオロス「カイルス。君も遭遇したろ?暗黒団の連中に」
カイルス「ああ。全員はっ倒してやったがな。あんたの言うとおりだったな、警部」
ソネル「ちょ、ちょっといいか・・?」おそるおそる
カイルス「なんだ?」
ソネル「今、暗黒団を倒したと言っていたが、まさかあんた一人で・・?」
カイルス「余裕だろ♪」シュッ(カッコつけながらソフトモヒカンの毛先を手のひらでなぞる)
ソネル「・・・・・・・・・」(身の丈の倍以上はある金獅子に見とれてる)
アイオロス「特に彼は希少種というか、異常種というか、亜空間種とでもいうべきか、とにかく腕っ節だけは確かだよ」
ソネル「あ、あんた!!」ガバッ(金獅子の毛深い腕を掴む)
カイルス「ん?」
ソネル「俺に戦闘術を教えてくれないか!?」
~火の国近郊、非狩猟エリア....
グツグツグツグツ・・・・・
(火山フィールドの溶岩湖は今日もよく煮えたぎっている。そんな危ないエリアを歩く二人の獣人種)
一也「ほにゃらあの「お湯」でヌードルを茹でたら、どうなるかニャ」トコトコトコ・・
芋助「ほぉ・・それは興味深いですな。手持ちの携帯あんまんでも入れてみましょうか?」トコトコトコ
一也「あっちそうだから、やめておこうニャ。それより、UBUにゃん達が来る前に、ここいらの調査を終える方が先だニャ」
芋助「そうですな。その為に、水没林は伯爵に任せ、我らが斥候に来たのですからな」
一也「鉄平も無事にフラワーを取り戻せて良かったニャ♪」ほにゃらハッピィ~ねぇ~
芋助「龍之殿はフラワー殿の治療をする為、ユクモに残ると聞きましたが、それほど体に支障を?」
一也「いんにゃ。ほどほど完治はしてる様ニャが、鉄平はそばにいてやりたいんだニャ」
芋助「ユクモも我らがいない隙に襲撃を受けましたしな・・・村の護衛も含め、龍之殿は残られたというわけか・・」トコトコトコ
一也「にっくき猛豚達との決着はまた今度ニャ。それよりも今は火の国に入った暗黒団を倒す方が先ニャ」むん
芋助「我らが起こした革命以来の、本格的な戦闘が予想されますな」シャキッ(ニャン鉄剣の柄を握る)
一也「不安なのはそれだけじゃないニャ」
ゴロゴロゴロゴロ・・・・
(上空の空が怪しい雲行きに変色していく)
一也「あのお空の色ニャ」ん~(広大な空を見上げる小さな獣人種)
芋助「ここに来るまでも落雷や雹災、それに地震も酷かったですしな・・」
一也「俺にはどうも、この火山一帯が、部外者を拒んでいる様に思えるんニャ・・」ん~
芋助「その類まれな勘でいうと、丞相達一行はそろそろ火山に?」
一也「だろうニャ。途中でサンダーソニック達と合流してるはずニャから、お空から来るかも知れないニャ」ん~
芋助「合流ポイントは非狩猟エリア、B地点でしたな」バサッ(地図を広げる)
一也「そうニャが・・まずいニャ。例のごとく、冷え冷えした風も吹いてきたニャ」ひゅうううううう
芋助「地中に退避しますか?」
一也「下も危険ニャ。同時に地震が来るかもしれニャいしな・・出来れば、どこかに洞窟エリアがあればいいんニャが・・」きょろきょろ
じーーーーー
(溶岩湖から首を伸ばしてこっちを見てる溶岩竜と目が合う一也)
一也「・・・・・・・・・」
ヴォルガトロン「・・・・・・・・・」にぃ~(金色の歯を見せつける)
一也「・・・・・・・・・」
芋助「あれは・・溶岩竜・・。珍しいですな」
バサーーーーーーン
(突然、両手に広げて持っていた地図の上に何かが落ちてきて、地図ごと地面に叩きつけられる)
芋助「!?」
ゴロリ・・・
(落ちてきたのはサッカーボール強の氷の塊)
芋助「これは・・・・雹・・」
ヴォルガトロン「危ないぞ!!」
一也「ほにゃ!?」バッ(上を見る)
ドドドドドドドドドドド!!
(一瞬にして降り注いでくる巨大な雹の雨)
一也「いででででででで」あたふた(あっち行ったりこっち行ったりしてる)
芋助「まずい・・・!!」バッ(鞘を頭の上に掲げるも、次々と雹が全身を打ちつける)
ヴォルガトロン「見てられんか・・仕方ない!!」
バシャーーーーーーン!!
ヴォルガトロン「ちゃいりゃああああああああああ!!!!!」ドシャーーーーーーーン(勢い良くマグマより飛び出てきた)
ダスーーーーーーン
(屋根になる様な形で一也達の上に着地する溶岩竜)
一也「うおっ」グラグラグラ(もちろん振動で揺れる)
芋助「こんな時に・・!!」シャキーン(刀を抜く)
ヴォルガトロン「よせ!!お前らを食べるほど俺は飢えちゃいない!!それより俺の後に続け!!洞窟エリアまで案内してやる!!」ガツーンガツーン(でっかいに背中を打ちつける巨大な雹も、その表対温度の高さに溶けて落ちていく)
芋助「・・・どうしますか?一也殿」
一也「信じるニャ!!行こう!!」
ドシーンドシーンドシーン
(桁違いの雹災の中、二足歩行でゆっくり歩いて行く巨大な溶岩竜。その腹部を屋根代わりに共に歩いて行く小さな獣人種二人)
一也「・・・・・・・・・・」ちろ(上を見上げる)
でろんでろん・・でろんでろん・・
(黒く分厚い天然の鎧の表面を、金属質の溶岩が溶け流れながら燃えているのを下から見上げる一也)
一也「ほにゃ・・・・」
ドシーンドシーン
ヴォルガトロン「着いたぞ」
一也「にゃにゃ」
ドドドドドドドドド!!
(雹災の烈火音をよそに、溶岩竜の腹部の下から繋がって見える洞窟の入り口)
芋助「行きましょう」タッタッタッタッタ
一也「うみゃ」タッタッタッタッタ
ドドドドドドドドド!!
(無事に洞窟エリアにインする二人。外からはまだけたたましい雹災音が聞こえる)
ヴォルガトロン「しばらくすれば雹はおさまる。そしたら山を降りろ。いいな」くるっ(頭にすんごい雹がぶつかっているも全く動じない)
一也「待つニャ!」
ヴォルガトロン「ん?」
一也「俺は冴島一也ニャ!こっちは真田芋助!あんたの名前を教えて欲しいニャ!!」
ヴォルガトロン「フッ・・・」
一也「・・・・・・・・」ドドドドドドドドド・・
ヴォルガトロン「我らが火山の兄貴・・・とだけ言っておこう」キラぁ~ん(金歯が憎たらしいほど光る)
一也「歯が金色の兄貴・・・ありがとうニャ!!必ず今日の恩は返すからニャ!!」
ヴォルガトロン「また会うことができたら・・・期待していよう!!」
ドシューーーーーーーーーーン!!
(その場からひとっ飛び、溶岩湖に向かって飛翔していく兄貴)
一也「・・・・・・・・・」(そのカッコイイ後ろ姿を見つめている)
ざぶーーーーーーん・・
(すんごい遠くの方で無事、兄貴が溶岩湖に「飛び込めた」のを確認する一也と芋助)
一也「・・・・・・・・さて」
芋助「洞窟内を通って合流ポイントに行きましょう」
一也「そうしようニャ」ザッ
くる(振り返る一也)
芋助「どうしました?」
一也「いニャ・・。ニャンでもないニャ(ありがとう。歯が全部金色の兄貴・・また会うことが出来たら、その時は・・・兄貴の宴・・開かせて欲しいニャ・・)」
ザッザッザッザッザッザッザッ・・・・
(洞窟へ消えていく獣人種二人。外はまだ雹が大地を打ちつけている)
今日のキーアイテム
ゾンゲの噛んでいたガム:ネンチャク草に甘味料、香料を加えたガムベースを飛竜の卵の殻などから作られる炭酸カルシウムを加えて堅さを保持させたチューインガム。もちろんキシリトール配合。練り合わせた味付けは、これまたもちろんザザミソである。
To Be Continued
ランキング参加中だぜ!みんなの激アツ一票で応援してくれよな
次回「あたちのモンハン日記」ザ・中継ぎ記事は!?
8/2(日)0時更新 なんも決まってないに決まってるでしょええちみこら
をお送りいたします♪次回も雄叫びあげて読もう見ようモササウルスみたいな顔して(Jワールドを観て生活に影響を及ぼすくらい感化されまくっている今日この頃の作者)