時は猫元禄。人と獣族、モンスターらが共存する平和な世。そんな仁政を施し、新大陸を統治するのは猫川家八代目将軍・猫川B宗(ねこがわびーむね)。その恵み深く思いやりのある政(まつりごと)の秘訣は、意外なB宗将軍の行動にあった。それは自ら身分を偽り隠し、市中に赴いて町民と交流をはかり、実際に民の暮らし及び治安を実感するという豪胆で有名なB宗将軍ならではの大胆な政略があればこそなのであった。この物語はそんな、町民に最も愛された、猫川B宗将軍の人情味溢れる勧善懲悪物語である。






~とある猫元禄の頃の渓流
$あたちのモンハン日記


テテテテテテテテsss

あたちのモンハン日記
猫町娘「みゃああああああせるお助けを~!誰かお助けを~!!」


$あたちのモンハン日記
不良えせ外来猫「ヘイヘイ!逃げないでミーとエンジョイしようじゃない!?」


猫町娘「いやニャー恥・・・誰がお前みたいな「えせ外来猫」とあしょぶものかー!!」

不良「シャラップ!ミーを誰だと思ってるんだい?ミーはこの辺の・・」


大江戸ツラ汚しの猫、だろ?


不良「ワッツ!?だ、誰だぁ~!!」





バーーーーーーン
$あたちのモンハン日記
「通りすがりの遊人・・ってとこかな」


猫町娘「みゃあ・・素敵な方にゃラブラブ

不良「遊人!?F××K!!いい格好しようと思っても無駄だぜ!!痛い思いする前にとっとと消えた方がユーの為だぜ!?」


「試して・・みるかい?外来の」


不良「ミーよりクールな登場は許さいないぜー」ブンキズ

「おっと。この平穏な渓流でケンカなんざいけねぇやねぇ」ひょいはぁ

不良「NO~あせる」よろり

「どうしたんだい?それとも・・腕っ節には自身がねぇかい?」ポキポキ肉球 くろ猫

不良「むむ・・・ヘイ、ユー!この借りは必ず返してやるぜ!!バーイ!!」

ぴゅううううううううううくるくる


「まったく・・最近は猫の面汚しが多い時代になっちまったもんだふん


猫町娘「あ、あにょ~あせる

「おう。怪我はないかい?」

猫町娘「は、はいニャ音譜

「そりゃなによりだ。これからは気をつけるんだぜ?」

猫町娘「はいニャ(´v`)

「じゃあ、おらぁ行くぜ」ザッ

猫町娘「あ、あにょ~!」

「なんでぇ?」

猫町娘「お、お名前は!?」

「おいらの名前・・かい?」

猫町娘「はいニャラブラブ


「猫田・・B之介だ」バッ煙


猫町娘「びいのしゅけ・・しゃまドキドキ










「あたちのモンハン日記」新春特SP






て~ん!てぇ~んてんてん!
てんてんてんてーんてーんてーん
音譜
(あの有名なOP曲をご想像しながらお楽しみ下さい)





$あたちのモンハン日記
~暴れんB将軍~







てけてけ音譜てーん、ててーん、てんてん・ててーん、てぇれぇ~てぇ~れてぇ~音譜



猫川B宗(猫田B之介)=BBB



てぇ~んててぇ~ん、てんてんててぇ~ん、てんとんたん、てぇ~れてぇ~音譜



龍之鉄平=龍之鉄平
冴嶋一也=冴島一也
お庭番(くのいち)=ボニー



てけてけて、てけてけて、てけてけてぇ~音譜



サム五郎(団子屋のクソじじい)=サムソン
じじいの長女=ササユ
じじの次女=陽子(ヨッコ)
じじいの三女=コノハ
バラ衛門(団子屋の見張り)=バラン




てけてけて、てけてけて、てけてけてぇ~
音譜



川村(変態悪代官)=川村カーブー
あやめ(手下A)=UBU(特別出演)
ミチ平(手下B)=ミッチ
黒吉(手下C)=グレンジャガー



てれってぇ~、てれってぇ~、てーんてーん、つっびっくりてーんててぇ~ん音譜



不良えせ外来猫=チラ見キザ夫
猫町娘=トンコさん



てーん、ててーん、てんてん・ててーん、てぇれぇ~てぇ~れてぇ~音譜
・・・フェイドアウト








~とある愉快な温泉街
$あたちのモンハン日記


「いらっしゃいませぇ~音譜


$あたちのモンハン日記
コノハ「ユクモ名物、温泉まんじゅうはいかがですかぁ~音譜


ワイのワイのDASH!ガヤガヤDASH!


$あたちのモンハン日記
ササユ「今日も賑やかねぇ~音譜

コノハ「もうササユおねえちゃんったら、のんびりしてないでお店の中のお客さんの相手してよぉ~あせる

ササユ「あらあら。そうだったわね。天気がいいものだからついにこ」にぱ

コノハ「もうDASH!あ、それとヨッコおねえちゃんはまだ起きてこないの?」

ササユ「陽子ちゃんは遅番だからまだ部屋で寝てるわよ」

コノハ「お茶屋の遅番ってなによあせる


「すいませぇ~ん、ランチお薦めの「元気ドリンコ茶」くださぁ~い」


コノハ「はぁ~いあせる今いきまぁ~す。
もう、ササユおねえちゃんもぽけっとしてちゃ駄目だよ?」テテテテテ

ササユ「あらあら。忙しない子ねぇにこ」にこにこ


「今日も繁盛してますニャ~」


ササユ「あら・・」




$あたちのモンハン日記
ササユ「冴島様音譜


冴嶋「お店の繁盛は街の一番の地域貢献ニャ。忙しいのはいいことですニャ」

ササユ「それも冴嶋様をはじめとするお侍様が、しっかりと治安を維持してくださってるからですよにこ

冴嶋「にゃあにゃあ(いえいえ)、拙者など至らぬところばかりニャ。それよりお父上は元気ニャ?」


「元気じゃよ」


ササユ「あ・・」



$あたちのモンハン日記
サム五郎「ワシなら元気じゃ・・って、ゴホゴホッDASH!


ササユ「もうおとっつぁんあせるお店は娘の私たちがやるから寝てなきゃ駄目じゃない」

サム五郎「なぁに・・・寝たきりは暇でなぁ・・・ムホッ、ムホッDASH!
し、死ぬ!!

ササユ「ほら、だめですよDASH!ちゃんとお薬飲んで寝ていないと」

一也「・・・(死にそうなくらい辛い咳なのかニャ汗)」

サム五郎「嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ~あせる
ワシも「お茶屋さんごっこ」をするんじゃ~い!!」

一也「・・・(気楽なものニャ)」

ササユ「もう!おとっつぁんったら・・・めっ!!

サム五郎「ワシのはじめた店じゃ~!遊ぶも潰すもワシの自由じゃ~!!」

ヨッコ「バカ言ってないで寝てろむかっ」ぱっしーーんびっくり

サム五郎「いてえ!・・・なっ、陽子!起きてたのか!?」

ササユ「あらあら。陽子ちゃん。いくら聞き分けなくて可愛げのない親でも、頭をひっぱたいたらいけないわぁ」

ヨッコ「ふん。言っても聞かないからよふん
あら、冴嶋様。こんにちわにこ

冴嶋「やぁ陽子殿(あんなにひっぱたいた方が危ないと思うけど)」



$あたちのモンハン日記
「おう、みんなして井戸端会議かい?俺も入れてくんな」


ササユ「あら龍之様。街の見回り、ご苦労さまですにこ

龍之「なに、見回りと言っても今日も平和だからな。暇なもんだぜ」

ヨッコ「いいの?そんなこと言ってて。
それにあんたたちって・・そっくりなお面被って変なのふん

龍之「なっあせる

冴嶋「前にも言ったニャ。鉄平の方が拙者より「ぷっくら」してるニャ。拙者の方がシャープなのニャ」

サム五郎「なんでおぬしら、同じ「面」を被ってるんだ?」

龍之「それは「あたモン外伝SP」で俺たちの過去を描いたストーリーをやる予定らしいぜ。ま、ずぼらな作者のことだ。いつになるか知らねぇけどなふん

冴嶋「今後の番宣ニャ音譜

ササユ「まぁ楽しみにこ

龍之「それより、歩き回ったから喉が渇いたなぁ」

ヨッコ「はいはいふんお侍さんはいつも元気で強くなきゃいけないからね、「鬼人薬入りほうじ茶」でいいわよね音譜

冴嶋「すまないニャ」

ヨッコ「もちろんお代はいただくわよラブラブ」テテテテ

龍之「ちゃっかりした娘さんだな。でもそこが陽子のいいところだけどな、サム五郎さんよ」

サム五郎「ほむ。しかし仮にも病気の親をひっぱたくとはsss
死んだ母さんも天国で泣いておるぞ」さすりさすり(叩かれた頭を撫でてる)

冴嶋「サム五郎殿もお元気そうで何よりニャ」

サム五郎「まぁな。それよりおぬしらのお殿様は元気か?」

龍之「おう!B宗様は今日も元気だぞ!」

サム五郎「今日もって、お殿様にお会いしてきたのか?」

冴嶋「こ、こりゃ鉄平あせる

龍之「あ、いけねぇ汗

サム五郎「なんじゃ、変な奴らじゃな」

龍之「いいじゃねぇか、お殿様の元気はこの街の活気を見てれば分かるってことよ!」

ササユ「そうねにこB宗様のおかげで私たちは今日も笑顔でいられるんですもの音譜とてもお城に背を向けてなんて寝られないわ」

サムソン「・・・ほむ(ワシ・・向けて寝とる)」



$あたちのモンハン日記
B之介「よう!みんなで何話してるんだい!?」



冴嶋「こ、これは殿・・」

龍之「バカむかっ」ぎゅうううううう肉球 ゴンベ

冴嶋「いたぁーニャーあせる



そうなのだはーいB宗将軍が遊人として身分を偽り猫田B之介と名乗っているのは町民は一切知らないのである!鉄平と一也はそんなB宗将軍のオトモ兼世話役なのである!!



サム五郎「なんじゃB之介か。おぬし今日もふらふらしとるのか?」

B之介「そういうこった。今日は天気がいいからな。それに・・」ちら

ササユ「こんにちわ、B之介様にこ」にこにこ

B之介「ササユちゃんに会いに来たんでぇ~い!!」ブワッジャンプ

ヨッコ「やめい!変態猫むかっ」ぱっしーーーんびっくり

B之介「いてえあせるなんだ、ヨッコか・・・お尻さわってやろうか?

ヨッコ「アホ!!」

B之介「ケチ」

サム五郎「こりゃー!!誰が遊び猫のおぬしなんぞにワシの可愛い娘たちを触らせるものか!!こんなに・・こんなにおおきゅうなって・・・一度で・・一度でいいから見せてみたい!!死んだ女房に娘らを!!お由美~!!なぜワシより先に死んだのじゃあああ!!うわああああああああん」

ヨッコ「またはじまった汗おとっつぁんの悪い癖が」

ササユ「お母様と同じくらい私たちを想ってくれてる証拠よにこ


龍之「殿、駄目じゃないですか」コソコソaya

B之介「まぁいいじゃねぇか。こうやってバレないように街を警備するのがオイラの仕事だぜ?それにな・・」コソコソaya

冴嶋「それに・・なんですかニャ?」コソコソaya

B之介「ササユちゃんに会えるからだよぉーーーー!!」ブワッジャンプ


ササユ「はっ・・・びっくり殺気」ぞぉ~ぶるぶる


B之介「にょっほーーーーーポポッサッサユちゅわ~んラブラブ


ヨッコ「だからやめい!この変態猫むかっ」ぱかーーーーーんおーびっくり


B之介「いてえ!!いてえよぉ~!!ササユちゃん、君の暴力妹にやられたんだよ!慰めておくれよぉ~!!」すりすり(ササユの太ももにすりすりする)

ササユ「あらあら」

ヨッコ「おねえちゃんから離れろ!この変態猫!!」

サム五郎「うわあああああああん!!お由美~!!帰ってこぉ~い!!」


冴嶋「なんなんダニャ・・この光景」

龍之「我が主君ながら・・恥ずかしい」


B之介「ああ、そうだ。ササユちゃん」(すりすりしながら)

ササユ「なぁに?B之介様」

B之介「なんでも最近、ガラの悪い猫が街でウロウロしているみたいだから気をつけるんだよ。何かあったらすぐにオイラに教えてくんな」

ササユ「まぁこわいにこ」(笑ってる)

ヨッコ「あんたが一番危険人物でしょうがふんねぇおとっつぁん?」

サムソン「それなら大丈夫じゃ。うちの団子屋には見張りがいるからな。おーい!!」




ガシャーーーーーン
$あたちのモンハン日記
「呼んだか?ジジイ」(店の裏庭から顔を出す)


サム五郎「こらこらあせる豪快に首を出すんじゃないわ。ご近所さんに迷惑じゃろうて」

ササユ「もうとっくに怒られていますわにこ」(笑ってる)

冴嶋「そうか。サム五郎殿の所にはバラ衛門がいるんだったニャ」

バラ衛門「そういうこった!!お侍さんの手間はかけさせないぜ!!」

サム五郎「そんじょそこらの輩なんぞ、このバラ衛門がいる限り平気じゃわ~!!かんらからから!!わっはっはっはっは・・・・・うっ!!

ヨッコ「おとっつぁんあせる大丈夫!?」

サム五郎「昨日食った餅が「戻って」きただけじゃ。こういうの「食道炎」になりやすいんですよねぇ。読者の皆様も気をつけよう!なんてな、ワッハッハッハッハ!!」

B之介「この調子ならまだ長生きするな、サム五郎さんはむぅ

ヨッコ「ばっかみたいsss

ササユ「平和ねぇにこ













じーーーーーーーーーーーーー








「あの遊人の猫かい?」

不良「YES!あいつだよ、ミーに恥をかかせた猫は!!」

「で・・?あたち・・いや、あたいらがあの猫を・・裁けばいいのかい?」

不良「そうさ!ユーたちは凄腕の用心棒なんだろ!?」

「あたち・・いや、あたいらのこと言ってんのかい?」

不良「あの遊人をやっつけてくれたらミーのダディがたっぷりと報酬を出すよ」

「あんたのおとうちゃまって・・あの悪徳大名で有名な川村だろ?」

不良「なんて失礼なことを!ユーたちは黙ってクライアントの言うことを聞けばいいんだよ!!」

「ふっ・・いいわ。その代わり、報酬はたんまりいただくわよ」

不良「いいさ。前金で、はちみつを500個とあんまん100個だろ?そのくらいなんてことないさ。それより、甘いもの好きなんだね。ユーは」

「そう・・・甘い物とまあるい物が大好きな、凄腕女用心棒・・それは・・・」




$あたちのモンハン日記
このあたち・・いえ、あたい、あやめ様よ!!




つづくのだはーい



$あたちのモンハン日記
皆様の三が日はおしるこですか?それともあんまんですか?