ジャキーーーーン
ＵＢＵ「さぁ来い！！ぶっとばしてやる！！」
シリウス「最終クエストといこうか」
「あたちのモンハン日記」
～Memory of Extinction(破滅の記憶)編～
ゼノン「やっちまえ！姐さん！！」
ＵＢＵ「やっちまうよ！ゼノン！！」
ゼノン「あいよ！！」
シリウス「まるでビーストテイマーだな。悪いが時間はかけれないぜ。
来いよ。とっとと方をつけてやる」ザッ
ＵＢＵ「むん！（ギルドナイト・・対ハンター用ハンター。さて・・どんなものか）」
グワン
シリウス「一応、お前らに合わせてこのアムニスで仕留めてやろう」
ＵＢＵ「そりゃご丁寧に
ゼノン、爆弾をしっかり守ってるのよ。あいつはあたちがやる」
ゼノン「でも危なくなったら加勢するぜ」
ＵＢＵ「あんたの大事な凍土は汚させないわ」
ゼノン「頼むぜ」
シリウス「安心しろ。お前がハンター条約を破ってこの俺と刃を交えたことはギルドには黙秘してやる。だからせいぜい力を出し切るんだな」
ＵＢＵ「いちいち自分が上の立場にいないと気がすまないタイプなのね。そっちこそ安心して。あんたがあたちに負けたってことはギルドナイツには黙っててあげるから。その代わり、二度とユクモには来ないで」
シリウス「それは約束出来ないな。もっともその前に俺がお前に負けるわけなど・・」
ＵＢＵ「てりゃあああああああああ！！」ダッダッダッダッダ
ブン
シリウス「ほう」ヒラリ
シュタッ
シリウス「いい振り下ろしだ。やはり普通のハンターにしておくには惜しい逸材だな」
ＵＢＵ「うるせえ！誰がお前なんかの仲間になるもんか！！
」
ゼノン「そうでえ！！姐さんは俺たちみんなの姐さんなんだ！！
てめぇらみてぇな不当な連中の仲間になる道理がねぇ！！」
ＵＢＵ「そうだ！もっと言ってやれ、ゼノン！！」
ゼノン「え・・もっと・・・ですかい？」
ＵＢＵ「もうないんかい
」
シリウス「ずいぶんなめられたもんだな」
ジュイン
シリウス「今度はこっちの番といこう」ジリジリ
ゼノン「溜め撃ちがくるぜ！姐さん！！」
ＵＢＵ「ほいよ！！」
シリウス「連射を・・・交わせる・・・かな！！」
バシューーーーーン
ＵＢＵ「わぁ～たち真剣ガード強化＋１０ぅ～！！」
ザシュッ
ＵＢＵ「ほいやーーーー！！」
ガキーーーーーーーーン
ゼノン「ガード成功だ！さすがだぜ！！」
ＵＢＵ「それみたことかぁ！！どんなもんだい
ひょっひょっひょっひょっひょっひょっひょ
ひょ・・・うっ！！」
ゼノン「どうしたぁ！？姐さん！！」
ＵＢＵ「ね・・・」
ゼノン「ね！？」
ＵＢＵ「眠い・・
」
ゼノン「なっ・・やい！てめぇ姐さんに何しやがった！？」
シリウス「こいつがガードでくるのは分かりきってたこと。弓には瓶ってのが装填出来るんだぜ？ちょいと睡眠瓶を使ったまでよ。それに到底、殺意むき出しの本気とは無縁の茶番。これで終わりだ」ザッ
ＵＢＵ「むうう・・・このやろ・・」ふら～り
シリウス「忠告しておいてやろう。一体一でも策が全てということをな」
ＵＢＵ「ふんぬー」フラフラ
ゼノン「姐さん！！」
シリウス「眠る前に水晶を渡せ。もっとも眠ってから奪ってもいいがな」
ＵＢＵ「うぬーーーーーー」フラフラ
ゼノン「頑張れ姐さん！寝るな！！寝るんじゃねぇ！！」
ＵＢＵ「ぽぬーーーーー！！」
ゼノン「寝るな！！起きやがれ！！」
ＵＢＵ「ほんぬーーーーーーーーー！！」
シリウス「ちっ・・くどいな！」
ジュイーーーーーン
シリウス「貫通矢だ・・・一発で心臓を貫いてやろう・・！」ギュリギュリ
ＵＢＵ「ほえ・・・」フラ～
ゼノン「よせーーーーーーー！！」
シリウス「ゲームセットだ」
バシューーーーーーーーーーーーーーーン
ゼノン「！！！！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・・」
シリウス「心臓・・一突きだ」
ゼノン「姐さぁァァァァァァァァァァん！！！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・」
シリウス「ん・・・・・」
ＵＢＵ「ひょひょひょ・・・」
シリウス「！？
」
ゼノン「姐さん！！」
ＵＢＵ「矢が刺さったのは・・・これよ！！」バッ
フィーーーーーーーーーーーーーーーーン
シリウス「竜水晶を左胸に隠していたのか！！」
ＵＢＵ「あんたのことだからね、絶対に心臓は外さないと思ったのよ。
そして・・これで竜水晶は・・・・]
シリウス「！！」
ＵＢＵ「破壊される！！」
バリーーーーーーーーーーーーーン
ＵＢＵ「大禍津様は言った。水晶を守れと・・・それはあんたたちの様な俗人に水晶の力を使わせない為！だったらこんな争いの源の水晶なんか無くなればいい！！」
ゼノン「さ、さすがだぜ！姐さん！！」
ＵＢＵ「ミッションコンプリート。策には策を・・いかがかしら？ギルドナイトさん」
キラキラキラキラキラキラ
シリウス「クックック・・・・」
ＵＢＵ「ほえ？
」
シリウス「ハッハッハッハッハッハ！！アーハッハッハッハッハッハ！！」
ゼノン「なんでぇこの野郎！！
姐さんみたいのに上をいかれておかしくなっちまったか！？」
シリウス「水晶の使い方を知りたがっていたな？」
ＵＢＵ「！！」
キラキラキラキラキラ
シリウス「竜水晶の中にこそ、その忌まわしい「記憶」は封じ込められているんだ」
ＵＢＵ「なっ・・・・！」
キラキラキラキラ
シリウス「そして、その記憶は」
キラキラキラキラ
ＵＢＵ「・・・・・・・・・・・・・」
シリウス「身近な者にインストールされる」
ゼノン「！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・・・・・・・・
なんだ・・・これ・・・・
頭の中に・・
入ってくる
古代文明の繁栄・・・
龍の命を狩る者・・
その無数の命で新しい命を創る・・
イコール＝ドラゴン＝ウエポン・・
これが・・・
造竜技術
ＵＢＵ「うわあああああああああああああああああああ！！！！」
ゼノン「姐さん！！」
シリウス「ミッションコンプリート。
壊れやすい水晶に大事なものを封印しておいたまま、むやみな争奪戦を繰り返し、誰にその記憶が刻まれるか分からなくなる前に、お前に記憶をインストールした」
ゼノン「！！」
シリウス「ＵＢＵ、以後はお前が生きる証人だ。お前の脳裏に記憶が刻まれ、お前が生きる限り・・」
ＵＢＵ「ぎゃあああああああああああああああああああ！！！！」
シリウス「破壊の記憶も生き続ける」
ゼノン「てめぇ！！
ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！！！！」
シリウス「安心しろ。インストールが済んだ後、ＵＢＵはその記憶の断片も覚えていないだろう。記憶は蘇らさないと意味がない。だが、今はまだ・・その機にあらず。いずれ・・・お前の記憶を巡って争いが起きるその時まで」
ゼノン「うおおおおおおおおおおおおおお！！！！」
ドスンドスンドスンドスン
ゼノン「煉獄の如き苦しみ！！
俺の猛毒を喰らいやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」
ブバアアアアアアアアアアアアアア
シリウス「ほう・・」
ゼノン「直撃したな！！俺の猛毒は異常の数倍の早さで生命を断ち切る！！恥辱を与える事に満ちたりた、お前の魂の死に相応しい終わり方だな！！」
シリスス「クックックック・・・ハッハッハッハッハッハ！！」
ゼノン「！！」
シリウス「我らギルドナイツのメンバーはそれぞれが貴様と同じ特異体質の集団でもある。さしずめ、俺は異常耐性無効・・更には全耐性無効化を持つのさ」
ゼノン「なっ・・！！」
シリウス「っと、爆弾がガラ空きだぜ？」ガイン
ゼノン「逃がすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
シリウス「また逢おう・・・ユクモ薔薇十字軍」ギュリギュリ
ゼノン「ガアアアアアアアアアアアアアアアア！！」
バシューーーーーーーーーーン
ゼノン「！！」
ドガーーーーーーーーン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・！！
バラン「なんだ？！」
ボニー「洞窟の方だよ！！行ってみよう！！」
・・・・・・・・・・・・・・・
あれ・・・
あたち
死んじゃったのかな
さっきまで
頭が割れるくらい痛かったけど・・
なんだったんだろう・・
ＵＢＵ！！
ほえ・・・
誰か呼んでる
ＵＢＵさん！！死んじゃ駄目だ！！
なんだ・・・カーブーか・・
カーブー・・？
そっか・・暗黒商会の連中に勝ったのね・・
バカーーーーー！！
死んだらタダじゃおかないからね！！
ほえー
ヨッコの声じゃんか・・・
確か、あたち・・凍土にいたんだっけ
なんだ、あいつ・・ハンターになったのかな
ＵＢＵ！！
オキローーー！！！！
ＵＢＵ「はっ」
まさひこ「ホラ、オキタロ」
ＵＢＵ「ほえ・・・まさ・・君」
ボニー「ＵＢＵ～！！」だきっ
ＵＢＵ「ボニー・・そっか、あたち生きてんだ」なでなで
ヨッコ「バッカじゃないの！？みんなあんたを心配してきたのよ！！」
ＵＢＵ「ヨッコ・・なに？あんた泣いてんの？」
ヨッコ「うるさい！ずぼら！！」
純平「お前だけが行方不明だって聞いてな。止めるのも聞かず、ヨッコはハンターでもないのに凍土まで来たんだぜ？」
ＵＢＵ「じゅんぺ・・・」
カーブー「しかし無事で良かったですよ。張虎も心配してたんですよ？さぁ、張虎、喜びの挨拶をしなさい」ガイーン（抜刀した）
張虎「他の連中はまだお前を探してるぜ？このっ」カプッ（頭をあま噛みした）
ＵＢＵ「いてえ」
バラン「まさひこの大声で無理なら、俺が行こうと思ったのにな」
ボニー「君がいったらほんとに死んじゃうとこだよ
」
ＵＢＵ「あれ・・ねぇ！カーブー！！ニャーク君は！？」
カーブー「麻生博士の所に緊急入院です。チャージ（充電）すればすぐに良くなるみたいっすよ。安心してください」
ＵＢＵ「調査隊の人は！？」
ボニー「元ハンターだっていうからさ、試しにいにしえ秘薬を飲ましてみたら体力とスタミナは無事に回復したよ
念の為に村長さんのお家で看病してもらってるよ」
ＵＢＵ「ゼノンは！？」
バラン「そうか。ゼノンがここまで（ベースキャンプ）運んで来たんだな。
それならそれで俺らに教えてくれりゃいいのによ。まぁ、あいつぁ、持ち場から絶対に離れないからな。お嬢さんを助けただけでもよしとするか」
まさひこ「アイツハ コノトウドノ シュゴシンダカラナ」
カーブー「後日、あんまんでも差し入れに持っていきましょう、ＵＢＵさん」
ＵＢＵ「そうだね・・・」
ヨッコ「なに？今更しおらしくなって」
ＵＢＵ「雪・・・」
ヨッコ「？？」
パラパラパラパラ
ヨッコ「凍土だから雪降るのは当たり前なんでしょ？それより早く農場に行きましょう。ああ・・寒くてかなわない～」ブルブル
カーブー「そうか。お前はハンターじゃないからホットドリンク飲めないのか」
ヨッコ「そうよ！あんたみたいに上半身裸でこんな寒い所いられるわけないでしょ！！」
純平「俺のガスマスクを貸してやろうか？」
ボニー「ぷぷっ・・いいんじゃない？ヨッコさん、似合うかも」
バラン「被ってよぉ「毎度お騒がせしま～ッス」って言いながら村に入ってけよ？
クリスマスの伝説になるぜ？」
まさひこ「オレモ ミタイ」
ヨッコ「バーカ
誰がやるもんか」
ＵＢＵ「そっか・・今日は・・・・」
ヨッコ「今度は何よ？」
ＵＢＵ「クリスマスパーティーの日じゃないのさ！！
」
純平「今頃、ビーとチェルシー、それにササユとコノハが準備して待ってるぞ」
バラン「さぁ！行こうぜ！！俺も仕込みをしねぇとな！！」
まさひこ「サア、ＵＢＵ、オレニ ノレ」
ＵＢＵ「ありがと。まさ君」ぽむっ（頭に抱きついた）
カーブー「そういえばＵＢＵさん！俺、まさひこ君と潜ったんですよ！？」
ＵＢＵ「そう・・」
ボニー「どこに潜ったの？川村さん」
カーブー「氷土のもっと下だ！「ちちゅう」ってやつだよ！！」
ＵＢＵ「よかったね」
カーブー「ほんとうっすよ！？ええ！！」
ヨッコ「よしなさい。安心して眠いのよ」
ＵＢＵ「・・・・・くかぁ・・くかぁ・・・」
純平「よし、帰ろう。他の捜索に出てる仲間には俺が伝達してくる。
ＵＢＵは無事だってな」
カーブー「ウッス！帰ろう！！ユクモ村に！！」
おー
あたちが次に目覚めるとそこはあたちの農場でした。みんなあたちが目を覚ますと大騒ぎで、特にトンコさんとチェルシーちゃんは泣いて抱きついてきてくれました。サムソン達もあたちを探すのにえらく遠くまで行ってくれてたみたいだけどパーティーが終わる頃には戻って来ました。少し怒られたけど、怒り返したので良かったです。パーティーのイベントでプレゼント交換をしました。あたちは「こやし玉」を入れたのですがよりによってヨッコに当たって大喧嘩になりました。ちなみにカーブーのプレゼントは「もやしの詰め合わせ」でした。でもみんなカーブーが今日は頑張っていたのを知っていたので怒りませんでした。それが当たったボニーですら顔こそガッカリしてたけど怒りはしませんでした。だって今日はクリスマスですもの。え・・・？竜水晶の記憶はどうなった？ですって？ソンナノ アタチ オボエテナイ。同じ事をみんなに聞かれましたけど、ほんとに覚えてないのです。でも、いいんじゃないですか？だって・・
今日はクリスマスだから
「あたちのモンハン日記」
～Memory of Extinction(破滅の記憶)編 完
ＵＢＵ「さぁ来い！！ぶっとばしてやる！！」
シリウス「最終クエストといこうか」
「あたちのモンハン日記」
～Memory of Extinction(破滅の記憶)編～
ゼノン「やっちまえ！姐さん！！」
ＵＢＵ「やっちまうよ！ゼノン！！」
ゼノン「あいよ！！」
シリウス「まるでビーストテイマーだな。悪いが時間はかけれないぜ。
来いよ。とっとと方をつけてやる」ザッ
ＵＢＵ「むん！（ギルドナイト・・対ハンター用ハンター。さて・・どんなものか）」
グワン
シリウス「一応、お前らに合わせてこのアムニスで仕留めてやろう」
ＵＢＵ「そりゃご丁寧に
ゼノン、爆弾をしっかり守ってるのよ。あいつはあたちがやる」
ゼノン「でも危なくなったら加勢するぜ」
ＵＢＵ「あんたの大事な凍土は汚させないわ」
ゼノン「頼むぜ」
シリウス「安心しろ。お前がハンター条約を破ってこの俺と刃を交えたことはギルドには黙秘してやる。だからせいぜい力を出し切るんだな」
ＵＢＵ「いちいち自分が上の立場にいないと気がすまないタイプなのね。そっちこそ安心して。あんたがあたちに負けたってことはギルドナイツには黙っててあげるから。その代わり、二度とユクモには来ないで」
シリウス「それは約束出来ないな。もっともその前に俺がお前に負けるわけなど・・」
ＵＢＵ「てりゃあああああああああ！！」ダッダッダッダッダ
ブン
シリウス「ほう」ヒラリ
シュタッ
シリウス「いい振り下ろしだ。やはり普通のハンターにしておくには惜しい逸材だな」
ＵＢＵ「うるせえ！誰がお前なんかの仲間になるもんか！！
」ゼノン「そうでえ！！姐さんは俺たちみんなの姐さんなんだ！！
てめぇらみてぇな不当な連中の仲間になる道理がねぇ！！」
ＵＢＵ「そうだ！もっと言ってやれ、ゼノン！！」
ゼノン「え・・もっと・・・ですかい？」
ＵＢＵ「もうないんかい
」シリウス「ずいぶんなめられたもんだな」
ジュイン
シリウス「今度はこっちの番といこう」ジリジリ
ゼノン「溜め撃ちがくるぜ！姐さん！！」
ＵＢＵ「ほいよ！！」
シリウス「連射を・・・交わせる・・・かな！！」
バシューーーーーン
ＵＢＵ「わぁ～たち真剣ガード強化＋１０ぅ～！！」
ザシュッ
ＵＢＵ「ほいやーーーー！！」
ガキーーーーーーーーン
ゼノン「ガード成功だ！さすがだぜ！！」
ＵＢＵ「それみたことかぁ！！どんなもんだい
ひょっひょっひょっひょっひょっひょっひょ
ひょ・・・うっ！！」
ゼノン「どうしたぁ！？姐さん！！」
ＵＢＵ「ね・・・」
ゼノン「ね！？」
ＵＢＵ「眠い・・
」ゼノン「なっ・・やい！てめぇ姐さんに何しやがった！？」
シリウス「こいつがガードでくるのは分かりきってたこと。弓には瓶ってのが装填出来るんだぜ？ちょいと睡眠瓶を使ったまでよ。それに到底、殺意むき出しの本気とは無縁の茶番。これで終わりだ」ザッ
ＵＢＵ「むうう・・・このやろ・・」ふら～り
シリウス「忠告しておいてやろう。一体一でも策が全てということをな」
ＵＢＵ「ふんぬー
」フラフラゼノン「姐さん！！」
シリウス「眠る前に水晶を渡せ。もっとも眠ってから奪ってもいいがな」
ＵＢＵ「うぬーーーーーー
」フラフラゼノン「頑張れ姐さん！寝るな！！寝るんじゃねぇ！！」
ＵＢＵ「ぽぬーーーーー！！」
ゼノン「寝るな！！起きやがれ！！」
ＵＢＵ「ほんぬーーーーーーーーー！！」
シリウス「ちっ・・くどいな！」
ジュイーーーーーン
シリウス「貫通矢だ・・・一発で心臓を貫いてやろう・・！」ギュリギュリ
ＵＢＵ「ほえ・・・」フラ～
ゼノン「よせーーーーーーー！！」
シリウス「ゲームセットだ」
バシューーーーーーーーーーーーーーーン
ゼノン「！！！！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・・」
シリウス「心臓・・一突きだ」
ゼノン「姐さぁァァァァァァァァァァん！！！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・」
シリウス「ん・・・・・」
ＵＢＵ「ひょひょひょ・・・」
シリウス「！？
」ゼノン「姐さん！！」
ＵＢＵ「矢が刺さったのは・・・これよ！！」バッ
フィーーーーーーーーーーーーーーーーン
シリウス「竜水晶を左胸に隠していたのか！！」
ＵＢＵ「あんたのことだからね、絶対に心臓は外さないと思ったのよ。
そして・・これで竜水晶は・・・・]
シリウス「！！」
ＵＢＵ「破壊される！！」
バリーーーーーーーーーーーーーン
ＵＢＵ「大禍津様は言った。水晶を守れと・・・それはあんたたちの様な俗人に水晶の力を使わせない為！だったらこんな争いの源の水晶なんか無くなればいい！！」
ゼノン「さ、さすがだぜ！姐さん！！」
ＵＢＵ「ミッションコンプリート。策には策を・・いかがかしら？ギルドナイトさん」
キラキラキラキラキラキラ
シリウス「クックック・・・・」
ＵＢＵ「ほえ？
」シリウス「ハッハッハッハッハッハ！！アーハッハッハッハッハッハ！！」
ゼノン「なんでぇこの野郎！！
姐さんみたいのに上をいかれておかしくなっちまったか！？」
シリウス「水晶の使い方を知りたがっていたな？」
ＵＢＵ「！！」
キラキラキラキラキラ
シリウス「竜水晶の中にこそ、その忌まわしい「記憶」は封じ込められているんだ」
ＵＢＵ「なっ・・・・！」
キラキラキラキラ
シリウス「そして、その記憶は」
キラキラキラキラ
ＵＢＵ「・・・・・・・・・・・・・」
シリウス「身近な者にインストールされる」
ゼノン「！！」
ＵＢＵ「・・・・・・・・・・・・・・・
なんだ・・・これ・・・・
頭の中に・・
入ってくる
古代文明の繁栄・・・
龍の命を狩る者・・
その無数の命で新しい命を創る・・
イコール＝ドラゴン＝ウエポン・・
これが・・・
造竜技術
ＵＢＵ「うわあああああああああああああああああああ！！！！」
ゼノン「姐さん！！」
シリウス「ミッションコンプリート。
壊れやすい水晶に大事なものを封印しておいたまま、むやみな争奪戦を繰り返し、誰にその記憶が刻まれるか分からなくなる前に、お前に記憶をインストールした」
ゼノン「！！」
シリウス「ＵＢＵ、以後はお前が生きる証人だ。お前の脳裏に記憶が刻まれ、お前が生きる限り・・」
ＵＢＵ「ぎゃあああああああああああああああああああ！！！！」
シリウス「破壊の記憶も生き続ける」
ゼノン「てめぇ！！
ぶっ殺してやるぅぅぅぅぅぅぅぅぅ！！！！！」
シリウス「安心しろ。インストールが済んだ後、ＵＢＵはその記憶の断片も覚えていないだろう。記憶は蘇らさないと意味がない。だが、今はまだ・・その機にあらず。いずれ・・・お前の記憶を巡って争いが起きるその時まで」
ゼノン「うおおおおおおおおおおおおおお！！！！」
ドスンドスンドスンドスン
ゼノン「煉獄の如き苦しみ！！
俺の猛毒を喰らいやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！！」
ブバアアアアアアアアアアアアアア
シリウス「ほう・・」
ゼノン「直撃したな！！俺の猛毒は異常の数倍の早さで生命を断ち切る！！恥辱を与える事に満ちたりた、お前の魂の死に相応しい終わり方だな！！」
シリスス「クックックック・・・ハッハッハッハッハッハ！！」
ゼノン「！！」
シリウス「我らギルドナイツのメンバーはそれぞれが貴様と同じ特異体質の集団でもある。さしずめ、俺は異常耐性無効・・更には全耐性無効化を持つのさ」
ゼノン「なっ・・！！」
シリウス「っと、爆弾がガラ空きだぜ？」ガイン
ゼノン「逃がすかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」
シリウス「また逢おう・・・ユクモ薔薇十字軍」ギュリギュリ
ゼノン「ガアアアアアアアアアアアアアアアア！！」
バシューーーーーーーーーーン
ゼノン「！！」
ドガーーーーーーーーン
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・！！
バラン「なんだ？！」
ボニー「洞窟の方だよ！！行ってみよう！！」
・・・・・・・・・・・・・・・
あれ・・・
あたち
死んじゃったのかな
さっきまで
頭が割れるくらい痛かったけど・・
なんだったんだろう・・
ＵＢＵ！！
ほえ・・・
誰か呼んでる
ＵＢＵさん！！死んじゃ駄目だ！！
なんだ・・・カーブーか・・
カーブー・・？
そっか・・暗黒商会の連中に勝ったのね・・
バカーーーーー！！
死んだらタダじゃおかないからね！！
ほえー
ヨッコの声じゃんか・・・
確か、あたち・・凍土にいたんだっけ
なんだ、あいつ・・ハンターになったのかな
ＵＢＵ！！
オキローーー！！！！
ＵＢＵ「はっ
」
まさひこ「ホラ、オキタロ」
ＵＢＵ「ほえ・・・まさ・・君」
ボニー「ＵＢＵ～！！」だきっ
ＵＢＵ「ボニー・・そっか、あたち生きてんだ」なでなで
ヨッコ「バッカじゃないの！？みんなあんたを心配してきたのよ！！」
ＵＢＵ「ヨッコ・・なに？あんた泣いてんの？」
ヨッコ「うるさい！ずぼら！！」
純平「お前だけが行方不明だって聞いてな。止めるのも聞かず、ヨッコはハンターでもないのに凍土まで来たんだぜ？」
ＵＢＵ「じゅんぺ・・・」
カーブー「しかし無事で良かったですよ。張虎も心配してたんですよ？さぁ、張虎、喜びの挨拶をしなさい」ガイーン（抜刀した）
張虎「他の連中はまだお前を探してるぜ？このっ」カプッ（頭をあま噛みした）
ＵＢＵ「いてえ
」バラン「まさひこの大声で無理なら、俺が行こうと思ったのにな」
ボニー「君がいったらほんとに死んじゃうとこだよ
」ＵＢＵ「あれ・・ねぇ！カーブー！！ニャーク君は！？」
カーブー「麻生博士の所に緊急入院です。チャージ（充電）すればすぐに良くなるみたいっすよ。安心してください」
ＵＢＵ「調査隊の人は！？」
ボニー「元ハンターだっていうからさ、試しにいにしえ秘薬を飲ましてみたら体力とスタミナは無事に回復したよ
念の為に村長さんのお家で看病してもらってるよ」ＵＢＵ「ゼノンは！？」
バラン「そうか。ゼノンがここまで（ベースキャンプ）運んで来たんだな。
それならそれで俺らに教えてくれりゃいいのによ。まぁ、あいつぁ、持ち場から絶対に離れないからな。お嬢さんを助けただけでもよしとするか」
まさひこ「アイツハ コノトウドノ シュゴシンダカラナ」
カーブー「後日、あんまんでも差し入れに持っていきましょう、ＵＢＵさん」
ＵＢＵ「そうだね・・・」
ヨッコ「なに？今更しおらしくなって」
ＵＢＵ「雪・・・」
ヨッコ「？？」
パラパラパラパラ
ヨッコ「凍土だから雪降るのは当たり前なんでしょ？それより早く農場に行きましょう。ああ・・寒くてかなわない～」ブルブル
カーブー「そうか。お前はハンターじゃないからホットドリンク飲めないのか」
ヨッコ「そうよ！あんたみたいに上半身裸でこんな寒い所いられるわけないでしょ！！」
純平「俺のガスマスクを貸してやろうか？」
ボニー「ぷぷっ・・いいんじゃない？ヨッコさん、似合うかも」
バラン「被ってよぉ「毎度お騒がせしま～ッス」って言いながら村に入ってけよ？
クリスマスの伝説になるぜ？」
まさひこ「オレモ ミタイ」
ヨッコ「バーカ
誰がやるもんか」ＵＢＵ「そっか・・今日は・・・・」
ヨッコ「今度は何よ？」
ＵＢＵ「クリスマスパーティーの日じゃないのさ！！
」純平「今頃、ビーとチェルシー、それにササユとコノハが準備して待ってるぞ」
バラン「さぁ！行こうぜ！！俺も仕込みをしねぇとな！！」
まさひこ「サア、ＵＢＵ、オレニ ノレ」
ＵＢＵ「ありがと。まさ君」ぽむっ
（頭に抱きついた）カーブー「そういえばＵＢＵさん！俺、まさひこ君と潜ったんですよ！？」
ＵＢＵ「そう・・」
ボニー「どこに潜ったの？川村さん」
カーブー「氷土のもっと下だ！「ちちゅう」ってやつだよ！！」
ＵＢＵ「よかったね」
カーブー「ほんとうっすよ！？ええ！！」
ヨッコ「よしなさい。安心して眠いのよ」
ＵＢＵ「・・・・・くかぁ・・くかぁ・・・」
純平「よし、帰ろう。他の捜索に出てる仲間には俺が伝達してくる。
ＵＢＵは無事だってな」
カーブー「ウッス！帰ろう！！ユクモ村に！！」
おー
あたちが次に目覚めるとそこはあたちの農場でした。みんなあたちが目を覚ますと大騒ぎで、特にトンコさんとチェルシーちゃんは泣いて抱きついてきてくれました。サムソン達もあたちを探すのにえらく遠くまで行ってくれてたみたいだけどパーティーが終わる頃には戻って来ました。少し怒られたけど、怒り返したので良かったです。パーティーのイベントでプレゼント交換をしました。あたちは「こやし玉」を入れたのですがよりによってヨッコに当たって大喧嘩になりました。ちなみにカーブーのプレゼントは「もやしの詰め合わせ」でした。でもみんなカーブーが今日は頑張っていたのを知っていたので怒りませんでした。それが当たったボニーですら顔こそガッカリしてたけど怒りはしませんでした。だって今日はクリスマスですもの。え・・・？竜水晶の記憶はどうなった？ですって？ソンナノ アタチ オボエテナイ。同じ事をみんなに聞かれましたけど、ほんとに覚えてないのです。でも、いいんじゃないですか？だって・・
今日はクリスマスだから
「あたちのモンハン日記」
～Memory of Extinction(破滅の記憶)編 完