~ユクモ村、クリスマス・イヴ当日

$あたちのモンハン日記


ワイワイDASH!ガヤガヤDASH!



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純平「さぁ見ていってくんな!今宵のパーティーはこの取れたてのガーグァミートで作ったローストチキンで決まりだぜ!さぁ、買っていってくんなぁ~!」


ヨッコ「ごめぇ~ん、鈴木~あせるレジフォローお願いできる!?」


純平「OK、ヨッコ!トンコ、店頭は任せたぞ」




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トンコ「はいニャ。しゃて・・お声がけをするニャ。
しゃあしゃあ(さぁさぁ)安いニャー!買ってくニャー!コリャー!!


お客のお爺さん「ひーーーー冷」グキッびっくり(びっくりして腰が抜けた)





純平「ほら、お釣りが3Zだ。無くさないでお家に持って帰るんだぞ」

「うん。ありがとう純平兄ちゃん。メリークリマス!」テテテテテ歩く

純平「ああ、メリークリスマス」

ヨッコ「鈴木~サンキュー音譜
まったくあたし一人の時に限って一気に混むんだものふん

純平「お前目当ての客が多い証拠だな」

ヨッコ「冗談ふんさっきの子供といい、来るのはお遣いを頼まれたちびっこと爺さんばっかりよ。はぁ・・なんでこんなとこでも販売の手伝いしてんだろ、あたし」

純平「年末年始の万屋の手伝いはいい気分転換さ。
もっとも今年はボニーやバランが手伝えないから、その代役にお前とトンコが選ばれたってわけさ」


万屋のおばさん「純ちゃ~ん、ヨッコちゃんもきりのいいとこでお昼休憩とってね~!」



ヨッコ「はぁ~い、ありがとうおばさん!!
で?なんでボニーと弁当屋の轟竜は手伝えないの?好きでしょ、こういうのふん

純平「なぁに。村長の代わりに霊峰に行ったUBUの護衛さ。鉄平も一緒にな」

ヨッコ「あ、そっか。今年は大禍津(おおまがつ)様が降りてこられるんだっけ」

純平「おいおい。ユクモ生まれだろ?」

ヨッコ「古いしきたりよ。今の若い子はほとんど知らないわ」

純平「羽衣大禍津(はごろものおおまがつ)。このユクモの霊峰を古より守ると云われる嵐龍の祖・・いわば長老と言ったとこか。このユクモでは、昔から雨乞いなどの天災による祈願は大禍津様にしていたんだろ?」

ヨッコ「さぁね。あたしは伝承でしか聞いたことないからねふん嵐龍ってあれでしょ?
「曰く、霊峰に棲む嵐の化身。曰く、大いなる厄災の龍」
だっけ?ギルドから配布された月刊誌「狩りに生きる」にも書いてあるわよ。
これでもい・ち・お・う、ギルド公認のストアガールですからね。パートだけど」

純平「村専属のハンターをギルドに要請するきっかけになった「元凶」の嵐龍はUBUたちが討伐したからな。霊峰の災いが晴れたことで、大禍津様が再び降りて来れるようになったと村長は言っていた」

ヨッコ「へぇ、そうなんだ」

純平「なんだ?「今時」の若い娘は村の大事なしきたりには無関心か?」

ヨッコ「関心はあるわよ。でも大禍津様が具体的に何で崇めれてるのか疑問な、わ・け」

純平「ああ、村長に聞いた話しでは、先の「元凶」が現れるまでは大禍津様が降臨されるこの時期になると村長自ら霊峰に赴き、近いうちに起こるであろう災いを聞きに行ってたらしい。村の祈願も含めてな。歴代の村長の仕事といったところだろう」

ヨッコ「予言とかお告げみたいなものを聞いて一緒に厄祓いするってこと?」

純平「そうさ。そのお告げもあって村長は先の「元凶」が起こった時、ギルドに各地のハンターを要請したのさ。ま、少なくともお前たちが毎日気にしてる「今時の」占星術よりかは頼りになるってことさ」

ヨッコ「ふんふんその要請であの娘(UBU)が来たって訳か・・それが一番の村の災いじゃない?破滅よ、は・め・つポイント。
で?その村にとっては大事な大事なしきたりを、なんであの娘が行ったのよ?」

純平「一応あれでも村を救ったヒーローだろ?本来は元凶が去った昨年末に現れると思われていたらしいが、希にしか降臨されないらしい。で、今年は降臨されるのが予知できたから、是非村を救った英雄に行かせたというわけさ」

ヨッコ「予知って、祈祷師かなんか?」

純平「おいおい。村長は竜人族だぜ?俺たちにはない「第六感」ってのがあるのさ」

ヨッコ「ふぅ~ん・・「てれぱしい」みたいなもので大禍津様と交信するのかな・・」


「すみませ~ん音譜古代鮫の「ヒレ」くださ~い」


ヨッコ「いらっしゃいませ・・って、なんだ。新婚を見せつけたいだけのモジ子かふん

モジ子「そうよ音譜ヨッコちゃんも早く素敵なお相手見つけなさい。
今日はUBUさんの農場でイヴのパーティーでしょ?
そこで運命のパートナーに巡り会える、か・も音譜ね、鈴木さんラブラブ

純平「ネコでも相手にしてくれるのならなふんなぁ、ヨッコ?」

ヨッコ「バ~カダイスキッッ!!












「あたちのモンハン日記」
~Memory of Extinction(破滅の記憶)編~















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ドシャーーーーーン雷





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UBU「ひいいいいいいいいいい!!か、雷ぃ~あせる


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バラン「なんだ?お嬢さんは雷が苦手か?意外だな」


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ボニー「UBUは雷とオバケが大嫌いなんだよ。ね、鉄平音譜


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鉄平「ったくよぉ。ピクニックじゃねぇんだぜ?少しは気を引き締めろよ」



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ザーーーーーーー



UBU「こんな雨ん中、ピクニックに行くかっぷんぷんええちみこら!!」

ボニー「はははは(´v`)君も傘をさすかい?」

UBU「あんたと鉄平はバランの「上」に乗ってるからいいわよふん
とんだマウントね。あたちなんかビチョビチョを通り越してビジョビジョよううっ・・・
ひーこら、へーこら」トッコトッコトボトボ

バラン「俺は霊峰なんてとこ、来たことねぇからな。楽しくて仕方ねぇ音譜

UBU「まったくとんだ轟竜ねあぁっ?!
あんたは久しぶりにボニーを乗っけて嬉しいだけでしょうが。このエロレックスめ」

バラン「なっあせるバカなこと言うんじゃねぇよ!」

鉄平「おい、お喋りはそこまでだ」

ボニー「頂上だね・・・あれ、雨も止んできた・・」







ザーーーーーーーーーーー






サーーーーーーーーーー







・・・・・・










UBU「ほえ・・静かになったねぽ~

鉄平「降りて・・来るぞ!」


















あたちのモンハン日記














ボニー「あれが・・」

バラン「嵐龍の祖・・羽衣大禍津・・・!」

鉄平「嵐龍のジジイだろ?要するにふん

UBU「でも凄く大きいよぽけ~おーい」フリフリ手




「・・・・・・・・・・」






ボニー「およしよあせる失礼じゃないかあせる

UBU「おじいさんが、はごろもの・・おおまがつ?様、だっけ?なの?」

バラン「疑問ばっかでちっとも分からねぇな」




「そのたいそうな異名はそなたら人間がつけたもの・・・我は阮白玄。以後はそう呼べ」




UBU「げんはくげん・・?いい名前だね、おじいさまぽけ~ひょっ!!

鉄平「ケッ、偉そうに」

ボニー「ご、ごめんなさいあせる
こらー!君たちも謝りなよ恥・・・


阮白玄「気にするな。我は別に龍神ではない。
そこの「嵐龍殺し」と呼ばれる仮面の獣族の言うとおりだ」



鉄平「なっ・・俺のことを知ってるのか」


阮白玄「そなたがかつて愛する者の命を、我が種族によって奪われたこともな」



鉄平「そうかい。なら話は早いなふん
俺とこのハンターの女があんたをこの霊峰から追い出した嵐龍を殺した張本人だ。
帰ってこられて感謝するんだな」

ボニー「こ、こらー!!ご、ごめんなさいあせる
鉄平は悪気があって言ってる訳じゃ・・」


阮白玄「気にするな・・・それと・・お前も愛する者を失った悲しみを持つ獣族か」



ボニー「え・・は、はい・・・」


バラン「なぁ、「それ」も予知とかいう能力のうちのひとつかい?」


阮白玄「そうだ。料理人の轟竜よ」



バラン「ほう。説明に「勇ましい~」が足りないけど、当たってはいるなふん

鉄平「じゃあUBUのことも何か分かるか?」

ボニー「うんうん。興味ある」

UBU「ほえ・・ドキドキ


阮白玄「・・・・・・・・・・・」



バラン「なぁ、お嬢さんの事も教えてくんな!!」


阮白玄「いいだろう・・この者はかつてシュレイドの・・」


UBU「ねぇ、おじいさま!ぽけ~


阮白玄「・・・・・・・」


UBU「そんなのいいから・・早く褒めておくれよぉ~ぽけ~」ポンピロぴ~ん♪






しーーーーーーーーーーーーーーーんヒヨコ





バラン「な・・なに言ってんだ?お嬢さん・・汗

UBU「え?だってさ、ユクモ村の元凶だったアマツマガツチを倒したのはあたちよ?
ほんとは昨年来てくれるって聞いてたのにさ、来なかったじゃんかよぷんぷん
ねぇ~!おじいさまラブラブなぁ、早く褒めておくれよぉ~、おくれってばさぁ~あせる

鉄平「お前がこの場であいつに殺されても俺は助けないぞ」

ボニー「ボクも・・」


阮白玄「村長に頼み、「元凶」を見事取り除きユクモを救ったお前を呼んだのは他でもない。これからお前にする話は、その強さを持つが故の宿命」



UBU「ええ!?褒めてくれる為に呼んだんじゃないのっえっ」ガーーーンびっくり

鉄平「少し黙ってろ。
なぁ、その口ぶりだと、先の「災い」はまるであんたの計算済みだった・・って聞こえるのは俺だけか?」

ボニー「ちょっと、鉄平あせる


阮白玄「好きに想像するがいい・・だが、これから話す災いは、先の元凶など比べ物にならぬ話し・・つまりお前たちの未来に関することであり、お前たちの犯してきた大罪の過去に対する報いだ」


バラン「悪いね、白玄さんよ。俺たちはあんたが買いかぶってくれてるほど頭がよくねぇんだ。もっと分かりやすく話してくれねぇか?」


阮白玄「いいだろう・・。
その報いとは、お前たちが生きるこの大地の何処かに眠る水晶・・・竜水晶の中にある」


ボニー「竜・・水晶・・・・」

バラン「お嬢さん、聞いたことあるかい?」

UBU「ドボヂテ・・ホメテクレナイノ・・ううっ・・・
あたちが最近狩りを全くサボっているからなの・・おーいおいおい」しょげりん汗

バラン「駄目だ。話にならねぇ」

鉄平「その竜水晶ってやつがなんだっていうんだ?」


阮白玄「これからするのはお前たちの世界でいうところの「予言」の話しだ。
この新大陸の凍土の何処に、竜水晶の所在が発見され、そして、その水晶を巡り、悪しき輩がこの地に侵入してくる。水晶を悪しき者に渡せば・・再び大いなる世界の終焉は訪れるだろう」



バラン「終焉・・だと?なんだかデカすぎる話し・・だな」

ボニー「悪しき輩・・って、暗黒商会のことですか!?」

鉄平「そんなことより、なんでその水晶を「悪しき者」ってのは欲しがるんだ?」


阮白玄「お前たちには到底償いきれぬ贖罪・・今は知らぬ方がいい」


鉄平「ざけんな!!肝心な話しを教えないで何が「予言」だ!!
それで俺たちにその水晶を守れとでも言うつもりか!?」


阮白玄「そうだ」



鉄平「冗談じゃねぇ!!帰るぞ!!」バッsss

ボニー「ちょっと、鉄平あせる


UBU「ドラゴンクリスタル・・・。
アングラメディアの生んだ創造物かと思ってたけど・・本当だったのね」


バラン「なんだよお嬢さん。知ってたんじゃねぇか」

ボニー「ねぇ、その水晶って何なのさ?
それを聞いてからでも帰るのは遅くないよ、鉄平」

鉄平「ふん・・・聞かせろ、UBU」


UBU「竜水晶、通称ドラゴンクリスタル。
その輝きは漆黒の闇の光り・・一見美しく見えるその光りだけど、一度その光を覗き込めんだ者は闇に魂を奪われる。闇の光は影・・そしてその影の中に眠るのは・・」


バラン「眠るのは・・?」ゴクリ


UBU「超古代文明の技術・・・・・だっけ?おじいさま?」


阮白玄「それはお前たちの種族の方が詳しいはずだ。
人・・獣人族に竜人族・・・それに我らモンスター種。
そしてその絆を破ったのは・・・お前たち人類だ」



UBU「うーん・・n--*

鉄平「獣人族なんてずいぶんかしこまった言い方だな。
で、絆を破ったって・・どういうことだ?」

UBU「イコール・ドラゴン・ウェポン・・・そして、ドラゴンウォー(竜大戦)時代。
聞いたことくらいあるでしょ?」

ボニー「それって・・「竜機兵」って呼ばれた殺戮兵器の名前と、それに対抗した古龍をはじめとする龍族が、人類との戦いを決意したっていう最終戦争・・・・で、でもその話しって伝承の中のつくり話だろう?あせる

バラン「どういうことだ?そんなもんが竜水晶にあるって」

UBU「あたちも詳しいことは知らないよふん
あくまでも噂話、よくある伝承が生んだ都市伝説でゴシップよ。でもね」

鉄平「なんだ?」

UBU「とあるあたちが聞いた伝承の中にこんなのがあるのaya」こしょり

ボニー「教えてよ」

UBU「びっくりして「おもらし」しても知らないよぷぅっ」ぷぷぷ

ボニー「いいから教えろっ恥・・・

UBU「いいわ。その伝承によるとね・・


水晶に眠るは破滅の記憶・・
その忌まわしい破壊の遺産を脳裏に刻んだ者は、世界を手にするだろう。
その闇の記憶を光に変える、穢れ無き魂よ。
世界の終焉を治める王となる。



なぁ~んて云ってるのは、「我、探求す。故に宝がある」でお馴染みの、あたちが大好きなトレジャーキング「フェルナンド・ピサロ」著の冒険録からよラブラブ


バラン「うーん・・ずいぶん抽象的だな。つまるところ、なんだかよく分からねぇ」

UBU「ふふぅ~ん音譜
無知は最大の大罪だってね」

鉄平「もったいぶんねぇで言えっつーの!!」

UBU「造竜技術よ

鉄平「!!」














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ヒュウウウウウウウウ風


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カーブー「うううう~・・・寒い・・・なんて寒いんだ!!


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ザンコ「仕方ないですわねふんこの極寒の凍土にホットドリンクを持ってくるのを忘れるなんて・・我が主人とは思えない失態ですこと。こんな話しをあのにっくきお幼稚なトンコさんにでも知られたら・・ああ悔しい!!


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ニャーク「カーブーはみんなが思ってる以上に忘れっぽくて、はた迷惑な男だ」


ザンコ「それがイケナイのですむぅ

カーブー「まぁそういうな二人とも・・ううううう・・・ハァックショイあせる

ニャーク「カーブー、それより早く今日のパーティーのプレゼントを探そう」

ザンコ「はぁ・・?」

ニャーク「UBUの農場でやるクリスマスイヴのパーティーに持っていくプレゼントだ」

ザンコ「ええ、聞いていますわ。プレゼント交換をなさるんですよね。
でも・・凍土でそれを探すとは・・如何かと・・」

カーブー「冬だからね。何か冬らしい綺麗な物を採取して、俺のプレゼントが当たった人の驚く顔が見たいんだ。何がいいかな・・・・おっ・・なんだハチミツかぁ・・・これはUBUさんしか喜ばないから却下」ポイッ

ザンコ「当たった人の残念な顔が・・目に浮かびますわふん




ダッダッダッダッダッダッダッダsss



ニャーク「ん・・?足音だな。誰か来るぞ」

ザンコ「あら。どなたか別の先客がいらしたのかしら」




ダッダッダッダッダッダッダッダsss


ニック「おい、そこのハンター!!
頼む!!助けてくれぇぇぇぇ!!





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カーブー「はい?」












バラン「造竜技術だと!!」

鉄平「ふざけんな!!あんなおとぎ話が本当に存在するっていうのかよ!!」


阮白玄「・・・・・・・」



ボニー「二人とも落ち着きなよ(。・`Д´・)しゃきん
さぁ、UBU。話しの続きを」


UBU「造竜技術・・機械技術と生物学の超越によって、人が新たな「命」を創りだすことが可能といわれる禁断の錬金術。でも、その「命」を創り上げるにはあまりにも代償が大きすぎた」


バラン「どういうこった?」

UBU「伝承される唯一の造竜技術の代表である生態兵器「イコール・ドラゴン・ウェポン」。なんでもこれ一体の製造に約30体の龍の素材が必要だったらしいわ」

鉄平「!?」

バラン「なんてことを・・・しやがるんだ、古代人ってのは!!」

ボニー「龍たちはそれに怒って、人類との戦いを決意した・・。
そうなのかい?UBU」

UBU「うーん。あたちは古代人じゃないからねドキドキ真相は分からないけど・・
みんなも「黒龍伝説」は知ってるだろう?」

鉄平「ああ。それは有名だからな」

バラン「旧大陸のシュレイド地方にいるっていう黒い古龍種を畏怖した詩だろ?」

UBU「そう。その冒頭を覚えてる?」

鉄平「偉そうに・・え~と確か・・・

キョダイリュウノゼツメイニヨリ デンセツハヨミガエル


だったよな?それが何か関係あるのか?」

UBU「ここからはあたちの仮説。
ここでいうとこの「巨大龍の絶命」っていうのは伝説のラグナロク、ドラゴンウォーで死んでいった龍族たち。もちろんその大戦のきっかけを作ったのが「造竜技術」。で、この冒頭後半の「伝説は蘇る」っていうとこ。ここでいう「伝説」とは?そう、超古代文明の技術のことよ」

バラン「人類にとって強大な力を持つ龍族の絶滅が、再び古代文明の繁栄をもたらすっていうのか?」

UBU「そうよaya
これで正解かしら!?古龍のおじいさま!?」


阮白玄「・・・・・・・・・・」


UBU「ちっ・・だんまりかよあぁっ?!


阮白玄「あまり首をつっこまんことだ、シュレイド生まれの人身御供のハンターよ。そなたの目的は、いばらの道・・命をあまり無駄にしないことだ」


UBU「ふん。うるさいわよ」

鉄平「・・・・・・」

ボニー「どういうこと?」

バラン「気になるお嬢さんの過去の話しかい?」

UBU「うるっさいわよあぁっ?!今は竜水晶の話しでしょうが!!
ゴタゴタ言ってないで探しに行くぞ、オラ!!

ぎゅううううバイバーイ(つねった)

バラン「いてえええええええええええあせる

鉄平「ま、今更こいつの過去の話しなんて聞きたくもねぇぜ。
それより、その「偉大とも危険ともとれる遺産」がその竜水晶に記されているってぇのか?」


阮白玄「竜水晶はこの世界に多数存在する。そして、それぞれの水晶に何が記憶されているのかは・・分からぬ。我が予感で察するのは、何らかの手法により、古の記憶を封じ込めたもの・・それが竜水晶だということだ」


鉄平「ちっ、なんだよ。肝心なことは分からねぇのかよふん

UBU「ふぅふん

バラン「古代文明の遺産・・」

ボニー「え?」

バラン「俺たち知的生命体と呼ばれるモンスター種は、超古代文明が残した唯一の遺産だ。ってな・・・よく、死んだ親父に聞かされたもんだぜふん

ボニー「そっか・・君たち「喋るモンスター種」はその知能と力から、常に歴史の中で恐れられ迫害されてきた・・同種族からも・・。そして黒歴史の渦の中に・・」

鉄平「だからこそのフニャンコ革命だったんだろ!?
猫族の尊厳!それにモンスター種全ての権限!そして、三種共存の未来だ!!」

バラン「そうだなふん現にこの辺境のユクモでは他の大陸から移住してきた知的生命体のモンスター種が希なほどに多い。もっとも、ユクモではそれが当たり前だからこそ、トンコたちの通ってる学校をはじめ、三種共存社会が「普通の暮らし」なのさ。ほんとの先進的な理想社会をユクモに学べ、なんてな」


阮白玄「だが、そなたらの様にその持つべき能力の使い方を知らぬ同種も存在する」



ボニー「それが暗黒商会に属する連中だね!」

鉄平「どうしようもないクズ共さ。戦争を起こして金儲けするのがフィロソフィーだとのうのうと語る、世界の寄生虫の巣窟だ」

UBU「で、話は繋がるわけよふん

ボニー「??」

UBU「わる~い、わるい連中が、あたちたちの愛するユクモで「危ないあれやこれや」が詰まった水晶を独り占めにして、もっと「あぶないあれやこれや」をしようとしている。あたちたち(薔薇十字)が動く理由には十分な説明でしょ?みんな」

ボニー「UBU・・」

鉄平「ヘンsss


阮白玄「急げ。水晶を悪しき者の手に渡してはならぬ。そして、すでに大事ははじまっている」


鉄平「なんだってぇ!?
じゃあ、暗黒商会の連中が水晶を狙ってすでに凍土に潜入してるっていうのか!?
それを早く言えっつーの!!」

ボニー「もう!無礼だぞ、鉄平!!
大禍津様はボクたちにも分かるように説明してくださったんじゃないか!!」

鉄平「ふん。どっちにしてもやっぱり俺は嵐龍なんて好きになれないってことだ」

バラン「不味いな・・。
ひと悶着あるなら・・今宵のイヴのパーティーの「仕込み」が出来ないぜ」

UBU「それはダメ!!ぷんぷん

ボニー「じゃあどうするのさ?」

UBU「クリスタルを暗黒商会の連中より早く見つければいいんでしょふん
とっとと見つけて、その潜入した奴らもぶっとばすsss
万事解決でイヴのパーティーにレッツラゴーぽけ~ってね?やってやろうじゃない」

鉄平「ちっ・・仕方ねぇか。これも世界平和の為・・だろ?」

ボニー「そういうこと(´v`)
ようやく元聖猫騎士団のリーダーって感じの意見をしたね、鉄平音譜

バラン「決まりだぜ!!久々にお騒がせにいくとするか!!なぁ、お嬢さん!!」


UBU「うん!全員に号令よ!

ユクモ薔薇十字軍、出撃!!





To Be Continued..








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