$あたちのモンハン日記
カーブー「コケーコッコッコッコ!!



あたちのモンハン日記
まさ子「お父さん!大変!カーブーが変なのよぉ!!」



カーブーの身に一体何が!?
今度は何をしでかしたのでしょうか汗
「あたちのモンハン日記」
今日も「変な感じ」でスタートDASH!





あたちのモンハン日記
玄竜「何事だぁーーーー!!


バーーーーーーンドア


まさ子「ああ、お父さん!大変なのよ!カーブーを見てちょうだい!!」

玄竜「ぬっ!!」

カーブー「コケーコッコッコッコッコ!!コケー!!」

玄竜「なんと・・!!」

まさ子「朝起こそうと思ってカーブーの部屋に入った時には、もうこうなっていたのよ」

カーブー「コケー!!コッコッコッコッコ!!コケー!!」

まさ子「もうやめなさい!!この子は!!
こんな息子の姿をご近所さんに見られたら・・
もう母さん恥ずかしくて村を歩けやしないでしょ!!」

カーブー「コケーコッコッコッコ!!」

玄竜「・・・・(カーブーが被っている面・・まさか!?)」


じーーーーーーーーーーイヒヒ・・・



玄竜「誰だ!?窓から覗いて見ておるのは!!」



$あたちのモンハン日記
ボニー「川村さんが・・にわとりになった」ニヤニヤ


まさ子「いけない!ボニーちゃんだわ!!
「うちの息子のゴシップが大好きなボニーちゃん」よ!!
父さん!捕まえて!!



ボニー「号外号外~!!川村さんちの息子がまたやらかしたよぉ~!!」

ぴょーーーーーーーーんジャンプ


玄竜「ぬっ・・なんと素早い」

まさ子「ああ・・またこれで村中の笑いものだわ・・」

カーブー「コケーコッコッコッコ!!コケラー!!

まさ子「元はといえば・・・このバカ息子!!
いい加減目を覚ましなさぁーい!!


ぺしーーーーーーん手びっくり



カーブー「・・・・・・・」

まさ子「はぁはぁ・・・どう?目が覚めた?」

カーブー「コケーコッコッコッコッコッコッコッコ!!
ッコッコッコッコッコッコッコッコ!!


玄竜「いかん!余計に「コッコ」の部分が多くなってしもうたぞ!!
母さん!いったん息子を鎖で縛り上げ、押し入れに禁獄するのだ!!」






・・・・・・・・







まさ子「という事なのです・・」

玄竜「わざわざ呼び出したりしてすまんな、麻生さん」


$あたちのモンハン日記
麻生「いえ・・しかし村でボニーが騒いでいた事が本当だったとは・・」

まさ子「ええ・・情けない話で・・・・ってびっくり


$あたちのモンハン日記
UBU「こりゃ困ったわね」

$あたちのモンハン日記
ミッチ「川村の兄貴、今度はなにしたんすかねぇ」


まさ子「あなたたち・・
(私が呼んだのは麻生さんだけのはず・・どこから湧いて出たのかしら・・)」

UBU「おばさまぁ~、お菓子をちょうだいなぽけ~

ミッチ「自分もせんべえが食べたいっす(´v`)

まさ子「はいはい・・用意しますよむかっ

玄竜「麻生さん、話だけでは判断できんだろう?」

麻生「そうですな・・実物を見せてもらいましょうか」

玄竜「こっちじゃ」

UBU「どれどれぷんすか

ミッチ「どれどれむぅ






・・・・・・・・・・・・・








麻生「この押し入れの中ですな」

UBU「中ですなぷんすか」ばりぼりせんべい(のり)

ミッチ「ですなむぅ」ばりぼりせんべい(のり)

まさ子「はい・・(この部屋に来る最中に、台所からせんべいを取ってきたのね)」

玄竜「開けるぞ」



ガチャリドア



カーブー「コッコッコッコッコッコ・・」

麻生「これは・・・」

UBU「なぁんだ、いつものカーブーじゃないドキドキ

まさ子「そう・・
私も最初は息子が「ふざけた鳥の面」をただ被っているだけだと思った・・けど」

玄竜「猿ぐつわをはずしてみせよう」


ササッふん


カーブー「コケーコッコッコッコッコ!!」

麻生「これは・・」

UBU「にゃはははははぽけ~
なぁに?カーブー?今度はにわとりごっこ?」

ミッチ「やめた方がいいっすよ?川村の兄貴。仮にもご両親の目の前でむぅ

カーブー「コケーコッコッコッコッコ!!コケラー!!

UBU「あらあらドキドキなんだか普通じゃないね。
「コケラー」だって。変なの」

ミッチ「見るッス!目の周りが真っ赤っすよ!?」

麻生「むう・・!?」


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カーブー「コケラー!!コッコッコッコッコ・・・コケー!!」


UBU「ほんとだねぇドキドキ変な薬がキマっちゃてる感じふん
なんかヤバイよ、こいつ

まさ子「麻生さん、何か分かりますか?」

麻生「憑かれていますな。にわとりに」

まさ子「ええ!?」ガガーーーーンびっくり

UBU「やだ気持ち悪いドキドキ

ミッチ「川村の兄貴が被ってる鳥の面を取ってみたらどうすかむぅ

麻生「うむ。体は鎖で縛られているからな。UBU、外してみろ」

UBU「ほいほーいぽけ~


むんずっ手


カーブー「コケラー!!コッコッコ!!」

まさ子「まぁ・・あんなに嫌がって・・」

ミッチ「UBU殿、一気にひっぺ剥がすッスむぅ

UBU「むうううぷんぷん

麻生「どうした?UBU」

UBU「なんだこれ・・・くっついてるぷんぷん」ぎゅうううう手

麻生「なに?取れないのか?」

UBU「そう・・・むううううううむうっ」ぎゅりぎゅりぎゅりぎゅり

カーブー「ゴゲー!!グググ・・・・」

まさ子「やめてあせるそんなにひっぱらないで!!
息子の首がもげるわ!!」

ミッチ「博士、ここ見るッス。兄貴の首と面の「つなぎ目」がないッスよむぅ

麻生「なんと・・・!!」

UBU「ふんぬぅ・・・・ぷんぷん」ググググググ・・

麻生「もうよせ、UBU!!無理に引っ張れば川村の首がもげるぞ!!」

カーブー「ゴヘー・・泡」ブクブク

ミッチ「兄貴が泡吹いてるッスむぅ

麻生「やめるんだ、UBU!!ひっぱるな!!

UBU「わかったよいじけ虫」スッ

カーブー「・・・・・・・・」カクーン

ミッチ「兄貴・・完全に落ちちゃいましたねえー

麻生「面が頭と一体化してしまっている。こんなことがあるのか・・?」

まさ子「では、息子は・・息子は一生このふざけた面を被って生活するのですか!?」

UBU「平気よ、おばさん。
カーブーったら、いっつもドボルマスク被ってるでしょ?
だからそんなに違和感はないよぽけ~すぐに慣れるよ」

ミッチ「でも「鳴き声」はどうするんすか?」

まさ子「ああ!可哀そうなカーブー!!
息子は一生、にわとりもどきみたいな生活を強いられるのよ!!
お嫁さんも貰えず、こんな変な息子を私たち夫婦は一生面倒を見ていかないといけないのよ!?「にわとり人間保険」なんて聞いたことある!?そんなのありゃしない!!
介護費用だってバカじゃないわぁ!!終わりよ!!川村家は私たちの代で終わりなのよ!
ごめんねぇアンジェリカちゃん!!息子がこんなになっちゃって!!」

UBU「落ち着いて、おばさまドキドキ
おじさまもなんとかいいなさいな?
自分の嫁が人様の前で発狂する姿を見てなんにも思わないの?」

玄竜「よもや隠しきれんな・・」

麻生「なにか心あたりでも?」

玄竜「うむ・・」

UBU「ほえ?ドキドキ

ミッチ「ほえほえ?まろまゆ






・・・・・・・・・・・カポーン竹






まさ子「粗茶ですが・・どうぞ」

麻生「これはかたじけない。して・・玄竜殿、お話を伺おう」

UBU「伺おうぽけ~」ズズズズズ茶

ミッチ「伺おう(´v`)」ばりぼりせんべい(のり)

まさ子「・・・(いつまでいる気かしら)」

麻生「玄竜殿、お話を」

玄竜「うむ・・」




カポーン竹




玄竜「これから話すことは私がまだ青年期、ヤング玄竜と呼ばれていた頃のことだ」

UBU「ヤング・・ドキドキ



そうだ。このユクモの生え抜きである私は、幼き頃からの夢であったハンターとなり、数々の危険なクエストを受注しては成功させ、いつしか村を代表する誰もが憧れる男の姿になっていた。当然、若い娘からも注目を浴び、夜な夜な豪遊を繰り広げる毎日。今の妻もそんな私のファンの一人であったのだからこれまたビックリな話だ・・。




UBU「やるぅ~ぷぅっヤング玄竜」

まさ子「そんな話はいいから大事な所だけを話して頂戴むかっ

玄竜「うむ・・・」



そんな英雄として崇められていた私に、とあるクエストの依頼が来た。
依頼人は村のはずれにある「ひよこ寺」の和尚だった。クエストの内容は、最近墓場に夜な夜な現れては、お供え物の「落雁(らくがん)」を全て食べてしまうにわとりを捕まえて欲しいという内容だった・・。檀家の方々もそれは大変迷惑を被っているという・・。




ミッチ「悪いにわとりっすねえー
檀家の方々もたまったもんじゃないっすね」

UBU「落雁ばっかし食べて、口の中「粉っぽく」ならなかったのかしら?ドキドキ

麻生「玄竜殿、続きを」

玄竜「うむ・・」



私は夜の墓場に忍びこみにわとりを待った・・・



ヤング玄竜「ふう・・・こんなところでスキル「隠密」が役にたつとはな。
しかし、そのにわとりとやら、全く困ったものだな・・・ん?」





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ガサッ



ヤング玄竜「む・・さっそく現れたなって・・ありゃガーグァじゃないか」



そう現れたのはごく普通のガーグァだったのだ。
たかだかガーグァ、一匹の討伐。凄腕のハンターである私にとって造作もなかった。




グーガァ「ゴケーあせるコッコッコッコ!!」

ヤング玄竜「捕まえたぞ!悪さばかりしおって!!」



すぐに捕獲に成功した私はそのガーグァを寺に連れていき、依頼人である和尚に引き渡した。



UBU「それで事件は解決したの?おじさま」ばりぼりせんべい(のり)

玄竜「まぁな」

ミッチ「そのガーグァはどうなったんすか?」

玄竜「それだが・・」




ヤング玄竜「和尚、このガーグァ如何いたしましょうか?」

和尚「鍋にしてくれるわ!!




UBU「えーえっ食べちゃったの!?」

玄竜「美味かったぞ。檀家の方々も大喜びでな。今でもあの絶品の味は忘れまい」

麻生「しかし・・今の話しとこの川村の件と、どう関係があるのだ?」

玄竜「それは・・」


カーブー「コケーコッコッコッコッコッコッコ!!」ガバッ煙


UBU「あっ起きたぽ~


カーブー「コケラー!!」ぴょーーーーん煙


UBU「あっ逃げたぽ~

ミッチ「UBU殿?落ち着いて解説してる場合じゃないっすよむぅ

まさ子「あんな「イカれた息子」が村に出たら・・」

UBU「また警察に厄介になるわよドキドキもうやだ、こんな毎日」

ミッチ「いよいよ村を追放されるかもしれないっすねむぅ

玄竜「いかん!追うのだ!!」

麻生「待て玄竜殿。して、先ほどの話しとの関係は?」

玄竜「あれは呪いのガーグァの面!!
早くはずしてやらねばカーブーの命はない!!


UBU「それを早く言えっつーのあぁっ?!



なんとカーブーが被っているのは呪いの面!!
果してカーブーの命や如何に!!
そして村に飛び出たカーブーは何をしでかすのか!?
波乱確定のお話は次回に・・



つづく青い鳥





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