今日はあたちと映画のお話です。でわ早速sss
今回ご紹介させていただく作品はこちらダウン


酔拳 レジェンド・オブ・カンフー
酔拳 レジェンド・オブ・カンフー [Blu-ray]

ナイスなジャケですね音譜禿げてる人が二人出てるのがいいですねチョキ
どんな映画かジャケで予測できるいい感じに仕上がってます。
さて気になる内容ですが、簡単にどんな映画かと言いますと・・



~日本では2011年6月25日公開。監督ユエン・ウーピン。『ドランクモンキー酔拳(‘78)』の師匠であり実在の武術家、蘇乞児(スー・サン)を主人公とした映画。

と我らが、JC(ジャッキー・チェン)映画ファンならば思わず見てみたくなる作品ですよね音譜(監督もドランクモンキーと同じユエン・ウーピンだったとは、この記事を書く上での情報収集中に発見(笑))と、あたちなんかも思い公開から遅れてですが見てみました。真面目にこの作品を見たい方は、ネタばれもあるのでご遠慮をあせるでわでわ、あたちの感想をばsao☆





~と、この作品を見る前に

レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳
レジェンド・オブ・フィスト/怒りの鉄拳 [Blu-ray]

を見たのですが、個人的に物足りず・・汗カンフー映画といえば、おおよそが「復讐劇」なのですが、視聴者サイドが望むものってそれはもちろんカンフーシーンですよねsssストーリーは予測の範囲内なので、よっぽど突拍子もない話や設定でない限りあまり関係ないのです(笑)(それを考えると「片腕カンフー」シリーズは凄いインパクトですよねえ゛!)と、ストーリーよりも「映画でしか表現できないカンフーアクション」をユーザーは欲求します。確かに上記作品はカンフーシーンこそ凄いのですが時間経過ともにだんだんインパクトが薄れていく・・汗というのが個人的な印象でした。EXILEの人も(AKIRA)もっと派手に死んで欲しかったですし(笑)アクション、ホラー映画然り、時に残酷シーンというのは、ストーリーに面白みを付加させるものだけでなく、その一瞬のシーンがあるからこそ、その作品の価値が上がるものだとあたちは思います。その度合いこそ、個人個人で違うものなのですが、エンターテイメント映画での「人が死ぬシーン」というのは斬新かつ、前例のない突拍子もない「死に方」であればあるほど笑っちゃいますぽけ~『ファイナル・デスティネーション』シリーズなんて、まさにその成功例ですよね♥akn♥というあたち個人的な見方もあり、映画の時間経過と共にテンションが降下気味の「レジェンド・オブ・フィスト」は個人的には65点くらいでした。その「カンフー映画に対する物足りなさ」から、だいたい同時期公開であった、今回ご紹介する「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」を見ることにしたのですaya


~「毒手」の人が出てきます
一概に毒手といえば誰もが憧れるカンフースタイルです(笑)毒手ってなにさ?ドキドキなんて知らない方に簡単に説明すると、腕に毒ぽわわん*パープルを染み込ませたその「危ない手」で相手を毒に冒させてしまう「イケナイ拳技」なのですえ゛!どうなのでしょうか、マイナーな映画を除けばメジャー的なカンフー映画で「毒手」を堪能できる数少ない映画なのではないでしょうか?これだけでも見る価値はありありです照れるむー。


~毒手の人VSアル中
と簡単にこの作品を紹介すれば、センスやユーモアの共感が同じ方ならば食いつくでしょうか(笑)キャッチコピーもこれにすればよかったのにぶーと、なんでここでは毒手の人VS「アル中」なのか・・というと、主人公である蘇乞児(スー・サン)はこの毒手の人と戦う時点では「ただのアル中」だからなのです!この要素が普通に見てた視聴者を裏切ります(笑)ではざっと、この作品の「普通の」あらすじを・・


戦乱の中国。高名な戦士スーは武術を極めるため、要職の座を義理兄ユアンに譲り、妻子とともに山中で暮らし始める。だが権力を悪用したユアンに父を殺され、幼い息子をさらわれてしまう。ユアンとの闘いに敗れたスーは、自責の念から深酒に溺れていく。だがそれこそが、究極の奥義『酔拳』との出会いだった


とこれだけの説明だと、ありきたりの復讐劇のカンフーもの・・な印象です。
ではあたちが同作品にあらすじを書くとするなら・・


とある夫婦のぼうずを人質にした毒手の人に対するは、我が息子を失い、桃源郷でぬくぬくと愛する奥さんと修行に励んだ(三年も)アル中の人。誘拐されたぼうずは両親が来るまで一生心から消えない想いをしながら毒手の人の館(元自分の家)で暮らす羽目に・・。アル中になり、「頭がおかしくなってる」と最愛の妻に見切りをつけられたアル中の人は単独で我がぼうずを救いに行ってしまった妻を救うことが出来るのか・・そしてラスト30分くらいに「やっと完成した酔拳」でエロい西洋人が主催した「殺人武術大会」に出場する羽目になった主人公(この時点でやっと「酔拳の人」と呼べる様に)。この酔拳使いの過酷でちょっと変な半生を描いた115分!!


という感じでしょうか。
コアな映画ファンならばお分かりでしょうが、この手の映画で115分は長すぎです汗が、この作品は終盤に「まさかの二部構成だった」という事に気づかされます(笑)思わず「ああえ゛!」と言ってしまいました。



~あの真三国無双シリーズでお馴染み「まあるい武器(けんこんけん)」が登場する映画!!
主人公のスー・サン(話の時間経過が進むにつれロンブー淳に似ていくと個人的に感じました)は、毒手の人に毒にされた挙句、物凄い勢いの川に放り投げられます。そして物凄いガッツで夫を追い、川に飛び込んだ愛する妻に命を救われ山奥で暮らす、これまた何気にインパクトに残る登場シーンの薬剤師みたいな女(ミシェル・ヨー。最近のハリウッド映画ではハムナプトラ3でお馴染みのあの女優さん♪)のお家でぬくぬくと修行します。いろんなショックから自暴自棄になったスーは、ここで愛する奥さんの作ったお酒ばっかし飲んでアル中になってしまいますくるくるアル中になったスーは妄想の中で物凄いトレーニングを繰り広げます。その最中にあの「まあるい武器」が登場するのですDASH!以前にもどこかの記事で書きましたが、真三国無双の孫尚香ちゃんお馴染みのあの武器です。あの武器が実写さながら「フィーンキラキラ」ってなってるのを見て大興奮のあたちでした(笑)アタチ、コウフンして、ハナヂがでちゃうぽけ~血


~毒手の人に勝つも・・
なんとか毒手の人に勝ったスー(またこれが下手に「なっがい汗」けど、井戸の中で戦うというシーンは新しかったです。)なのですが、愛する奥さんを「なんか嫌な方法」で失い、再び自暴自棄になってしまいますドキドキガンバレ、スー。と、この時点ではただのアル中のスー。毒手の人とのラストバトルであたちはある「違和感」に気づきます・・。

「あれ、この人(主人公)全然、酔拳っぽいことしないえっ」と・・。

そうです。この時初めて、あたちは主人公がこの段階では「ただのアル中のまま」だった事に気づかされたのです汗元々、主人公は最初っから凄まじく強い人で、更にぼうずが捕らわれてる三年間も「妄想の中」で特訓をしていました。ですがこの段階では酔拳はちっとも完成されていなかったのです(普通の特訓っぽい事をしていたのは、酔拳に必要な「指の強さ」の特訓のみ)。つまり毒手の人は、妄想特訓を積んだアル中の人に負けたのでした。何も知らずに見てると、「あれ・・酔拳っぽいことしないで終わるの・・?」という不安を感じます。ですが本作の凄い所はこの後ラスト30分で、今まで抱いていたフラストレーションを全て吹っ飛ばしてくれるところにあったのですDASH!



~ラスト30分こそが視聴者の最も見たかったお話チューリップ。
毒手の人に勝ちましたが、愛する奥さんを失った主人公。これで終わりかなドキドキと思わせるも・・。と、ここで映画を見るうえで何気に大切な「時間経過おやつ♪」を見ると、この時点でまだ映画の残り時間は30分以上ありましたあせる
「あれ・・なんだこの映画。この先に何があるのかしら・・ドキドキ
と、この「酔拳 レジェンド・オブ・カンフー」はつまらない映画によくありがちな、残り時間経過に対する不安を見事吹き飛ばしてくれるのですDASH!あたち流のあらすじにも書きましたが、このラスト30分内でまたも妄想特訓により、見事酔拳を完成させるのです!しかも結構、急にです!急になのです!!残り時間のせいがあったのは言うまでもないでしょう汗(きっと監督はもっとこの作品を長編でやりたかったのでしょうが、大人の事情でカットせざる得なかったのでしょうか?ほんとはちゃんとした二部作品でやりたかったのかもしれませんね。そのせいかエンドロールで本編にはないシーンがちょびっと流れます)そして、やっと「酔拳の人」と呼べる様になった主人公はエロい西洋人ら?が主催した「殺人武術大会」に出る羽目になったのです!そうです、あたちはこういうのが最初から見たかった!!ぼうずがひょんなことから武術大会の土俵に上がってしまい、悪そうな敵に掴まれてしまいます。そのぼうずのヘルプの叫びを聞いた酔拳の人は、もの凄い勢いで土俵に上がるのです!

バッびっくりぴょーんsssつってからのすっごいグーパンチおー

この一撃で相手を倒します(おそらく一撃死オバケ)このシーンは思わず笑ってしまいました(笑)。その後も、すっごいグーパンチや、すっごい膝蹴りで次々と悪いレスラー風の外人を倒していく酔拳の人。酔拳独特のダンスチックなパフォーマンスもここでやっと見れるのですDASH!そして格闘ゲームの様なありえないシチュエーションこそがこの手の映画を見たがる視聴者の最も見たかったシーンなのではないでしょうか。最後の敵の「倒し方」も、『ドランクモンキー酔拳(‘78)』で黄 飛鴻(こう ひこう)扮するジャッキーがラストシーンで見せた技に似ていたのも◎です音譜これはおそらく監督からのファンサービスなのでしょう。と言いつつも本作を見る時にたいしてあらすじも見ず、監督も「ドランクモンキー」と同じユアン・ウーピンだったと知らずに見てたイケナイあたちですが・・・好き・・・。アタチ、ハズカシイ。



酔拳使いは報われない?
自らの体をもろ刃の剣とする酔拳。もちろん使い手の精神は常時アル中状態の為にボロボロです。「酔拳2(‘94)」の幻のエンディングは有名な話です。あたちもそのラストシーンを一回だけ見たことありますが、あんまり笑えなかったのを覚えています(笑)。本作は実在した武術家で民間伝説上、酔拳の創始者と云われる蘇乞児(スー・サン。「ドランクモンキーでは「そかし」との紹介も)の半生を描いたものです。これも調べている途中で知ったのですが、蘇乞児はあの有名な水滸伝の花和尚(かおしょう)という説もあるみたいなのです。あたちは水滸伝も大好きですにま~もちろん横山光輝先生の水滸伝は全巻持ってます。しかも変な箱入りの(笑)。こういうちょっとした情報収取で、思わぬ所に繋がるんだなぁドキドキと改めて知識の持つ美徳に物言えぬあたちですドキドキもへー。本作は映画なので、特別個人的には史実であったのかどうなのかとかエンターテイメント性には関係のないことをあれこれ言う必要はないと思っています。けれどやっぱし作品で描かれる酔拳使いの過去や未来って報われない・・のでしょうかね汗あと個人的に残念だったのは、あたちはあんまり中国映画や香港映画の知識がないので最後のクレジットの友情出演とかの関連が分からなかったことですドキドキきっといろいろ詳しい方なら感動するのでしょうに・・。あたちも今まで1000本は映画を見てきてますがまだまだです。もっともっと楽しく映画を見れるような「事前の知識」が必要だなぁと思いました。アタチ、モット、イロイロ、ミルぷんぷん







~今日のニコニコフィナーレぽけ~(´v`)
$あたちのモンハン日記
チェルシー「あたちも酔拳使いたいにょ」

UBU「やめときなさい。あの人たちみたいになるわよ。ほら見てごらんなさいな」

チェルシー「??」





$あたちのモンハン日記
玄竜「ほわちゃー!!」

カーブー「うぎゃー」




UBU「修行ばっかししてると、あの人たちみたいになるわよ?」

チェルシー「カーブーみたいになるのは嫌にょ。だから酔拳はあきらめるにょちううっ

UBU「それがいいわよにま~
それにチェルシーちゃんは幼児まっただ中でしょ?そもそもお酒を飲んだら犯罪なのよ」

チェルシー「ひーーーーーー犯罪ガクブル」(ちびったあせる


おしまいはーい





$あたちのモンハン日記
川村流太刀真山もカンフー「みたいな」技もたくさんあるぞ!!
それにしてもストーリーモードでの私の出番が少なすぎるむかっ