ＵＢＵ「カーブーに死を！！ハイル・ベアー！！」
ギギ「ハイル・ベアー！！」
異様なムードに包まれ、ついに肝試し？最終決戦が幕を開ける！！果してカーブーはこの変なクマ女に屈するのか！？
そして衝撃のラストが君を待つ！！
まだまだあっちぃ日々が続きますが「あたモン」も負けないくらい熱いストーリーを展開！？
「あたちなんかのモンハン日記」今日ぼスタート
グレンジャガー「コラァ！クソカーブー！！
逃げてばっかりいねぇで勝負しろぉ！！」
カーブー「おおっと！グレン！！
もはや肝試しなど、俺を密かに「懲らしめようと」する口実！！
それを見抜けないほど落ちぶれてはいないぞ！！」
グレンジャガー「よく言うぜ！！狩りもろくにしねぇで、家で漫画ばっかり読んでるらしいじゃねぇか！！てめぇのハンター魂はとっくに燃え尽きちまってるんじゃねぇのか！？」
ニャーク「あそこまで好きに言わせておいていいのか？カーブー」
ザンコ「そうですわ！川村様！！
あんな下品で凶暴な迅竜ごとき、我らで討伐すべきですわ！！」
グレンジャガー「ハン！！出来るのか！？てめぇらで！！
カーブー！そもそも聞けばてめぇのとこのオトモはその二人だけだって噂じゃねぇか！！あの姫姉んとこだって、もっとオトモはいるんだぜ！？情けねぇな！！」
ザンコ「まぁ！！なんですって！！
川村様！！何か反論を仰って下さい！！」
カーブー「事実だからなぁ」
ザンコ「・・・・」
ニャーク「カーブーはみんなが思ってる以上に素直なんだ」
カーブー「よし！もっとスピードを上げて逃げるぞ！！」
ステテテテテテテテテ
グレンジャガー「待ちやがれぇ！！クソカーブー！！
二度と渓流に立てねぇように切り刻んでやるぜ！！」
カーブー「う～ん・・もはや仲間とは思えないほどの殺気だな」テテテテ
ニャーク「それだけお前が皆に好かれている証拠だ」テテテテテ
ザンコ「そうかしら
私には悪意しか感じませんけど
」テテテテテテカーブー「まぁそうは言っても、もうすぐゴールだ！！」
ニャーク「おかしいな」
ザンコ「なにがですの？ニャーク様」
ニャーク「ＵＢＵがこのまま大人しく俺たちをゴールさせる訳がないのだが・・」
ザンコ「あの食い意地のはったワガママ傲慢女のことですわ
この肝試しにも飽きて、とっくに縁日の方に行ってるのでは？」
ニャーク「それならばいいのだが・・」
カーブー「よし！いつの間にかグレンは振り切ったぞ！！
見たか！俺の本気の逃走術を！！
これで何度と屈強なモンスターと戦わず生き延びてきたか！！
はっはっはっはっはっはっはっはぁ～歯！波！！」
ぽわぁ～ん
（変な「ちっさい気」を出した）ザンコ「我が主人ながらなんて情けないことを・・・はっ
」ニャーク「どうした！？ザンコ！！」
ザンコ「あれを！！」
バァァァァァァァァァン
ザンコ「くま・・・？」
カーブー「ザンコさん！あれはＵＢＵさんの仮の姿！！騙されるな！！」
ザンコ「何から騙されるのです？
」ニャーク「ついにボスのおでましか」
カーブー「ＵＢＵさん！！そんな姿をして俺を驚かそうなんて期待外れですよ！！
そりゃ確かに「アニマルプラネット」の本物のクマは恐ろしい！！
だが、あんたはクマじゃない！！どうだ！？クマったか！！（困ったか）」
ザンコ「そんな罵声で怯むわけ・・」
ＵＢＵ「クマった
（困った）」ニャーク「よしカーブー！！ＵＢＵがクマった（困った）ぞ！！今だ！！」
ザンコ「バカらしい
」カーブー「一気にゴールを目指すぞ！！」ステテテテテテ
ＵＢＵ「バカめ！！クマった（困った）のは嘘よ！！」
カーブー「なに！？嘘だったのか！！」
ザンコ「なんなのかしら。この人たち
」カパッ
ＵＢＵ「アッコちゃ～ん！！出番ですよぉ！！」
カーブー「アッコちゃん？」
ニャーク「知り合いか？」
ザンコ「何が出てこようが、もうお化けの扮装とかはなさそうですわね
なにが肝試しなのかしら。おおかた、また下品なモンスターでも・・」
ドシャーーーーーーーン！！
ザンコ「ぎゃあああああああ
は、は、覇龍！！？？」
ニャーク「渓流にアカムを呼び寄せたのか！！なんて前代未聞なことを！！」
カーブー「アッコちゃんって言うのか！！」
ザンコ「そんなことに関心してる場合じゃないですわ
」ＵＢＵ「おっほっほっほっほっほっほ
どうだ、驚いたか。アッコちゃんはあたちのお友達なのよ。
ねぇ？アッコちゃん」
アッコ「・・・・・・・」
ニャーク「カーブー！！どうする！？」
ザンコ「こんな狭いところで覇龍に暴れられたらひとたまりもありませんわ
なにが肝試しなのかしら！！ただの殺人ショーじゃない！！」
カーブー「慌てるな！二人とも！！
みっともないぞ！！」
ザンコ「・・・・・（みっともない？）」
ＵＢＵ「ほほう・・カーブーめ
」カーブー「ＵＢＵさん！！
あんたはどうせ、渓流に現れるはずもない「アカムトルム」を呼び出して、俺が心底驚き、慌てふためく姿を見て、きゃっきゃっ
と笑い飛ばす魂胆だったのだろう！？」
ＵＢＵ「！！」
カーブー「だがどうだ・・？」
ＵＢＵ「むむむ！！」
カーブー「俺は驚いてないぞ！！」
ＵＢＵ「クマーーーーーーー
（なにぃー）」ニャーク「いいぞ！カーブー！！
そうだＵＢＵ！！この肝試しの目的は、入ってきたものを驚かせること！！
見ろ！このカーブーの自信に満ちた顔を！！」
キラリ～ん
ＵＢＵ「なんてこと！！
カーブーがまるで仏様の様に神々しく光ってる！！」
ザンコ「もう帰ろうかしら
」カーブー「我、その心は寛大に。大いなる災いも包み込むその器。宇宙の如し」
ＵＢＵ「はっ
そうか！カーブーは確かモガの村に行ってた頃、何度となく悟りを開いたと聞いたわ！！」（カーブー、セト神と化す～モガ神話列伝、カーブー、皇帝と化す～モガ神話列伝その二
カーブーと砂漠の化け物～モガ神話列伝その三、カーブー宇宙（そら）を翔る～モガ神話列伝その四とか参照。その後の「邪心編」も読んでね
）ニャーク「そうだ！カーブーにとってはこのくらいただの「催し物」！！
真夏の野外フェス同様、ただのイベントに過ぎんのだ！！」
ザンコ「アカム観覧ツアーってとこかしら。バカらしい
」カーブー「フォッフォッフォッフォッフォッフォ。不尾！！」
ぽわぁ～ん
（頭の上に「輪」みたいのが出てる）ＵＢＵ「くそぉ・・・
びっくりすると思ったのに！悔しいったらありゃしない！！」
ニャーク「さぁ、どうするＵＢＵ！？このまま俺たちをゴールさせるか！？」
ＵＢＵ「まだよ！！」
ニャーク「！？」
ＵＢＵ「そりゃ～
」ぷお～ん
ぷお～ん
ＵＢＵ「ちらっ」
カーブー「なんだ・・こっちを「チラ見」しながら笛を吹いてる」
ザンコ「笛も吹けるんだぞっていうアピールでしょう？しょうもないわね
」ニャーク「まさか・・！？」
カーブー「どうした？ニャーク」
ニャーク「ＵＢＵはあの笛でアカムをパワーアップさせようとしてるぞ！！」
カーブー「なっ
」ぷお～ん
ぷお～ん
ＵＢＵ「ちらっ」
カーブー「見ろ！！あの自信に満ちたりたあの顔！！」
ザンコ「よっぽど笛が吹けるのを自慢したいのね。程度の低い
」ＵＢＵ「にゃははははははは
どうだ！あたちの天使の歌声の様な笛の音色は！！
これでアッコちゃんの攻撃もはじかれなくなるわよぉ～
どうだ！！ちったぁ～驚いたか！！」
カーブー「いえ」
ＵＢＵ「クマーーーーー！！（なにぃー）」
カーブー「だって、その効果、ＵＢＵさんにしか効かないっすよ」
ＵＢＵ「クマーーーーーーン！！（ガーン）」
ザンコ「なんて浅ましい悪知恵・・行きましょう、ニャーク様」
ニャーク「そうだな」
テテテテテテテ・・・・
カーブー「さぁ、どうする！？」
ＵＢＵ「くそぉ・・これじゃまるでクマンサ・タバサね（意味不明）」
アッコ「あんなぁ～、ＵＢＵちゃ～ん」
ＵＢＵ「あ、アッコちゃん。ごめんね、放っておいて
」アッコ「ＵＢＵちゃんが渓流に来れば、えらいごっついイケメンがおるいうから来たんよ？それがなにぃ？あんなだっさい、変態男。うちの好みちゃうわ
」カーブー「ガーーーーーン
（よく分からないが、アカムトルムにださい呼ばわりされ、勝手にフラれた形になってる）」
ＵＢＵ「あっ！カーブー、今、驚いたな！？
」カーブー「え、いや・・違う！！今のは驚いてない！！
どちらかと言うとショックで」
アッコ「あんたなに？
もしかしたら、うちと付き合える思うてたん？キモ」
カーブー「ガガーーーーーーーーーン
（アカムにキモイ呼ばわり！！嘘でしょケンちゃん！！）」
ＵＢＵ「あっ！また驚いた！！」
アッコ「あんたみたいなん、ようおるわ。
とくにうちのいる、溶岩渓谷にめっちゃおるわ。
自信過剰な覇龍のオスとおんなじやわぁ～」
カーブー「ガンガンガンガガリーーーン
（よく生態の分からないアカムのオスと同じ扱い！！）」
ＵＢＵ「にゃはははははは
あたちの勝ちね、カーブー
」カーブー「ア、アカムに・・ばかにされた・・・」
アッコ「あほらし
ほな、うち、帰るでぇ～。またな、ＵＢＵちゃん」
ＵＢＵ「はいはぁ～い
また遊びに行くわねぇ～」
アッコ「ほなな」
モグモグモグモグモグ
しーーーーーーーーーん
ＵＢＵ「さて、あたちも帰ろう
屋台が閉まる前に「あれやこれや」を食べよう
」ぴゅううううううううううう
カーブー「・・・・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
カーブー「なんだったんだ・・・・この肝試し・・・・・
あっ・・」
カーブー「星が綺麗だなぁ・・・」
・・・・・・・・・・・
カーブー「俺も・・帰ろう・・・・」
母なる宇宙へ・・・・
「あたちのモンハン日記」～ユクモで納涼☆肝試し大会！の巻
～完
ＢＢＢ「まぁ、お互い主人には苦労するな」
ニャーク「それがオトモの使命だ」