$あたちのモンハン日記

ザーーーー・・・・・







$あたちのモンハン日記


アイオロス「まったく・・嫌な雨だね」


捜査官「はい・・これでは何の手掛かりも見つけられそうにありませんね」


アイオロス「困るよ。「人型」の君たちの方が手先は僕(モンスター)より器用だろ?
何でもいい。気になるものをしらみつぶしに探すんだ。風邪を引いても医療費は落ちるから安心するといいよ」


捜査官「はははは。分かりました。
おい!更に範囲を広げるんだ!手ぶらで帰ることは許さんぞ!」


アイオロス「助かるよ」






ザーーーーーー・・・・





捜査官「しかし妙ですな。今回の事件・・」


アイオロス「そうかい?」


捜査官「あの暗黒商会が商売道具である兵器をクライアントに渡す前に強奪されたんですよ?もちろん警備だって自警団である軍隊をつけていたはずですし」


アイオロス「それだけ腕っ節に自信がある者の犯行ってことじゃないのかい。
それと今日のこの雨も計算済みってところが僕には実に興味深い点さ」


捜査官「どちらも足をつかまれては困る立場・・と?」


アイオロス「そう。奪われた暗黒商会はもちろん、盗んだ夜盗もね・・。
輸送隊の兵士もおそらく兵器と一緒に連れて行かれたかな・・口封じのためにね。可哀想な話しさ」


捜査官「・・・・。
ところで警部。今回の強奪事件は誰のタレコミですか?
奴ら(暗黒商会)のこの輸送ルートは我々(ギルド特別捜査局)でも知らない道です」


アイオロス「情けない話しさ・・」


捜査官「?」




「警部!事故で倒れたと思われる木にこんなものが刺さっておりました!」




捜査官「見せろ!・・・なんだこれは・・ギルドカード?」


「裏面にメッセージらしきものが」


捜査官「なに・・・

「猛豚の傍らの軍師を追え」

だと・・?」



アイオロス「フフフ・・偶然だよ。警部補」


捜査官「?」


アイオロス「僕のデスクに置いてあったカードとマークが同じ・・はずさ」


捜査官「・・・クロス(十字架)?
ではこのギルドカードを置いていった者が警部にも・・」




ザーーーーー・・・・





アイオロス「今度は聖なる伝達者にでもなったつもりかな・・あのお嬢さん」














「あたちのモンハン日記」
~紫の暁編















$あたちのモンハン日記
ミッチ「いやっほぉ~!やっぱり都は華やかで楽しいっすねぇ!」



ワイワイ・・ガヤガヤ・・



サムソン「こりゃ!ミッチ!迷子になっても知らんぞ!」






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ゲルハルト「にゃいー(まぁそういうな。サムソン)」



サムソン「ったく。遊びで帰郷してきたのではないのだぞ!」


ミッチ「うっす。その件ですけどいい加減に教えて下さいっすむぅ
なんで「王国騎士団領」に帰ってきたのか」


ゲルハルト「ニャー(そうだな。それが気になって素直に帰郷を懐かしめん)」


サムソン「そうか。帰郷して懐かしいか、ゲルハルトよ」


ミッチ「その逆っすよむぅまだ猫語を理解してないんすか?
ブーブー、サムソンブー」テケテケテケテケ


サムソン「こりゃー!待たんかミッチ!!」


ゲルハルト「ニャーえー(やれやれ・・)」




ドン




ゲルハルト「にゃっと(おっと)」


「やい!てめぇどこ見てんだ!」


ゲルハルト「にゃに・・むかっ





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アクセル「ん?っておい!てめぇゲルハルトじゃねぇか!!」



ゲルハルト「にゃー(どこのデブ猫かと思えば・・お前か、アクセル)」


アクセル「ヘン!てめぇの口の悪さも相変わらずだな」


ゲルハルト「にゃんにゃ(フ・・お互い様だ)」



サムソン「おーい。ゲルよ、なにして・・・・アクセル!」


アクセル「・・サムソン・・・・!
そうか・・それで帰ってきやがったのか」


ゲルハルト「にゃー(どうやら今回の帰郷の理由に関係してそうだな)」


サムソン「・・・・」


ミッチ「みんなどうしたんすか?あれ?お知り合いっすか?ん?ん?」


サムソン「うむ・・。立ち話じゃなんだな。どこか・・」


アクセル「イオの家に来い。きっとイオもてめぇの顔見たら喜ぶ」ザッ



ミッチ「・・・・なんすかむぅあの態度悪いの?」



サムソン「親友の娘のオトモだ」









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アクセル「イオ~。帰ったぜ」ガチャ


ミッチ「ずいぶん歩かされたっすねふん都が遠くに見えるっす」


サムソン「・・・・(イオ・・)」




アクセル「あれぇ?いねぇなぁ・・ってまたあの野郎と狩りに出かけやがったのか!?」




ミッチ「なんかブツブツ言ってるっすねむぅ
それよりサムソン殿の親友の娘って一体・・」





ドスドスドスドスドスドスsss





サムソン「ほむ?」


ミッチ「いっびっくりドスファンゴ!!」




「どけどけぇ~あせる当たるといてぇ~ぞぉ~!!」


「きゃー!!あれ!?ひょっとしてサムソンのおじさま!?」





ドスドスドスドスドスドスsss




ミッチ「なんすかまろまゆドスファンゴの上に変なカップルが乗ってるっすよ!?
危ない!こっちに来るっすよぉあせる


アクセル「こらぁ!イオ!降りろぉ!!」


サムソン「ほむ・・!
あれが・・イオ=アルバ・・・・そうか・・・大きくなったものだ・・」


ミッチ「アルバ家~!?
ということはこの国を支えてる宰相様の一人娘が・・あの方!?」


ゲルハルト「にゃいー(ずいぶん立派に育ったもんだなふん)」





ドスドスドスドスドスドスsss



イオ「おじさまぁ~ぽけ~」ふりふり手


「なんだイオ!?お前の知り合いかぁ!?」


イオ「お父様の親友だった方よ、アイザック!」


アイザック「へぇ!旦那の親友かい!じゃあ俺もきちんと挨拶を・・あれ」



ぶひーーーーーDASH!



アイザック「こら!明子!言うことを聞け!」


イオ「ちょっとあせるぶつかるわよ!!」




アクセル「危ねぇあせる


ミッチ「ひええええええガクブル早くよけるっすよぉ!」




ぶひーーーーーーーDASH!


ドスドスドスドスドスドスsss



アイザック「すまねぇあせるどいてくんなぁ~!!」


イオ「ちょっとぉ!!家に激突しちゃうわよぉあせる




アクセル「おい!てめぇら・・・ん?」



ザッ



サムソン「ほむ。やってみるか」


ゲルハルト「にゃー(ほう・・)」





ドスドスドスドスドスドスsss




イオ「きゃーーーあせるおじさまぁ、おどきになってぇ~!!」


アイザック「どいてくんなぁ~あせる



ミッチ「サムソン殿ぉ!ぶつかるっす!!」




ぶひーーーーーーーーーDASH!




サムソン「ほむ!!」







ガシーーーーンびっくり






アクセル「嘘だろ!?両牙を掴んだ!!」



ズズズズズズズズズ煙




ミッチ「押されてるっす!!」




アイザック「おお!?なんだぁ!?遅くなったぞ!?」


イオ「おじさまぁ!!」




ぶひっぶひっDASH!


サムソン「よぉし、いい子だ。若いの!今だ」




アイザック「あ、はいあせる
コラ、明子!どうどう!!落ち着くんだ!」




ズズズズ・・・ズズ・・ズ・・・






ピタ







ミッチ「やったっす!さすがサムソン殿!!
わぁ~れらぁ~の、サ~ムソォ~ン音譜


ゲルハルト「にゃー・・(なんだ、その歌・・)」


アクセル「やれやれだぜふん




サムソン「ほむあせる少し力を使い過ぎたわい。腰が・・」



イオ「おじさまぁ~ラブラブお久しぶりですわぁ~!!」だきっはぁ


サムソン「いーーーーあせる




ゴキッびっくり




イオ「あ・・おじ・・さま・・?」


サムソン「・・・・・・・オバケ




ゲルハルト「にゃー(今の抱きつきで腰をやったなふん)」


アクセル「あ~あ~・・」


ミッチ「ブーむぅサムソン、ブーブーイング







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ミッチ「うはぁ~(´v`)美味しいお紅茶っすね。
フランソワ殿のお紅茶といい勝負っす」


アクセル「どうでぇ坊主、うちのイオの紅茶は美味いだろ。
しっかしおめぇも、元王国猫騎士団の一員だったとはな」


ゲルハルト「にゃー(ミッチはこれでもエリートなんだ。若くして隊に所属したんだ)」


アクセル「へぇ・・。それとおめぇ・・まだ人語を覚える気はねぇのかい」


ゲルハルト「・・・・」


アクセル「まぁおめぇの人生だ。好きにしな」




ガチャ




アクセル「おう、イオ。サムソンの容態はどうでぇ?」


イオ「うん。お眠りになられたわ」


ミッチ「いいんすよ、放っておけばイヒヒ・・・ふふふ」


アクセル「おめぇ・・ずいぶん複雑な愛情を主人に抱いてるな・・」


ゲルハルト「にゃにゃにゃ(イオ、アイザックという男はどこに行った?)」


イオ「アイザックならおじさまの腰痛に効く薬を街まで買いに行きましたわ。
自分のせいでおじさまが腰をお痛めになられたって」


アクセル「ったく・・。だいたいお前があんな無骨な男と遊び出かけてるからだぞDASH!


イオ「へへへへイシシごめん」


ミッチ「二人は恋人同志なんすか?」


イオ「え・・・」


アクセル「おい!坊主!デリカシーがねぇぞ!!」


ミッチ「あわわわわガクブルそんな、怒らないでくださいっすあせる
自分はお二人がお似合いのカップルに・・」


アクセル「黙れ!てめぇ!!」


イオ「やめて!アクセル!!」


アクセル「ふん!!」バッ


ミッチ「ふぅ~汗助かったっす・・」


ゲルハルト「にゃー(なんだ?訳ありか?)」


アクセル「もうこの話は止めだ!いいな!」


イオ「こら!アクセル!」


アクセル「ちっ・・・・外で薪割りでもしてくらぁ」




バタン煙




イオ「・・・・・・・」


ミッチ「イオ殿・・ごめんなさいっす。なんか自分が悪い質問してしまったせいで・・」


イオ「ううん。謝るのは私の方よ、ミッチ君。
うちのアクセルがごめんなさい」


ミッチ「いいえ。自分は平気っす。
でも、もし良かったらアクセル殿が怒られた理由を教えて頂ければ・・」


ゲルハルト「にゃー(恋愛は人それぞれだ。それ以上、首突っ込むな。ミッチ)」


イオ「そんなあせるお気遣いなく、ゲルハルト様」


ミッチ「あ、それとサムソン殿とゲルハルト先輩との関係も教えてくださるとうれしいっす」


ゲルハルト「にゃいー(お前ねぇ・・)」


イオ「いいじゃないですか、ゲルハルト様にこ
おじさまとゲルハルト様とは、私が小さい頃からの知り合いなの」


ミッチ「ほえーむぅ
そっか、イオ殿はアルバ家の御子息だとさっきサムソン殿が言ってました」


イオ「そう。私の父はキケロ・アルバ。知っての通りこの国の宰相よ」


ミッチ「サバスコン13世国王様と共に現在の仁政を築き上げたという素晴らしいお方っすね。自分も王国猫騎士団所属の頃にお顔は何度か拝見したことはあります。とても聡明なお方だという印象が深いっす。兵卒からも国民からも支持されてる素晴らしいお方っす!」


ゲルハルト「にゃんにゃい(国王とキケロ宰相、それとサムソン、そしてギルド帝国軍のラインハルト・クリスチャン・ローゼンクロイツ公はハンター時代の盟友なんだぞ)」


ミッチ「えーーーーーポポッ初耳っす!
サムソン殿以外の皆さんは一言の命令で国を動かせるほどの重鎮揃いじゃないっすか!!」


イオ「とても仲が良かったみたいよ。
ハンターだったのはサバスコン国王様の武者修行時代の話しみたいだけどね」


ゲルハルト「にゃんにゃ(国王が太子だった頃にハンターとして世界を武者修行したいと仰られたみたいでな。それでその護衛にその三人が選ばれたというわけさ)」


ミッチ「ラインハルト公が元王国騎士団所属でサムソン殿の部下だったという話は聞いたことありましたが・・凄いメンバーによくもサムソン殿が入ったもんですね」


イオ「あら、おじさまは国王様からも父からも信頼されていた忠臣だったのよ」


ミッチ「でもその割には女子好きな国王様の命で、サムソン殿は王国騎士団をクビにされたんすよね?」


イオ「それは口実なのよ。お堅い宮殿生活に飽き飽きしていたおじさまの心を察した国王様のお気遣いなのよ。父も国王様も、そしておじさまも誰も後悔していないわ」


ゲルハルト「にゃー(サムソンはだいぶショックだったみたいだがな)」


ミッチ「イオ殿は小さい頃から宮殿内で育ったのですか?」


イオ「そう。それでおじさまにはよく遊んで貰ったのにこ
剣術もおじさまに習ったのよ。他の様々なしつけや教養の教師達よりも、おじさまの教えて下さることの方がよほど生きていくのに役立ったわ。宮廷内の臣はなぜか私がおじさまになつくのを止めていたのを覚えてるけど」


ミッチ「宮廷内でのサムソン殿の慇懃無礼っぷりがよぉく分かるっす。
追い出されて当然の人ですしねむぅ


イオ「ふふふ。とっても素敵な方よ。あなたの選んだ主人は」


ミッチ「ブーむぅ


ゲルハルト「にゃん(それで?キケロ宰相はお元気か?)」


イオ「え・・・」


ミッチ「どうしたんすか?」




「キケロは亡くなったんだ」




ガチャ




イオ「おじさま・・」


サムソン「すまぬ、二人とも。帰郷の説明が遅くなったな。
それとイオ。遅くなってしもうた。すまん」


イオ「いいえ。こうしておじさまと会えただけでも、とても嬉しいですわ」


ミッチ「サムソン殿、本当なんすか!?
キケロ様ほどのお方がお亡くなりになれば世界中のニュースになるのでは!?」


ゲルハルト「にゃー(なるほど・・今はまだ宰相の死を伏せている・・っていう訳か。それでアクセルのやつ・・サムソンの顔を見た時のリアクションが分かったぜ)」


ミッチ「どういうことっすか?」


サムソン「国王様からユクモの私に遣いがあったのだ。「至急王国騎士団領に戻られよ」とな。さすがの私も理由を問い詰めたよ。わざわざ国王が私を呼び寄せるくらいの何かが起きたと察してな」


ミッチ「その訳が・・宰相様がお亡くなりになられたと・・」


ゲルハルト「にゃー(イオ・・辛かったな)」ポン


イオ「ありがとうゲルハルト様。私ならもう大丈夫。それよりも・・」


ゲルハルト「にゃいー(政治的な問題・・か)」


サムソン「キケロの死はこの国の命運を別けるほど重大な事だ」


ミッチ「だからって国民に伏せるのはよくないっすよ!」


ゲルハルト「にゃー(伏せなければならない理由が他にも・・?)」


イオ「ええ・・。国王様が・・・お倒れになられたの・・」


ミッチ「なっ!?」


ゲルハルト「にゃいにゃい(だいぶ繋がってきたぜ・・国王がサムソンを呼び寄せた理由がな。
で、イオ?国王様の容態はそんなに思わしくないのか?)」


イオ「うん・・。もって半年・・と」


サムソン「なんと・・・!
そこまでキケロの死を受け・・・・・おお国王よ!!」


ミッチ「宰相様がお亡くなりになられたのがショックで・・」


イオ「そうなの・・。そして国王様が余命わずかと診断され、もうひとつの問題が起きた・・」


ミッチ「なんすか!?」


サムソン「世継ぎ問題だよ」


ミッチ「な・・・」


イオ「国王様には故・正室の太子様がおられるの。当然、国王派はこの正当なる太子様を次期国王として掲げるつもり・・けど」


ゲルハルト「にゃいー(そうか・・確か国王には公妾(こうしょう)もいたな)」


ミッチ「公妾って・・国王の愛人っすよね?国で認められた正式な・・」


サムソン「コラ、ミッチ!言葉をわきまえんか!」


ミッチ「で、でも正当なる太子様がおられるのなら問題は何もないんじゃないすか?」


イオ「王妃様は既にお亡くなりになられてるのは知ってるでしょ?」


ミッチ「はい。自分が王国猫騎士団に所属した時には既におられませんでした」


サムソン「対して公妾であるディマリー夫人は今も宮廷内で亡き王妃に代わり、社交界へ出席したり重要な廷臣として政務にも携わっておられるのだ」


ゲルハルト「にゃんにゃ・・(公妾派がいる・・って訳だな)」


イオ「そう・・。ディマリー婦人はご自分と国王様の間に生まれた子を太子に仕立てあげようと画策してる・・その噂は王妃様が亡くなられた時から宮廷内でされるようになったの・・」


ゲルハルト「にゃー(世継ぎ争いが今回の事例により、加速して浮き彫りになったのか。くだらねぇ)」


ミッチ「ほんとっすよ!じゃあ、キケロ宰相様の死や国王様の容態を内密にさせたのもそのディマリー夫人を筆頭とする公妾派の圧力ってことすか!?」


サムソン「一概には言い切れんがな。王妃派もキケロがいなくなった今、公妾派を抑えられんのは事実だ。その両派の沈黙した争いは全てキケロがいたことによって均衡が保たれていた。だがキケロの死によりその均衡は崩れる・・。更には国王様の容態も危うい・・。この状態でキケロの死と国王の容態を公表してみろ。王国騎士団領は内から崩壊するぞ」


ミッチ「と仰ると・・!?」


ゲルハルト「にゃー(このドタバタに生じてクーデターはもちろん、領土欲しさに外から攻めてくる連中もいる)」


ミッチ「暗黒商会っすか!?」


ゲルハルト「にゃー(あくまでも推測される「最悪のケース」だ)」


イオ「この「お家騒動」最中に攻撃されたら・・」


ミッチ「そんな・・・この国の・・この国の仁政はそんなにもろいものなんすか!?
サムソン殿!!」


サムソン「安心しろ、ミッチ。
お前の様に国のために涙を流す者が増えぬよう、我々が尽力するのだ」


ミッチ「サムソン殿・・・」


ゲルハルト「にゃんにゃ(じゃあ一刻も早く国王様の所に行った方がいいんじゃねぇのか?)」


ミッチ「そうっすよ!早速、宮廷に行きましょう!」


イオ「待って」


ミッチ「イオ殿?」


イオ「おじさまはまず私に現状を聞きたかった・・そうでしょ?」


サムソン「うむ」


ゲルハルト「にゃいー(まぁ、そうなるか)」


ミッチ「どういうことっすか?」


サムソン「イオはな、親愛なるキケロの娘であり・・」


ミッチ「であり・・?」


イオ「私は太子様の婚約者なのよ」


ミッチ「えーーーーーー!!」


イオ「そして・・これはおじさまも知らないこと」


サムソン「ほむ?」





「よぉし、明子!止まれ!
さぁ、サムソン殿の薬を早く渡そう!!」





サムソン「ん?アイザックの奴が帰ってきたか?」




ガチャsss




アイザック「お待たせ!サムソン殿!!」





イオ「そして彼が・・・公妾、ディマリー夫人の愛するひとり息子・・」




アイザック「さぁ!お薬の時間ですよぉ~なんてなっイシシイッヒッヒッヒッヒ!!」




イオ「アイザック・オーギュスト侯なのよ」




ミッチ・サムソン・ゲルハルト
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーガクブル冷ガクブル








アイザック「なんだぁ~?人の顔見て青ざめやがって照れる



To Be Continued






$あたちのモンハン日記