ドガアアアアアアアアアアン
ドオオオオオオオオオオン
カーブー「うおおおおおおおおお！！」
バタン
張虎「何の衝撃だ！？兄者！！」
カーブー「くっ・・・・・・」
パラパラ・・・・シュウウウウウ・・・・
カーブー「ゴホッゴホッ・・」
張虎「・・・・なんだ・・これは・・」
カーブー「・・・・・
」・・・・・・・・・・・・・・
張虎「マジかよ・・・・敵は何をしやがったんだ・・！」
カーブー「正門が・・・・・消し飛んでいる・・！」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
操縦士「艦長。重力波砲、見事、城の正門にヒット。
正門は跡形もなく消えました」
艦長「上出来だ。これでエブラ隊長率いる工作部隊の投下も楽になるであろう。
して、第二波射出までの時間は？」
操縦士「チャージ時間、およそ１０分です」
艦長「上出来だ。城中枢に到着したら待機。工作部隊を投下する！」
モクモクモクモク・・・・
カーブー「ゴホッゴホッ・・・・
上からだ・・・ヤマツカミが何かを発砲したんだ！！」
張虎「マジかよ！？攻撃してきやがったのか！」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
カーブー「城の中央に向かってるんだ・・・！
そうだ！伯爵を呼びに行かないと！！」
張虎「急げカーブー！さっきの話が本当なら「あの中」には兵士が乗ってるんだろ！？
早く伯爵と一緒に庭園で伏兵の準備だ！！」
ミッチ「正門がぁぁぁぁ！！」
鉄平「落ち着け！ミッチ！！」
ミッチ「ボクの・・ボクの誇りだった正門がなくなってるんす！！総帥！！」
鉄平「ミッチ！！」
ミッチ「正門にはまだ仲間や宰相様がいるはずっす！！」
鉄平「いいか！！よく聞け！！見張りのミッチ！！」
ミッチ「！！」
鉄平「本当の大惨事はまだこれから起きる・・！
それを未然に防ぐ！いいな、ミッチ！！」
ミッチ「・・・・・はいっす！！」
鉄平「よし！隊を率いて庭園に急ぐぞ！！」
ミッチ「みんな！慌てず総帥に着いて行くっす！！」
鉄平「・・・・・・（ロベスニャエール・・・貴君の事だ。無事であると信じているぞ！）」
～城・中央部、庭園
トンコ「にゃにを出したんニャ・・・・？あの化け物は・・・」
キザ夫「分からない・・・・正門の辺りで止まったかと思いきや、
一瞬、ピカっと光って何か雷のようなものを落とした・・・・」
ニャーク「分かっているのは正門が「やられた」ということ。
見ろ・・・正門の方から凄まじい煙が立ち上っている・・・・！」
一也「浮岳龍がこっちに向かってくるニャ！！」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
「きゃあああああああ！！」「落ち着け！正門方面に医療班を急がせるんだ！！」
ザワザワザワザワザワ・・・・・
キザ夫「・・・・まるで・・地獄絵だ」
ギュウ
キザ夫「・・・・？」
トンコ「キザ夫・・・恐いニャ・・・あたちは恐いニャ・・・・・」
キザ夫「トンコ・・・・」
トンコ「これからどうなるニャ・・・ＵＢＵにゃんは・・・
ＵＢＵにゃんは何をちてるニャ！！」
キザ夫「大丈夫だ・・トンコ・・・・・必ずＵＢＵは来る！」
ギュッ
サンダーソニック「よし。もう大丈夫だ。執事よ、礼を言うぞ」
アルフレッド「いえいえ。私に出来るのはこのくらいの事しかありませんので」
サンダーソニック「いや。決して闘うことだけが立派なことではない」
アルフレッド「心にとめておきます。そのお言葉」
サンダーソニック「希少種の戯言さ」
バッ
アルテミス「どうするんだい？もう一度、フレアを見舞いに行くかい？」
サンダーソニック「川村朝ジェットドラゴン部隊の意地を見せてやるか」
アルテミス「いいねぇ、それ。派手に行こうじゃないか！！」
ニャーク「一也、サンダーソニックがもう一度、飛ぶみたいだぞ」
一也「俺たちも乗るニャ！！」
アラン「ちょい待ち！ちょい待ちぃ！！」テテテテテテ
一也「おう、アラン！それにみんな無事だったニャ」
ボニー「みんな！宰相様からの新しい作戦よ！！」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・
工作隊「隊長、城中心部に到達です」
エブラ「よし！ハッチオープン！！」
ウィィィィィィィィィィィン
エブラ「演習通りにパラシュートで落下！
城に着地したら目に見える全ての敵を殲滅！！レディ・・・・ＧＯ！！」
バッ
ヒュオオオオオオオオオオオ
エブラ「・・・・（下は庭園か・・・・敵は先程の重力波砲で混乱してるはず。
城内に潜入すれば混戦と白兵戦のプロ集団である我らが負けるわけがない）」
ヒュオオオオオオオオオオオ
エブラ「・・・・・（よし。もうすぐ到達だ。仲間にパラシュート展開の合図をおくるか）」
ズチューーーーーーーーーーン
エブラ「！？」
工作隊「ぐはっ
・・・・！！」エブラ「！！」
ズチューーーーーーーーーーン
ズチューーーーーーーーーーーン
工作隊「むはっ・・・
」工作隊「ぐわああああ
」エブラ「・・・（バカな！この速度での落下を仕留められる射撃隊がいるというのか！？）」
ヒュオオオオオオオオオオオオオオ
アラン「おめぇ達の言うとおりになったな！！」スチャッ
純平「少しでも落下兵を仕留めましょう！！」ズチューーーーーーン
アラン「よっしゃあああああ！！野郎ども！！」
「ボロボロ落ちてくるヤマツカミのフンを
根こそぎ掃除してやろうぜ！！」
