~ニャスティーユ・ユクモ薔薇十字拠点
$あたちのモンハン日記



パチパチパチパチ・・暖炉


ゲルハルト「スヤスヤスヤスヤ・・・」




$あたちのモンハン日記
麻生「よし・・これでひとまずは安心だ」



七大怪魔シャイターンに呪いの炎を
浴びせられたゲルハルト・・・
果たして呪いを解く方法はあるのか・・!?
「あたちのモンハン日記」~フニャンコ革命編・最終章
今週もニャンコの歴史を君と共に刻む☆





一也「ふうう~汗ゲルハルトの高熱もおさまったにゃ」


麻生「UBU、たまごはもう置いていいぞ」




$あたちのモンハン日記
UBU「はい博士」



麻生「二人ともよく手伝ってくれたな」


一也「何を言うにゃ。博士の的確な指示に従っただけにゃ」


UBU「そうだよ。博士が来てくれなかったらゲルちゃんだってどうなっていたか・・」


麻生「フフ・・研究所にお前の使いのドスファンゴが突っ込んできた時には少々あせったがな」


UBU「ヘヘヘ&ごめんなさい。
緊急時だったからジョーさんの足の速さならと思って送ったの。
でもそのおかげでこうして麻生博士と雨音ちゃんを乗せて連れて来てくれた」




「博士、安定剤を調合しました」


$あたちのモンハン日記


麻生「ふむ。雨音、それを凍結袋に入れ、うんと冷やしておくんだ」


雨音「はい。博士」


テテテテテテテテテテテ・・・



UBU「ふえーえ゛!雨音ちゃんはよく働くねぇ~」


一也「さすがは麻生博士の助手だけあるにゃ」


麻生「ふう。安定剤も出来たことだしこれで少しは時間は稼げる。
だがUBU。今の治療は体内の熱を一時的に下げただけだ。
呪いを完全に解かなければゲルハルトは一生、意識回復はおろか
煉獄の業火の苦しみを味あわなければならない」


UBU「うん・・でもどうやって解けばいいのやら・・」


一也「呪いの張本人である七大怪魔をやっつけるしかにゃいにゃ!!」


麻生「なんと!!七大怪魔だと!?」


UBU「うん・・。あたちは直接は戦ってないから分からないんだけどゲルちゃんにこの呪いをかけただけじゃなく、大事なあたち達の仲間もさらっていってしまったの・・」



麻生「・・・・いいか、UBU。よく聞きなさい」



UBU「・・・?」


麻生「すぐに薔薇十字の解散を公表し、この革命から手をひくんだ」


一也「にゃにぃ~サーーッッ・・・


UBU「・・・・」



麻生「いくらお前たちでも相手が悪すぎる。七大怪魔・・奴らはただのモンスターではないという」


UBU「というと?」


麻生「奴らは冥界のモンスターだという噂だ。つまり死者なんだよ」


UBU「ひいいいいいいえっオバケ嫌い!!」


麻生「正確には幽体ではない。「新たな命を授けられたモンスター」という表現がふさわしいだろう」


一也「??どういうことにゃ??」


麻生「うむ。私が怪物などの研究じゃなく心霊現象や超常現象も研究しているのは知っているな?」


UBU「は、は、は、はいえっ」ガクガクガク・・・


麻生「死んだモンスターの魂がどこへいくのか研究していた頃もあってな。
最初は私も興味本位で調べておったのだが調査が進むにつれとんでもない世界が存在することが分かったのだ」


一也「それが冥界?だったにゃ?」


麻生「そうだ」


UBU「ブルブルブルブルえっ」カチカチカチカチ


麻生「冥界とは何か分かるか?」


一也「みゅうう・・地獄とは違うにゃ?」


UBU「うううううう・・ニャンテ、ニャンコ神曲・・ブルブルブルブルえっ


麻生「そうだ。大陸で有名な哲学者、ニャンテ・ニャンギエーリの叙事詩「ニャンコ神曲」で書かれた地獄の世界だ」


一也「そんなところから怪物が来たっていうのかにゃ!?」


麻生「七大怪魔・・それは生前に散々地上で悪行を犯したモンスターだという。
奴らは死んでも尚、新たな命を与えられ「冥界の死者」として現世との間を行き来している」


一也「何の為ににゃ?大人しく冥界に入ればいいにゃ」


UBU「うううううう・・・・暗黒商会・・・目的・・」


麻生「うむ。七大怪魔が創立したという暗黒商会の真の目的がそこにあるやもしれん」


一也「じゃあ、七大怪魔に命を与えたのは誰にゃ?そいつが真のボスかにゃ?」


麻生「・・・これはあくまでも仮説に過ぎないが・・無数の書に共通している地獄の神、それは」



UBU「冥王ハーデスえっ



麻生「そういうことだ。あくまでも書物の中の話だがな・・。
だが七大怪魔の噂、それに冥界が存在するのならば伝説は真実へと変わる」


一也「にゃんだかとんでもない話になってきたにゃ・・」


麻生「そうだ。今まで歴史の闇に隠れ数々の事件・事故・戦争を裏で支配し暗躍してきた暗黒商会が軍を率いてこの革命を「きっかけ」に世界中を支配しようとしているのかもしれん」


一也「にゃ、にゃんだとぉ~!!ガクブル


麻生「いいか一也。お前がいた聖猫騎士団の正当なる主張の革命は今、悪用されようとしているのだ」


一也「にゃ・・にゃにぃ~・・!!
だとしたら・・だとしたらこの戦いで死んでいった仲間はおろか、鉄平たちはにゃんの為に・・!」


麻生「一也。そういった戦争を機にビジネスをし、自軍の野望を叶えるべくこの革命に釣られた輩の悪行を世界に露呈させ、それを滅ぼす為にこのユクモ薔薇十字は結成されたのだぞ」


一也「・・・・・!!!!」


麻生「そうだな。UBUよ」


UBU「ガクガクガクガクえっこくんこくん」


一也「UBUにゃん・・」


麻生「それとお前たちがいざとなった時に助ける為にもな」


一也「う、う、う・・UBUにゃん・・えぐえぐ。。。」えぐっえぐっ汗


UBU「あ、あ、あたちは、お、お、お前たちの、あ、あ、主なんだなぁえっ


一也「UBUにゃん、ごめんにゃー!!」抱きっはぁ


麻生「・・・(怖がっているせいか、口調が裸の大将みたいになってたが・・感動的な場面だ)」





「うううううう・・・・いい話にゃ・・」




麻生「・・?誰だ。入りなさい」



「あい」ガチャリ
$あたちのモンハン日記
トンコ「UBUにゃん、一也・・よかったにゃー。うううう・・うっ・・
しゃあ、一也。交代の時間にゃ・・うううう・・・」


一也「うううう・・トンコ・・ありがとうにゃー」しくしく



麻生「うんうん」



UBU「博士・・」


麻生「なんだ?」



UBU「ゲルちゃんを助ける方法はあるの?」



麻生「あるにはある」



UBU「教えて」



麻生「・・・・教えたら、お前はそれを実行する」



UBU「うんプン



麻生「死ぬやもしれんぞ」



UBU「うんプン



麻生「今度の相手は今までの相手とは比にならんぞ」



UBU「仲間を見捨てて逃げるくらいなら死んだ方がましだいプン


一也「そうにゃ!!ニャンガス城にいる鉄平や仲間を見殺しには出来ないにゃ!!」


トンコ「猫牢関に人質にされてる仲間も助けるにゃ!!」



麻生「・・・・・いいだろう。教えてやろう」



UBU「うん」



麻生「ゲルハルトにかけられた呪いを解く鍵は一つ。
その呪いをかけたシャイターンの火竜の紅玉を奪うことだ!」



UBU「火竜の紅玉・・捕獲用麻酔玉


一也「普通の紅玉じゃ駄目にゃ?」



麻生「それは普通の紅玉とは違う。七大怪魔の力の源とも言われるものだ」



トンコ「しょれをどうやって奪うにゃ?」



麻生「それは分からん。だが紅玉の秘められた力さえあれば必ず呪いは解けるはず!」



UBU「フフフフ・・いいじゃない。罠にのってあげるわ」


一也「UBUにゃん?」



UBU「シャイターンってやつがサムソンに言った言葉が本当なら
あたちたち薔薇十字軍を猫牢関に誘って滅ぼすつもりなんだ。

だったら返り討ちにしてやるまで!!




トンコ「みゅううう!!UBUにゃん、いよいよ全軍で突撃かにゃ!?」


一也「くうううう!!燃えるにゃ!!」



UBU「それはしない」ケロッむぅ



一也「にゃに・・?」


トンコ「にゃんだ!やっぱち恐いんだにゃ!!??」



ガバッsss



トンコ「!!!!」

$あたちのモンハン日記
UBU「行くのはあたち一人で十分ってことよ!!


一也「にゃんだとぉ!?」


麻生「・・・だからたまごはもう置いていいぞ」





ついに七大怪魔率いる暗黒団と全面対決!?
だけど今回の相手は凄そうだぞ!!
一人で行くって・・・・
大好きなたまご持って大丈夫?姫姉さま・・
~ニャンコの歴史がまた1ページ・・・☆



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