「ぜやああああああああ!!」
「にゃいにゃいにゃい!!」
キーーーーーーーーン
猫兵「つ・・つよ・・いにゃ・・」
バタン
鮫島「安心するッス!峰打ちッスから!!」
ついに両軍が激突!!
勝利の女神はどちらに微笑むのか!?
「あたちのモンハン日記」フニャンコ革命編
ズシャアアバアアアンドドドドドド
コール「GOGOGOGO!!」ダッダッダッダッダ
ズババババババババ
猫兵「わんにゃああああん」
猫兵「にゃにゃにゃー」
コール「進めぇ!!(鮫島の突撃で完全に混戦になった・・敵味方入り交じりになればやつらの兵器部隊を抑えられる・・だがなんだ・・この胸騒ぎは!!)」
~猫牢関・暗黒団指令本部
伝令「隊長!鮫島はじめ迎撃に出た部隊が敵陣営に突撃成功!敵もまたこれに討って出てまいりました!」
サヒン「そうか!よし、混戦になれば我が軍の有利だ!大砲隊の準備はできたか!?」
兵「ハッ!いつでも発砲可能です!」
サヒン「我が軍が不利になり鮫島らが退却を開始したら大砲で援護しろ!」
「足りんな」
サヒン「!!」
「ハ、ハンス様!!」
ハンス「どうした?何をそんなに驚いている」
サヒン「い、いえ!ただハンス様はニャンガス城攻略に向け進軍中と聞いておりましたので・・」
ハンス「そうさ。その偽報という餌に釣られた魚がこうして攻めてきおった」
サヒン「しかし、討伐隊本軍は確かにここから出撃したはず!」
ハンス「それは表面上の総司令官様が率いる軍勢だ」
サヒン「なるほど!アーモンドラッシュが率いて行ったのでありますな」
ハンス「そうだ。敵はまさか現場の指揮を私がとっているとは夢にも思っていないはず。だからこそ、この戦いで長いこと遊軍としてハチのようにちょろちょろと飛び回る疾風隊とやらを叩く絶好の機会と見たのだ」
サヒン「さすがですな!」
ハンス「ではその勝利への策を貴様に与えよう」
サヒン「ハッ!」
ハンス「我が軍に必要なものは完全なる勝利という事実。味方かまわず大砲を発砲せよ」
サヒン「な、なんですと!?」
ハンス「敵味方交戦中の混戦であれば今こそがチャンスだ」
サヒン「た、確かに敵は味方がいる中で大砲を撃ってくるとは思いもよらないはず・・ですが!!」
ハンス「つまらぬ忠や義など業火で燃やし尽せ」
サヒン「・・・・!」
ハンス「聞こえなかったのかぁ!!
全てを根絶やしにしろぉぉぉぉ!!!!」
~聖猫騎士団・後方フランソワ部隊
バババババババ・・
一也「にゃんだぁ!?最前戦は混戦だニャ!!」
フランソワ「困りました・・これでは後方からの射撃の援護ができませんわ」
一也「おかしいにゃ・・マクシがこの大一番でこんなに派手な交戦を受け入れるにゃんて・・」
フランソワ「・・・何かに引き寄せられた・・・とでも?」
一也「きっとそうにゃ。あの冷徹なマクシミリア伯を「戦で熱くさせた」何かがあるに違いないにゃ」
伝令「局長!!」ダッ
フランソワ「どうしました」
伝令「後方に敵砂塵発見!!おそらくはジャック・ルーの軍です!!」
フランソワ「!!」
一也「にゃにいいいいいい!!!」
フランソワ「我が軍を裏切っただけでは気がすまず、こともあろうか暗黒商会と同盟を結び我らを襲おうというのですか!!あの恥知らずの軍隊め!!」
伝令「今はニャ太郎様率いる隠密隊が足止めをなさってくれてます!!」
一也「ジャックは危険な男にゃ・・・忍びの猫として優れているニャ太郎でも危ないにゃ」
フランソワ「??」
一也「ニャ太郎は忍び猫でも清く真っ直ぐな男にゃ。対するジャックは貪欲の塊・・フランソワ!ニャ太郎を援護に行くにゃ!!」
フランソワ「わかりました。前線はマクシミリアを信じましょう!」
ズバッ
猫兵「わ・・にゃ・・あ・・・」ずでん
「敵総大将は何処!!」
ザッ・・・・
マクシミリア「私がこの軍の司令官だ」
鮫島「いざ勝負!!」
マクシミリア「くだらんな・・一騎打ちの申し出か?」
鮫島「如何にも!!」
マクシミリア「つくづくこの戦に嫌気がさしてきた。この前の暗殺猫といい貴様といい・・。愚直なまでの無謀。それでは戦には到底勝てんぞ」
鮫島「ウッス!このやり方しか知らぬだけ!」
マクシミリア「フッ・・・愚かな。最も、勇猛な将兵とはそういうものか。
よかろう!このマクシミリアが受けて立つ!!」
戦でしか伝わらぬ激情がある!
鮫島の熱い闘志がマクシミリアの氷の気概を溶かした!!
さぁ激闘はまだまだこれからだ!!
~君はこの革命から生きて帰れるか
ニャンコの歴史がまた1ページ・・☆