ないないないないないないないないない
ぱあああああああああああ
でた！う～・・
ワオ！！ワンワン！！
わん！！！！
エリーゼ「
（こ、これがユクモ薔薇十字の・・）」サムソン「
」ゲルハルト「にいい
（相変わらずでなによりだ）」劉珍「ひええええええええ
」出た！ワオ！
サムソン一行の命を握るこの人・・
大丈夫なの・・？
ＢＢＢ「コラ。真面目にやってやれ」
ＵＢＵ「にゃはははははは
おかちい！おかちくて、死ぬ」エリーゼ「・・・・総司令・・？あれが・・薔薇十字の・・丞相・・」
サムソン「うむ。あれがＵＢＵだ」
ＵＢＵ「なはははははは
ひぃ～おかちい！！こんな緊迫してるのにあたちったら・・ぷぷぷ・・
」ＢＢＢ「・・・これじゃ、カーブーの野郎も報われないぜ」
ＵＢＵ「ハッ
」ＢＢＢ「ああ・・こんな丞相じゃ・・この戦争・・負けんだろうなぁ・・」
ＵＢＵ「カーブーは死んでなんかいないやい
！！てめぇこっちこいＢＢＢ！！」ＢＢＢ「上等だ！へんな格好しやがって
！！」ぽかぽかぽかぽかぽか
サムソン「・・・・」
エリーゼ「・・・ああ
（いきなり仲間・・割れ？）」」劉珍「ひいいいいいいい
」アモン「丞相。裁可を」
ＵＢＵ「ひい
ひい・・・わかりました・・その者たちの処遇ですね」ＢＢＢ「さっさとやれ
」ぽかＵＢＵ「ぎいいいいいい
だれぞ！あたちのアルレボをお持ちなさい！このこ汚い猫をぶった切ってやる！！」サムソン「ゴホン
」エリーゼ「・・？」
サムソン「率直にこちらの用件を伝えよう！
我ら元討伐軍兵士４名を薔薇十字に加えて頂きたい！！」
ＢＢＢ「ふん
」バラン「ほう・・」
グレンジャガー「ぬかせぇ！！ふざけたことをこれ以上を言うならば殺すぞ！！」
劉珍「ひええええええええええ
」サムソン「いかにも我らは元川村朝のそなたらと戦いあった身。
だが！カーブーの死に憤りを感じているのは貴様らだけではないぞ！！」
エリーゼ「司令官・・・」
グレンジャガー「ほざいたな・・俺の目の前で・・！討伐軍の総司令だったてめぇが軽々しくカーブーの死を語った上、更にその重すぎる死を悔やんでいるとでも言いてぇのか？姫姉！！俺はコイツを殺すことにした！！止めるんじゃねぇぞ！！」
ＵＢＵ「あたちはかまわないよ
」サムソン「・・・・・」
劉珍「ほげええええええええええええええ
」ＢＢＢ「いいのか？ＵＢＵ」
ＵＢＵ「だって総司令殿はお国を代表して革命を少しでも早く終わらせるべく戦ったんだ。それは川村朝も同じでしょ？戦争なんて犠牲が出るのを分かってやってるんだ。そうだろグレン？」
グレンジャガー「主義主張を今、問うてるんじゃねぇぜ！！
こいつはカーブーや死んでいった仲間の仇！！だから殺す！！それだけだ！！」
ＵＢＵ「ふうん・・それで？元総司令官殿は黙って犬死する？大切な部下もご一緒に
」エリーゼ「総司令・・」
サムソン「最初は・・・最初はな川村朝の連中が私の死を望めばそれを受け入れる覚悟で来たつもりであった」
グレンジャガー「ならば首を差し出せ！！」
サムソン「黙らんかヒヨッコめがぁ！！」
グレンジャガー「！！」
バラン「ほう」
サムソン「ここにきて気が変わったぞ！！
私はまだ生きる！！生きてこの乱を終わらせる！！
それがカーブーへ私が出来る唯一の手向け！！それでも私を殺したくばこの屍を乗り越えてから戦場にいけ！！」
グレンジャガー「よく言ったぜ！！安心しろ！
一瞬であの世に送ってやるよ！！」
エリーゼ「司令官！！」
ゲルハルト「にゃあ
（手出し無用。ここからはハンター対モンスターの一騎打ちだ）」エリーゼ「そんな・・」
グレンジャガー「さぁ来い！この漆黒の爪ですべての業を滅してやろう！！」
サムソン「ぬかせ小僧がぁ！歴戦のハンターをなめるなよ！」
ＵＢＵ「決めた」
ＢＢＢ「ああ？」
バラン「・・・なにをだ？お嬢さん」
ＵＢＵ「二人とも死罪」
ＢＢＢ「ああ！？」
アモン「・・・・」
グレンジャガー「死罪？・・ん？・・・なにぃ
」サムソン「・・・・
」エリーゼ「お言葉ですが！丞祖閣下！なぜに死罪かお教えください！！」
ＵＢＵ「グレンとサムソンは３つの大罪をあたちの目の前で犯した」
エリーゼ「それは！？」
ＵＢＵ「ここは貴方たちの処遇を決める場。その討論中に暴ですべてを片付けようとした罪がひとつ。そしてカーブーが決してこの者たちの一騎打ちなぞ望んでいないという事実からそれもまた有罪。またそのカーブーの死を惜しんでいるのが、さも自分だけであるとした傲慢罪がひとつ」
グレンジャガー「・・・・なっ・・！」
サムソン「ふう
」ＵＢＵ「だれぞ。アルレボを持ちなさい」
エリーゼ「お待ちください！丞相！！」
劉珍「・・ひ・・・ひぃ・・・・・
」まさひこ「ＵＢＵ・・ホラ」カチャリ
ＵＢＵ「ありがとう、まさくん」
ＢＢＢ「・・・・・・」
バラン「・・・・・」
ＵＢＵ「仮にもこの神聖なユクモ薔薇十字軍の陣内で愚かな罪を丞相であるあたちの目の前で犯した罪は大きいですよ」
グレンジャガー「ひ、姫姉！！」
サムソン「
」ブン
エリーゼ「お願いです！丞相！司令官の替わりに私の首を差し出します！
どうか！どうかそれでお許しを！！」
サムソン「中尉・・！」
ＵＢＵ「いい部下を持ちましたね。サムソン君」
サムソン「・・・まぁな（なぜ君をつけた・・）」
ＵＢＵ「いいでしょう。貴方たち二人の罪を帳消しにできる命を与えましょう」
グレンジャガー「ホッ
・・・で、なんだ？」ＵＢＵ「猫牢関より南東に位置する集落にて「ジャック・ルー」と呼ばれる強欲に満ちた猫将率いる軍勢が村人を困らせていると聞きました。貴方たち二人で協力してこのジャック隊を蹴散らして参りなさい」
グレンジャガー「ああああ！？コイツと！！？？」
サムソン「ほむ！！・・してやられたわい
」バラン「ガッハッハッハッハッハ！！良かったじゃねぇか！！
グレンも旦那もな！仲良くするんだぜ！？」
ＢＢＢ「ププププ・・
」アモン「フッ・・」
まさひこ「スバラシイ サイカヲ クダシタナ」
エリーゼ「じょ、丞相！その任務は私たちもご一緒しても！？」
ＵＢＵ「当たり前でしょ？あなた方はサムソン君のお友達なんだから
ある意味、同罪。だから早くその集落を助けて罪を晴らしてきてちょうだいな」
エリーゼ「・・・・・はい！！」
ゲルハルト「にゃああ
（なんか騙された気がするが・・・いいだろう）」劉珍「た、た、たすかった・・
」へたぁ～ＵＢＵ「さぁ！清廉なユクモ薔薇十字軍の旗を掲げ、無駄な死人が出る前に出撃するのです！！いざ往かん！！乱の終結へ！！」
