「討伐軍！散っていった仲間の代償は高いぞ！！」
戦場に乱という華を咲かせて漢・カーブーその武を奮う！！
「あたちのモンハン日記」フニャンコ革命編
今週も戦火の嵐は止まらない・・！
「アルフォート隊長！敵軍壊滅致しました！！」
アルフォート「少々手こずったか・・全く・・ユクモ薔薇十字の奇襲を逃げ切ったと思ったら今度は川村朝の迎撃命令・・。サムソン司令官は私を殺したいようだな」
フェットチーネ「いいじゃんないの隊長？この勝利でうちらの昇級は間違いないわけだし？これで晴れてふざけたマネしやがったユクモ薔薇十字にこの前の借りを返せるじゃないか」
アルフォート「ふん
一騎打ちで見事麻酔弾を撃たれ気絶したのは誰だったかな？」フェットチーネ「う、うるさいよ！今度こそはあの女を討ち取ってやる！」
「伝令です！川村朝棟梁とおぼしき男が単騎で突撃中！！」
アルフォート「なんだと・・？たった一人で我らに抗おうというか」
フェットチーネ「で？突撃中ってどういうことだい？」
「ハッ！最前線の我が兵器部隊を突っ切りここ本陣を目指しているとのこと！！」
アルフォート「なんだと！？たった一人に何をしておるのだ！！」
「なんでもサメの形をした槍で突進し、その速度は凄まじい速さの様です！」
フェットチーネ「やるじゃないか、その男・・。
隊長！あたしたちも見に行こうじゃないか！武神ってやつをさ！」
張虎「おらぁ！死にたくなきゃどきやがれぇ！！」
兵「う、う、うわあああああああ！さ、さ、鮫だぁぁ！！」
張虎「シャアアアアアアア
」兵「ぎゃあああああ！腕がぁぁぁ！！」
カーブー「張虎！見てみろ！雨が止み、月が顔を出した」
グシャアアアアアア
張虎「ああ！？ずいぶん余裕じゃねぇか兄者！！月だってぇ！？俺は返り血で何も見えねぇぜ！！」
カーブー「つき合わせて悪かったな張虎」
張虎「なに言ってやがるんでぇ！俺は兄者と義兄弟の契りを交わした時からすでに死は覚悟してたぜ！それは歴代のシャークも同じ想いだったはずだぁ！」
兵「死ねぇ！！」バッ
カーブー「戦は好きか！？張虎！！」ズン
ズシャアアアアアアアア
兵「うわああああああ！！」
張虎「当りめぇよ！兄者とこうして暴れてる時が一番の至福の時間だ！！」
カーブー「俺は戦は嫌いだ」ダッ
張虎「よくこの状況でそのセリフが出るなぁ！？見てみろ！兄者を殺して手柄を取ろうと殺気だった兵卒がウジャウジャ顔を出してきやがるぜ！！」
兵「せりゃああああ！！」
シャアアアアアアア
兵「ぎゃあああああああ！」
カーブー「俺の首にそれ程の価値があるとは思えないがな」
張虎「オイオイ！しっかりしてくれよぉ！っと・・どけぇ！！」
グシャアアアアアアア
カーブー「なぁ張虎、俺はなぜ戦い始めたんだ？」
張虎「あああん！？ふざけた質問してんじゃねぇ！！」
グサッ
グサッ兵「ぐああああああああ！！」
カーブー「そうだ・・俺は三種共存を世に訴えたかっただけだったんだ・・」
張虎「オイ！いい加減くだらねぇ自問はやめろ！！ぜりゃあああ！！！！」
ブシャアアアアアア
兵「わあああああああああ
」張虎「いいか兄者！武人てのはな、一度火がついちまったら誰にも止められねぇんだ！！向かってくる敵を殲滅するのみだぁ！！」
シャアアアアアアアアア
兵「ぎゃあああああああああああ
」カーブー「そうだ・・その敵だよ！張虎！俺たちは何と闘ってるんだ！？なぁ！！」
張虎「ふざけんなよ！！今この目の前にいる連中だろうがぁ！！」
カーブー「それは本当の敵なのか！？俺たちは先走り過ぎたんじゃないのか！！？？」
張虎「てめぇいい加減にしやがれ！！死んでいった仲間を無駄死ににする気かぁ！！」
ズシャアアアアアアアアアアン
カーブー「・・そうだよな張虎。お前の言うとおりだ・・！
理由など、もはやない！！」
張虎「へん！見てみろ兄者！第二陣が殺気だってぞろぞろときやがった！」
カーブー「張虎！お前が吼えると俺は俺でいられる！感謝するぜ！！」
張虎「だったら兄者も吼えるんだな！決戦はこれからだぜ！！」
ザッ
「いいかぁ！討伐軍兵士！！
俺がキング・オブ・シャークだぁ！！
手柄を欲しくば殺してみよ！！！！」
すべてを振り切ったカーブー！
怒涛の勢いで討伐軍を圧倒しろ！！
