「今一度問う！なぜ仲間を皆殺しにした！？」
「りゅ、龍豚の道に、は、敗者は不要・・！」
仲間の死に憤る芋助！
そして不気味な狂戦士・猛豚！
互いに一騎当千の猫無双！！
勝つのはどっちだ！？
芋助「人を顧みぬ武などただの暴虐！
その身をもって償え！！」
猛豚「お、お前も・・て、敵か・・な、ならば殺す」
芋助「名刀ニャンテツ剣の名に賭けて貴様を斬る！」
猛豚「ぶひいいいいいい！！」
タタタタタタタタタタ
キザ夫「トンコ！急いで！芋助さんが心配だ！」
トンコ「分かってるにゃ！・・・みゅう？ありは！？」
ドスン・・ドスン・・・
トンコ「アモン！大変にゃ！」
ぴょんぴょん
アモン「おお・・トンコ。何をそんなに慌てている？
それに捕虜にした猫兵の姿が一人も見えんが・・」
キザ夫「やっぱり何かあったんだ！音のした方へ急ごう！」
アモン「よし。何やら不穏な気配だ・・我が背中に乗れ」
トンコ「よち！いちょごう！」
芋助「せりゃああああ！！」
ブン
猛豚「ブヒイイイ！！」
ひらり
芋助「クッ・・（こいつ大柄なくせに素早い！ならば！）
ニャンテツ剣奥義！マタタビ返し！！」
ブン
猛豚「モギイイイイイ！！」
ガイイイイイイイン
芋助「！！（なにぃ！我がニャンテツ剣を拳で受け止めた！？）」
猛豚「わ、わ、我は天下無双！も、猛豚なり！！」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・！！
芋助「な、なんという闘気！！」
猛豚「ブギイイイイイイイイ！！」ダッダッダッダッダ
芋助「突進だと！？逆に斬り捨ててくれる！！」ジャキーン
猛豚「ボギャアアアアア！！」グワッ
芋助「てい！！（またも拳で剣を抑える気か！！）」
ガシーーーーーン
芋助「お見事！だがお前の拳は暴虐に満ち溢れている！！それでは拙者は切れぬぞ！！」
猛豚「ブヒイイイイイイ！！」
ドスンドスンドスンドスン
キザ夫「アモンさん！あそこだ！」
トンコ「にゃんだ！あのちたい（死体）の山は！？」
アモン「捕虜にしてた猫兵の骸だ。しかし誰が・・む？」
芋助「せいやあああああ！！」
猛豚「モゲエエエエエエ！！！」
ブン
くるりんガシーーンキザ夫「芋助さんと闘ってるのは誰だ！？」
トンコ「ちらないにゃ！敵であることには間違いなちゃちょうにゃ！」
アモン「二人とも背中から降りろ。援護する」
キザ夫「ＯＫ！任せたよアモンさん！」
トンコ「あの豚みたいにゃ猫をやっつけるにゃ！」
アモン「フフ・・簡単に言ってくれる」
ビュン
ひらりんカキイイイン猛豚「ポゲエエエエエエエ！！」
芋助「はぁはぁ
（なんてヤツだ・・全く疲労すら見せない！）」ズドドドドドドドドドドド！！
芋助「！？」
猛豚「ぬあ？」
「猫侍！下がれぇ！！」
キザ夫「出たぁ！アモンさんの地獄の突進！！」
トンコ「イケにゃー！！角で豚猫を突き刺すにゃああ！！」
アモン「悪く思うな！豚猫！！」
ガシイイイイイイイン
猛豚「ムギイイイイイイイイイ！！」
芋助「な、なんと！？」
アモン「なんだと！！我が漆黒の角を受け止めた！？」
キザ夫「ＮＯ！なんて馬鹿力なんだ
」猛豚「おげえええええええええ！！」
ブン
アモン「うおおおお！！」
芋助「なんて力だ！あの巨大な黒角竜を投げ飛ばした！！」
ズデェェェェェェェン
猛豚「わ、我は最強！猛豚なり！！」
ブヒイイイイイイイ！！
キザ夫「ＯＨマイガッ！なんなんだ！アイツ！！」
トンコ「ちゅ、ちゅよい！！」
芋助「ば、化け物め・・」
「全く・・アモンも手加減してるんじゃない？」
キザ夫「ＯＨ！？その声は！！」
ザッ
ＵＢＵ「面白そうなことしてるじゃない？あたちも混ぜてよ」
突如救援に駆けつけたう、いや姫姉さま！
無双を誇る猛豚相手に大丈夫！？
