~ニャンパーニュ戦闘地区
ザアアアアアアアアアアアアア
トンコ「全くちどい雨にゃ・・・
しゃてたくちゃんの兵士のご飯をちゅくらにゃいといけにゃいニャ」
キザ夫「OK~ミストンコ!ミーも手伝うよ」
トンコ「当たり前にゃ。あたちだけじゃ死んじゃうにゃ」
キザ夫「しょうがないさベイビー。ボクたちの軍は少数精鋭だったのが急に増えたんだから」
トンコ「増えすぎにゃ。全く、アモンのご飯でさえ大変にゃにょに」
キザ夫「あれ、でもアモンさんは自分の食料は自分で探すって出ていったろ?」
トンコ「ああみえてもディアブロスはシャボテンの花も食べるからにゃ。
どっかにしゃがしにいったにゃ。お肉を食べたいなんていわれたらたまらにゃいにゃ」
キザ夫「そうだねベイビー。さて始めようか」
「私も手伝いましょう」
トンコ「みゅうう」
キザ夫「OH!芋助さん!」
真田芋助
かの名家「ニャンコ真田家」の末裔。先の大戦「猫ヶ原の戦い」でその頭角を現したニャン国無双の一人。猫ヶ原では猫臣軍(ねことみ)に属し敗戦最後まで猫川軍(ねこがわ)を苦しませた。大阪猫の陣の立役者。敗戦後は世界を旅し放浪していたところをロベスニャエールに召喚されニャンコ革命に参加。ジャック隊に属していた。
トンコ「大丈夫かにゃ?ちんようちても・・」
キザ夫「OH~それはボクが補償するよぉ~。なんといっても芋助さんは名だたる猫武将だったお方。ボクらと共に戦ってくれるんですよね?」
芋助「今は捕虜の身。私が抗えば私の部下の命が危なくなります。だから抵抗はしないという意味合いも含め、手伝わせてください」
トンコ「しょれみたことか!しょんなこと言って毒でも入れる気にゃ」
キザ夫「ミストンコそれは言いすぎだよ」
芋助「分かりました。信用してもらえぬのも仕方のない話。ここは引き下がりましょう。ですが私で何か手伝えることがあれば呼びつけて下さい。では失礼します」
トンコ「待つにゃ」
キザ夫「トンコぉ~」
芋助「はい」
トンコ「本当に部下を思うだけの気持ちかにゃ?」
芋助「はい」
トンコ「じーーーーーー」
キザ夫「トンコぉ~」
芋助「・・・・・」
トンコ「じゃあ、しょこのじゃがいもを剥くにゃ。たくちゃんあるけどしゃぼるにゃよ」
芋助「わかりました」ニコ
キザ夫「・・ホッ(よかった・・ケンカにならなくて)」
ドガアアアアアアアアアン
芋助「!?」
キザ夫「WHAT!?」
トンコ「あっちにゃ!」
芋助「!!」
ダッ
トンコ「ああ!こりゃ芋助!」
キザ夫「ボクらも行こう!」
タッタッタッタッタッタッタ
芋助「・・!(物音がしたのは部下たちのいる所・・!)」
タッタッタッタッタッタッタッタ
芋助「・・なっ!?」
猛豚「ま、まだ、い、生き残り、いたか・・」
芋助「お、お前らぁ!!」
「い、芋助さ・・ん・・」 ガクッ
芋助「・・・・!!」
猛豚「ほ、捕虜など、りゅ、龍豚の行く道に必要ない」
芋助「く・・・貴様・・ジャック隊の将であろう・・
・・・なぜ捕虜とはいえ仲間を皆殺しにした・・」
猛豚「お、俺はりゅ、龍豚の道を行く孤高の存在。へ、兵はもたぬ」
芋助「ならばこの手で殺しても問題はないな!!」
怒りの芋助!
その武勇を仲間に捧げろ!