$あたちのモンハン日記
「毎度お騒がせしておりまッス!!」






「うわあああ!ティガレックスだぁ!!」


「に、にげろぉ!!」


ドオオオオオオオオン





「伝令!モンスターの群れが本陣に侵入致しました!!」


スミス「バカな・・!サムソン司令官が援軍に行ったのを知っての奇襲だというのか・・?しかもやつらはゲルハルト隊と対峙していたはず・・・
まさか戦闘を熟知して・・いや!そんなはずはない・・たかだかモンスターに戦術や
ましてや陣形を組むなど出来るはずがない!」



「伝令!本陣内に真っ先に進入した迅竜の軍により警備隊が次々と壊滅!!」



スミス「そのまさかだ・・・。やつらはただのモンスターの群れではない・・。
れっきとした戦闘訓練を受けている用兵だ!

軍曹!全軍、ニャンパーニュ戦闘地区拠点まで撤退だ!」


「しかし司令官は援軍に出たままですぞ!」


スミス「最悪の事態の策は司令官より授かっている!
心配するな!司令官も合流する!」


「ハッ!ではただちに全軍に撤退命令を出します!」


スミス「・・・こんなバカなことが実現するとはな・・。
猫軍だけでなく、モンスターの群れにまで手こずるとは・・不甲斐ない!!」






ドガアアアアアアアアアアアン





$あたちのモンハン日記
グレンジャガー「ざまぁねぇぜ!!
手柄はこのグレン様率いる特攻部隊がいただきだぁ!





バラン「グレン!あんまりはしゃいでやつらの仕掛けた落とし穴に落ちるなよ!」


グレンジャガー「ケッ!てめぇじゃあるめぇし、闘技場の落下地点で罠にかかる様なバカじゃねぇよ!」


バラン「ハハハハ!!その意気だ!よし一気に攻め落とすぞ!!」






猫暦年789年9月29日
ニャスティーユ地区は見事奇襲に成功した川村朝シャーク軍の手中に落ちた。
この「轟竜・迅竜の乱」により川村朝は初の防衛拠点を手にするのであった。
だが、この大一番の裏にはユクモ薔薇十字軍の策略があったことは言うまでもない。

一方、退却を余儀なくされた討伐軍はニャンパーニュ戦闘地区の精鋭部隊と合流。
またギルド帝国軍ラインハルト公は討伐軍にギルド特殊部隊を派遣。
新たな兵力補充と一箇所に集結した討伐軍はついにニャンガス城没落を目指し
その第一の関門である猫牢関に進軍を開始するのであった。

これを聞いた聖猫軍総帥・龍之鉄平は同盟を結んでいる川村朝に後方より討伐軍を
攻撃する旨の書状を送ったのであった。




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BBB「なるほどねぇ~。
俺達に後方からニャンパーニュ討伐軍拠点を叩けってか・・」


バラン「俺は反対だな。今は兵力を温存するべきだ」

グレンジャガー「違いねぇ。勝ったとはいえここで無駄に兵を失ってみろ。
いつ猫軍どもに手の平返されるか分かったもんじゃねぇよ」


$あたちのモンハン日記
ジョー「朗報だ」


グレンジャガー「オウ、どうしたジョー」


ジョー「我がイノブタ特攻隊が偵察中に秘境のハチミツ畑を発見した。
これで食料の補充はしばらく安泰だ」


バラン「うおお!マジか!そしたらハチミツケルビカレーを作ってやるぜ!」


グレンジャガー「うひょ~!久々だな、てめぇの料理食うのも!」


BBB「どちらにしてもこれで空腹ともオサラバ出来るな」


ジョー「して、カーブーは?」


グレンジャガー「大将なら自ら斥候に出かけたぜ」


ジョー「ニャンパーニュにか?」


バラン「ああ。サンダーソニックと一緒にな」


ジョー「ついにジェットドラゴン部隊を動かすのか?」


BBB「いや。やつらは最終兵器だ。今はただの斥候だよ」


グレンジャガー「そりゃそうと、ユクモの連中はあれ以来どうした?」


ジョー「また姿を消したようだ」


バラン「あのお嬢さんのやるこたぁ予想できねぇ」


BBB「確かにな。だがこれでやめる様な女じゃねぇぞ、UBUは」


グレンジャガー「いいんじゃねぇの?今のとこ、うちらには害はねぇんだ。
それにこの拠点を落とせたのもやつらの言うとおりにしたからだぜ」


ジョー「バラン、進軍前に伝言をしに来たキザ夫はどうした?」


バラン「俺らの進軍を見届けたらすぐに消えたらしい」


BBB「大変だねぇ~、あの坊ちゃんも。コキ使われてさぁ」


ジョー「といいながら本当は羨ましいんじゃないのか?」


BBB「ふざけんなsss
俺はUBUの野朗がこの戦に参加しねぇなんてぬかしやがったからここにいるんだぜ。今更、やつのやることに干渉なんかしねぇよ・・。
それに今はここ(川村朝)で討伐軍相手に暴れてる方がよっぽど俺らしく生きれる」


グレンジャガー「俺もそうだ。バランの誘いに乗ってこれほど正解だったことはねぇぜ。それに猫の中にもBBBみてぇな骨太の猛者がいるって知ることも出来たしな」


BBB「よせやぁ~いaya


ジョー「・・・・・」


バラン「どうした?ジョー」


ジョー「・・いや。ボニーたちはどうしてるかな・・と思ってな」


バラン「ボニー・・・無事でいるさ。あの娘は強いからな・・」







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~ニャンパーニュ・猫牢関




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アラン「かぁ~っえ゛!ギルド帝国軍てのはどんだけ兵力をもってんだ。
討伐隊が敗北するたびに補充しちゃあ、前より増えてるんじゃねぇのか?」



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ボニー「呑気なこと言ってる場合じゃないよ隊長!
毎日、この砦から見えるとこにわざと大軍の陣を敷いてこっちの気力を削ぐつもりなんだよ!」


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純平「その挑発にのって、開門し迎撃に出るのを待ってるのさ」


アラン「へん!忍耐勝負なら負けねぇさ。
それに先にシビレを切らすのは向こうさんだ。
長引けば長引くほど兵糧が無くなるからな」


純平「・・・・」


ボニー「どうしたの?純平」


純平「いや・・(おかしい・・。ギルドという所はそんなにバカではない・・。
だとするとやつらこそ何かを待っているのか・・?
ギルド帝国軍からの更なる兵力補充・・あるいは・・)」



ドガァーーーーーン爆発


アラン「どうしたぁ!?」



「討伐軍が大砲を発砲して参りました!!」



アラン「なんだとぉ!!」


純平「これだ・・」


ボニー「え?」


純平「やつらは「兵器の補充」を待っていたんだ・・!」




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アラン「近衛隊!戦闘準備だ!!
野朗ども!いいかぁ!!
何人たりとも猫牢関を通すんじゃねぇぞ!!






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