こないだニュースでもやってましたが、武道が体育の授業で義務づけられるって。

そんなの元からじゃなかったんだって改めてびっくりしちゃいました。

私も中学では柔道、高校では剣道をやらさせられましたからね。

柔道はやってたから当然として、剣道も案外強かったんですよ。

ちょっとだけ自慢(笑)

そう、柔道、少なくとも授業でしかやってない生徒には負けるはずもなく、

負ける訳にもいきませんでした。


で、柔道ではいくらやっても勝てないちょっと、やんちゃな同級生男子E君がしかけてきたのがプロレスでした。

いや、それだって負けないよ。負けないけど、

あれ?なんか今踏まれた指が真っ赤だよ…

「ちょいタンマ」

で自分の手を見たら、E君に踏まれた小指の爪の根元が飛び出して、指もこころなしか変な方を向いてる。

保険の先生に付き添われて学校指定の救急病院へタクシー飛ばして行きましたさ。

病院の先生は私を診察台に横にさせると、そこにいた看護師さん三人掛かりで腕と体を押さえつけさせ、麻酔もなしに飛び出た爪を元に戻したんですわ。

いや、痛いとかそういうレベルじゃなく、気が遠くなる気がしましたよ。まったく。

だって後からレントゲン撮ってわかったんだけど、複雑骨折してたんですよ。

その指を麻酔もなしに思いっきり引っ張って、爪を押し込むんですから、

どんだけサドなんだよ!

でも生来我慢強いのかしら?

もちろん泣かないし、ちょっと呻き声上げただけだったの。

そしたら後で治療してくれたお医者さんからお褒めの言葉が…

「女の子でこれだけの治療して泣かなかったのは君が初めてだよ」

またか…またなのか…

そしてトドメの一言が付き添ってくれた保険医から発せられた。

「すいません。この子男子生徒なんです」

何故謝る?血だらけの柔道着だぞ!下にTシャツだって着てないぞ!

普通これでどう間違える?何か?もしかしてあんた女の子の泣いた顔が見たかったのか?

治療してもらったことには感謝するがこのSの変態め!

心の中でひとしきり罵りつつも、結構あからさまに女子に間違われたのは久しぶりだったので、なんとなくこそばゆさがあったんだよね。


女子的外観未だ健在か…みたいなね。

カラオケとか?


歌いますよ。もちろんお客さんとデュエットもします。

でも声でバレることもないんですね。これが…

実は私ってしなかったんです。

ただ、歳と共に声は少し低くはなりましたけどね。

ついでに言っとくと喉仏も出てませんよ。

ツルンツルンです。

声変わりがなかったことと何か関係があるかはわかりませんが、なので元々特に声を作る必要はなかったんです。

昔から電話の声は親ですら妹と間違えてましたからね(笑)

逆に男性の歌をカラオケで歌う時の方が声が裏返っちゃったり、キーを変えなきゃならなかったりと、かえって苦労させられます。

あともう一つ体質的なものかわかりませんが、

筋肉が異常なくらい付きにくいんです。

今となってはありがたいことなんですけどね…

当時はそれで結構悩んだりしたもんですよ。

実は柔道ボクシングを少しだけやってたんですよ。

もちろん動機なんて単純です。いっぱしにツッパリと呼ばれるグループと行動を共にしてたんですから、ケンカに強くなりたかった。

ただそれだけです。

柔道部に入り、町の道場にも通い、友達のお父さんの経営するボクシングジムでもトレーニングをしてました。

今は全然無理だけど、当時は腕立て100回、腹筋300回続けてやるくらいは全然平気でしてたんですよ。

でも、なぜか筋肉が付きにくいんですよね。ジムの会長だった友達のお父さんも、女の子でももう少しは筋肉つくんじゃないか?と不思議がってました。


この体質じゃなければ?

たまにそう思うこともありますけど、とりあえずはそんなことを思うのはずっと後のこと。

とりあえずこの頃は自分の体質を呪いました

不景気嫌い!

まぁ好きな人もいないとは思うけどね。

おかげでお店も暇だよ。

って、もともとそんなに流行ってる店ではないけどね。

でも、近所では美人ママのやってる店という未確認情報がまことしやかに囁かれてたりもするんだよ。

うちのお客が言ってたことだからアテにはならないけどね。

で、中学に上がってすぐのこと。

今は有名になってしまった都心からもすぐの某お山に遠足に行くことになったんですよ。今思い出してもダサい学校指定のジャージの上下を着て。

で、その某お山で、同じクラスの男子が持ってきていたゴムボールをよそのクラスのとっぽい男子に取り上げられるという事件が起きる訳ですよ。

安っぽい学園ドラマみたいだけど本当の話ね。

私、生まれのせいか変に義侠心みたいなの強くて(生まれについてはその内覚えてたら書くね)、チビなくせに、その後にかなりのワルになるその男子のところに一人で行っちゃったの。

「うちのクラスのやつのボール返してくんない?」

「はぁ?なんで女が来るんだ?」

「女じゃねえよ!返すのかよ?返さねぇのかよ?」

もちろんおとなしく返してくれるはずもなく、たかがゴムボール一つで取っ組み合いのケンカが始まるのですよ。

結局強制送還にこそならなかったものの二人とも先生の監視のもと遠足を続けなきゃならなくなり、謀らずも中学入学割と間もない頃に、先生からは目をつけられ、周りからは一目置かれる存在になっちゃったんですね。

でもそれがきっかけで、まるでそれこそ学園ドラマみたいに、実は中学に入る前から問題児だったその男子と仲良くなっちゃいまして、ちょっとだけスリリングな中学生活を送ることになっちゃったんですよ。

おかげで学校内では私の女の子のような容姿は取り沙汰されなくなりました。

でも一歩学校を出ると相変わらずで、せっかく特注で作った学ランを着て、本人は肩で風切って歩いてるつもりになってるのに

「よぉ!お姉ちゃん応援団かい?かっこいいね」

なんで学生服着てて女の子に間違われなきゃならないんだ?

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たくさんのはてなマークで彩られた中学生活を送る内に、

気づいてはいけない感情に気づいてしまったんですね…

たぶん初恋だったんだと思う。

ワルだけど気さくでちょっと親分肌の不良少年と、女の子みたいな華奢な、似合いもしないのに無理してつっぱっちゃってる男の子。

腐女子的にはかなり美味しい感じの二人の仲は、結局成就するはずもなく、そういう意味ではたぶん私の片想い。

今思い出してもちょっと切なくなる想い出。