おかえりなさい音譜カミング・ホームの

きよみです ドキドキ

 

 

 

 

【比較・競争・嫉妬から平和への道へ

 

 

 

 

私たちは一人では生きていません。つながり

合って生きています。

 

 

「人のふり見てわがふり直せ」という言葉が

ありますよね。目の前に現われる人は

自分を投影した人かもしれないという意味で

この言葉は言われているとしたら、なかなか

含蓄ある言葉ですよね。

 

 

私たち人間には「承認欲求」という欲求が

あります。「認められたい」という欲求

ですよね。この欲求があるおかげで、成長

していけるわけですが、それが過度に働くと

生きづらくなってしまうかもしれません。

 

 

キラキラキラキラキラキラ

 

 

私には5歳下の妹がいます。妹は私に嫉妬し、

私は妹に嫉妬してきました。それは親の

愛情が奪われるかもしれないという恐怖を

抱えて生きてきたからだと思うんです。

 

 

残念ながら妹との記憶はあまりありません。

ですが、私は5歳から自分が孤独な人間だと

分かっていました。

 

 

たまに実家の両親と妹夫婦と食事をする

機会があると、妹からの嫉妬攻撃をもろに

受けます。そして私も妹に嫉妬していると

気づきました。

 

 

でも親の愛は幻想だと分かった今、親の

愛情が奪われるという恐怖を抱えている

ことが滑稽に思えてきたんです。

 

 

心の中で妹に「どうぞ差し上げます」と

つぶやきました。すると、なんだか

親と妹が親戚の人のような気がして、

距離感が生れたんです。

 

 

そんな時映画「未来のミライ」を観ました。

この映画は「お兄ちゃんが妹に嫉妬する」

という内容で、今の私にドンピシャで

とても興味深く観ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は残念ながら「家族の愛」を感じることが

出来ませんでした。ですがこの映画を観て、

パラレルワールドを使って自分を癒すという

方法があるのかもしれないと思いました。

 

 

 

今・過去・未来が重なり合って出来た

別の世界、パラレルワールド。私は今の

自分から過去の自分に声をかけます。

すると「家から逃げたい」という過去の

自分の声が聞こえてきました。

 

 

そこで5歳で里親もしくは施設に預けられた

過去の自分を創り上げました。すると

どんどん自分の中に力強さが湧いてきたんです。

 

 

ご先祖様にも会いました。今まで知ることの

なかったルソン島で亡くなった祖父に(NHK

オンデマンドでちょうどルソン島の特集が

組まれていたんです)。

 

 

イメージの中ですが、激戦区であったルソン島で

亡くなった祖父の恐怖、悲しみを感じて涙が

とまりませんでした。同時に今までなぜ知ろうと

しなかったのか申し訳ない気持ちになりました。

 

 

家族の秘密が暴かれた今、私はご先祖様と一緒

という安心感が湧いてきて、孤独への恐怖が

減っていきました。そして自分の中にあらたな

家族が生まれました。

 

 

すると目の前に現われる「比較・競争・嫉妬」

とても小さなものに見えてきたんです。

 

 

だれしも「比較・競争・嫉妬」は湧くもの。

湧かない人はいないと分かった今、「みんな

同じ」と気づき、もっと大きなものに目を

向けたくなりました。

 

 

それは平和。一番小さなところでは「自分の中の

葛藤」、次に家族間というところで戦争が起きて

います。それらを大きな視点でみてみると、

戦争の火種が小さなものに思えてくるんです。

 

 

その小さな火種を消すことを大切にすることに

よって、平和へと向かうのだからあなどれません。

 

 

「比較・競争・嫉妬」はみんなにあると気づくと

みんな同じ人間だと分かりその時に心の平和を

取り戻す。このことが大きな平和への道へと

つながる信じています。

 

 

だから今日もていねいに心に聞きながら過ごして

いきます。真実の愛がある心にピンク薔薇