高校時代、私は物欲の塊だった。


新しいポケベルやアニエスの時計、

ディオールの口紅。

ディオールなんて

香りが強くて『おぇっ』てなりながら

使っていた笑い泣き




息子はイヤホンに36000円を支払った。


高校時代は欲しいものが

たくさんあるのはわかる。


しかしなぜワイヤレスイヤホンに36000円…


私には全く理解できなかった。


届いた日、

その感動を伝えに2階から降りてきた息子は

私にイヤホンを手渡し

『ちょっとつけてごらん!』と言う。


つけてみると音楽が流れていたが、

これがどうしたの?と聞くと

受験に必須と友人から勧められてると

以前から話していた。

確かにそばで話している息子の声も遠い。


私が『ふぅ〜ん。確かに周りの音が

結構遮断されるんだね〜』と

イヤホンを外した時、

私の右側にあった

テレビの音が聞こえた。

「えぇぇ???!」


テレビの音は全く聞こえてなかったから

音を消していたのかと思ったら…

もう一度イヤホンをする。

やっぱり全然聞こえない。


…これか!!!


ノイキャン…


こんなことが起こりうるのか

何度もイヤホンをつけ外しする私を見て

息子は

『ほらねニヤリ

とニヤニヤしていた。


これは受験勉強に実に有効だ。

しかし手に入れたからといって

実際勉強するかは

また別の話…