「お母さん、
ぎゅっとしてほしい」
夜11時前に
中間テスト勉強を自室でしていた娘が
リビングに降りてきて私に言った。
離婚があと1週間に迫り
不安と寂しさを感じているのかもしれない。
私は椅子に座ったまま、
立っている娘を抱きしめた。
娘がたどたどしく
言葉を発する。
多分泣くのを我慢しているからだ。
お母さん、絶対、死なないでね。
学校にいるとたまに
急に寂しくなって
お母さんを思い出すことがあって
泣きそうになることがあるんだよ。
「ごめんね。
お母さんとお父さんの
離婚に巻き込んじゃって」
私が謝ると、娘は離婚は関係ないと言った。
そんなことはないだろう。
学校で心細くなった時、
父が家を出てしまい
家族でなくなってしまう寂しさと不安が
娘の精神を不安定にしているのだろう。
学校で孤独を感じた時、
もし母親も居なくなってしまったら
と言う不安。
思えば娘はどちらかと言うと
旦那と一緒にいることが多かったかも
知れない。
長男が初めてのことは
私も親として初めてだったため、
息子にかかることは
常にアンテナを張っていた。
その分娘については、
2人目で、ある程度予測がつくため
旦那でも大丈夫でしょと
どこか手を抜いていた気がする。
私は娘を膝に乗せて抱っこした。
いつのまにか私より
身長が高くなった娘は
私にとってまだまだ小さい頃の娘のままだ。
お母さんは死なないし、
今自分の勉強も始めて、
やること沢山あって人生楽しいよ。
子どもは父ちゃんに見てもらって
お母さんが1人で家を出た方が
2人にとって金銭面的に有利かも
とも考えたけど
子どもたちと一緒に生きていくことができて
本当に良かったと思っている。
久しぶりに生きがいを感じているから
安心をしてね。
絶対に死なないから。
と伝えた。
娘は泣いている。
過去に私に冷たい態度をとったことを
謝り始めた。
でも私はなんのことを言われているのか
全然覚えていなくて。
娘は私に傷つける言葉を言った後
ずっと自分に突き刺さって
後悔していたようだ。
人を傷つけたと感じられる子でよかった。
旦那に似てしまったら、
傷つけたことすら
気づかない子になって
しまっていたかもしれない。
全然覚えてないから大丈夫。
でも相手に傷つける言葉を言うと、
自分が苦しむ、
そういうことがわかってよかったよ。
と言った。
一緒に布団に入ってからもしばらく
話していた。
寝たのは1時過ぎ。
中学生は忙しい。
時間に追われて、話したいタイミングで
自分の気持ちを話せず、
溜め込むこともあると思う。
でもたまに娘の悲しい気持ちや
寂しい気持ち、不安を察して
話を聞いてあげられる時間を
作ってあげられるようになりたい。
娘が小さい頃、どうしてもディズニー行くのに着せたくて購入したアリス☝️とエルサ👇
もう洋服は処分してしまったけど、
あの頃のかわいい娘の写真も私の記憶も
宝物です。